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[深く、頭を下げたまま須藤を見送る。
途中、小鳥遊に声をかけているのが知れたけれど、内容までは聞き取ることが出来なかった]
──ごめんなさい、なんて、……。
[謝る資格は、なかった。
本当は、誰に対しても]
『いや…だ…いや、いや、いやああああああああああ!!!』
[車両内に、高い悲鳴が響き渡る。
ゆっくりと頭を上げれば、見えたのは──此処に来たばかりに見たのと同じ、青白い炎。
それらは徐々に数を増やし、櫻木の身にたかってゆく。
彼女の体がぐらりと傾き、床にくずおれるのまで最初の出来事をなぞるようで。
薄い炎越しに少女の身体が透け、ゆらゆらと揺れ動く様子は、どこか幻想的でもあった]
[号泣する村瀬に向けて伸ばしかけた腕は、すぐに力を失い垂れ下がる。
誰も、誰に対しても、謝ることは出来ない。
こうなることを選んでしまったのは、……選んだのは、自分だ]
──、……っ、………。
[乱れそうになる呼吸を抑えるのも、もう慣れてしまった。
寒さを堪えるように両腕でその身を抱き、唇を噛む]
いつになったら、……おわる、の。
[こんな異常な状態に順応して、人を殺すことを躊躇いなく選んでしまえる自分は、きっと狂ってしまっている。
もし鬼を全員見つけたって、元の世界に帰ったって、恐らくその事実は変わらないし、死んだ人も戻ってこない]
[制服のポケットの中で何かが擦れる音がする。
指先を差し込めば、固く薄い感触があって、──手触りから、近藤から貰った飴玉の包み紙だと知れた。
睫毛の先が震えて、視線を動かせば、村瀬から受け取った彼のスケッチブックが見えて]
……………、
[処刑を行った直後は、何時も身体が重い。
萎えそうになる脚を内心で叱咤しつつ、一歩一歩、それを置いてある座席へと近づいた]
……もう少し、……もう少しだけ、………、
き、……っと。 あと少しで、終わるから……。
[たどり着き、裏表紙に掌を添えて、細く小さく呟く]
/*
7>5>3>EP
だから、縄足りるよね…?
狼が勝つには博打でも占噛みか霊噛みだったんじゃ。
んー……弓槻くんが鬼の可能性もあるのかな。
/*
小鳥遊先生が黄泉還りの可能性もあるかもかなー。
縄数が足りる中で、『わたしが残りの黄泉還りだとか言うのなら、それなりの根拠は提示してね』は、防御だよね。
んー、2日目の須藤先生からの小鳥遊先生疑いは、ライン切りあるかもしれないね。占い師襲撃だし。
切りが須藤先生から一方的なので、その面考えあわせてみよう。
/*
弓槻くんが黄泉還りである可能性……。うーん。
彼が黄泉還りであっても狂人であっても、偽COは悪手、て点で変わらないからなぁ……。
CO状況で考えてみた方がよさそう?
/*
寺崎くんは、コアタイムが限られているから動きがゆっくりに見えるのだけど、一番自然に見えてる。
須藤先生と仲間だとすると、須藤先生側から1日目から切りつけられてるってことになるんだよね。
寺崎くんの初動がそんなに拙いとも思わないし、須藤先生の論の進め方であれば彼を疑わないやり方も出来たはずで。
小鳥遊先生と比べたら、より須藤先生と仲間っぽくない気がする。
ここも後で見なおしてみよう。
[いつの間にか眠り込んでいたのか、目元を擦って身を起こす。
長澤の問いかけに気付いて、ほつれた髪の毛をほぐしながら口を開いた]
うん。 弓槻くんが鬼でも補佐者でも、拙い一手であったことは間違いないと思うよ。
ただ、弓槻くんが本物である可能性を残しておいた方が、まだ弓槻くん自身の生存率が上がるから。
加えて、私が鬼……いいえ、黄泉還りと呼んだ方がいいのかな……である、可能性も残せる。
だから、まだ補佐者の可能性の方が高いかなって思ったの。
弓槻くんが偽者だって確実に分かっちゃったら、前回の投票で仲間が処刑を免れても、次の回で十中八九自分が死んじゃうでしょう。
補佐者かもって思わせて放置されることを狙うにしても、有耶無耶にしていた方が、まだその可能性は高かったんじゃない?
[指先に毛先を絡めて、考え込みながら言葉を紡ぐ]
……ただね、須藤先生が黄泉還りだってはっきり分かって、梨羽ちゃんが潔白だって知って、櫻木さんが襲われたのを見て。
弓槻くんが鬼の可能性も、なくはないのかなって考えているところ。
[テープレコーダーを巻き戻す。 流し聞きながら、手帳を開いた]
あのね、さっきの投票の前、須藤先生が最初に自分と梨羽ちゃんと寺崎くんの中から処刑先と調査先を選ぼうって言い出したでしょう?
あれって、黄泉還りを見つけるために最善の方法を提案するっていうアピールだったと思うのだけど、本当に採用されると、自分が死ぬ可能性が高くなっちゃう。
[新たなページに、現在黄泉還りの可能性のある三名の名前を書き込んでいき]
……だからこそアピールに成り得るとはいえ、寺崎くんが仲間の場合は高確率で二人ともが捕まるから、ここが仲間同士である可能性はやっぱり低いと思うんだ。
弓槻くんに鬼じゃないって言われて、一旦は安全な位置に移動した小鳥遊先生が仲間であった可能性はそれなりにあると思う。
弓槻くんが鬼の場合は、彼の偽COが須藤先生の処刑先提案を中和するためのものだった……のかな。
[カチ、とシャーペンの頭をノックする]
長期的な視点で考えれば、私まで容疑者に含めておくために、弓槻くんは偽COしない方が良かった。
小鳥遊先生を再び処刑や調査の対象に含めることで、目先の処刑や調査から須藤先生を逃がす余地を増やすことは出来た……のかもしれないけれど。
……以降の美空くんの調査結果は全て真実であると皆に明らかになるので、やっぱり上手い手ではないね。
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