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[熱いと感じたのは一瞬で、恐ろしい勢いで、痛いほどの勢いで傷口から熱が抜け落ちて行った]
死んでも消えないんですね。
……ずーっと見ているんでしょうか、みなさん。見ていたんでしょうか。
[床に広がる血を見ながら、静かな表情]
どうしたら、楽になれるんでしょうね……。
なにを!
[それは誰に向けた言葉か。
道化じみた仕草でこちらを向くニーナへか。
ナイフを振りかざすシャーロットへか。
この場でもなお、普段と変わらぬ調子で、二人から目を離すヴィンセントへか]
やめなさい!
[反射的に、自分の手につながる愛娘を抱き寄せて視界をふさぐ]
[ローズマリーの声に愕然として振り向く]
・・・どうして、そんなことがわかるの?
だって、あんな芝居がかった態度で否定もしなかったじゃない。
……?
それは、私も知りたいですね、シャーロット。
[>>3倒れるニーナに目を見張るものの、人間、との叫びに問いかける]
――楽に?
[自らを死の淵にへと手を掛けた女は、
今、自らと同じ空間に居る事に、少しだけ不思議さを感じつつ]
なぜ、そう思うの?
[純粋な興味を抱き、尋ねた。]
[シャーロットとヴィンセントに答える]
うちに伝わる呪いの鏡…
本当に殺意を持つ人間を映すと一定時間後に割れるのよ。
でも…ニーナを映したこの鏡は反応しなかったわ。
だからニーナはただの村人なのよ。
[鏡面部分は隠してるが普通の鏡に見えるそれを二人に見せた]
ニーナがただの村人、ねぇ。
[ローズマリーの声が響く。
俄かにざわめき出す生の空間を、
何処か鏡越しに眺めるような眼差しを向け、指で顎を弾いた。]
じゃぁ、まだこの惨劇は終わらない、ってことだね。
ローズマリーが、WolFの手引きをしていなければ、だけど。
[鏡を見つめながら呆然と]
で、でも、ニーナはラッセルを…。
それにあんな話してたのよ?
なんでそんな話をしないといけなかったの?
あんなことを言わせた誰かがいるとでも?
魔女、霊媒の次は呪いの鑑か。
[ニーナを抱えて外へ向かいだす。
ドアでまごまごしたのち、退室間際にシャーロットへ視線を向けた]
ニーナのしたことと、シャーロットのしたこと、何が違うのかな?
[言って、倉庫を後にする]
[驚いた様子もなく青年を見た]
名を借りているのを見られましたか。
そうか、死者は、じぶんを殺した者と会えるんですね……。知っているのでしょうか。
[謝罪はなく。しばらく考え込むが>>+2に顔を上げる]
え?
ああ……死んだ人は楽になったと思っていたんです。もう、疑ったり、脅したり、傷つけたりしなくていいんだろうって。
でもこれでは──ただ、体が無くなっただけで──楽にはなれない。
[誰かを探すかのように、遠くに視線を置いた]
そんなものが。
[>>9ローズマリーが二人に鏡を示す様子を倉庫の入り口から眺めて。
一度、ニーナを抱くヴィンセントに視線を向ければ、昨日の惨事と重なって、目を伏せた]
[反射的にヴィンセントの言葉を否定しようとしたが口を開いても言葉が出てこない。]
……。
[倉庫から出ていく後姿を見送った後で再びラッセルの倒れていた場所へ視線を。]
でも、殺された人にとっては幸いなのかもしれません。
[視線をラッセルに戻す]
殺したものに……フクシュウする機会を得ることができますから。
名を、借りている?
[不思議そうに問い返した。]
そう言えば…――
[ふと引っかかる事を思い出し、しばし考え込んだ。
自室に仕舞いこんだ件の彼に対する、幽かな違和感。
あれはいつ、感じたものだったのだろうか。]
死んだら楽になれる、その話は幻想だよ。
死んだってしがらみから逃れられる訳でもない。
嫉妬も、独欲も、なにもかも全てが等しく存在する。
もちろん疑う事だって、ね?
―― 自宅・診療室 ――
[まだぬくもりのある身体から流れ出る血が点々と倉庫と医院の間を繋いだ。
田舎の小さな医院で出来ることなどたかが知れている]
君は、どうして僕を咎めなかった?
[ベッドに横たわらせたニーナの手を握る。
こわばった指先を開いて、手のひらで包み込んだ]
殺すなんて出来るわけないって知っていたんじゃないか。
[そうして、祈るようにニーナの名を呼ぶ。
答える声も、自分を呼ぶ声も聞けぬまま、翌朝目覚めたときに目にするのは、大切だった看護婦の*なきがら*]
一応、聞いておきたいのですが。ローズマリーさん。
その鏡で、今まで誰を見たのです?
それから、まだその鏡は機能していますか? 今、誰かを映したら、わかるのはいつです?
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