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[骨が見つかっても、仕事は変わる事はない。
いや、その日は1つだけ仕事が増えた]
ありがとうございます、お弁当のつぐみ亭です。
……はい、カツ丼ですね。2つ。
駐在所へ。
分かりました、出来上がり次第お届けしますので。
ありがとうございましたー。
[そう言って電話を切る。
そのカツ丼が事情聴取に使われる事は
モミジはまだ*知らない*]
[なんやかや、やってる内に結局空き地からは追い払われ。
自宅に戻った後は、以前の取材メモを出してあれこれ思案して、時を過ごし、翌日]
……んー……なんよ、騒がしい。
[もそ、と布団から顔を出して呟く。
とはいえ、周囲には誰もいない。
けれど、感覚は『何か』をしっかり捉えている]
はいはい、言いたいことは簡潔に。
……というか、なんで俺に群がるかね、あんたら。
[くどいようだが、独り暮らしのアパートには、他に誰もいません]
― 26日・深夜 ―
………今日は舞姫は居ないのかな。
[少年を送り届けた後、空き地に戻って辺りを見回す。
そこにはただ、昨日と同じ月光が注ぐだけ。]
もう来ないなら、残念だなぁ。
せめて、名前くらいは聞いておくべきだった。
[ほんの少し本気の混じった声で呟いてから、
ブルーシートの方へ近づく。]
……んで、なに?
……はあ?
……『関わりあるのが、ひとつ、欠けた』?
なんよ、それ……って、おーい、説明してから消えろってば。
[意味が通るような、通らないような。
そんな言葉を残して、『お客さん』はきえていく]
……相変わらず要領えねーなー……。
ま、『お知らせ』あった、って事は、何かしらあった、って事だろし。
あとで、確かめに行くかぁ……あふ。
[呑気に言いつつ、欠伸をひとつ。
要領得ない『お知らせ』が、警察のお仕事と結びつくには、まだまだ情報ピースが足りていなかった**]
― どこかの道ばた ―
あれいいなあ。
[思い出すのはいつものじゃない駐在さんが持っていた割り箸ピストル。
隣の白髪の警部さんは怒らなかったからきっといい人]
作ってくれるかなあ。
[いつものじゃない駐在さんが散々怒られたところは知るよしもない**]
―― 27日 新聞社 ――
はい、終わり。あとは頼んだぜぇー。
[フユキの原稿が紙面に載るまであと1日。
メガネを外して目元を指圧した。
と、鳴る電話]
少しは休ませろよ。ったく。
……はい、XX新聞です。
え? ええ、栗田は私ですが。いえ、私がお伺いします。
―― 駐在所 ――
若者が本を読まなくなっているって取材ですよ。
そのとき渡しましたね。
[初老の警部から見せられたのは、自分の名刺とクルミの写った写真。
いくつかの質問に続いて、デンゴの写真も見せられた。
何食わぬ顔になるよう努めて、視線で隣の空き地を示す]
時々そこで遊んでいる子供ですよね。
昨日も、2時3時頃にその辺走り回っているの見ましたよ。
何かあったんですか?
[質問に警部が答えることはあるはずもなく、追い出されるように駐在所を後にした]
[習慣になっている朝の新聞を開いて、
新聞に乗ろうとする猫と攻防を繰り広げつつ
ざっと記事を流し読む。]
空き地から3日連続人骨…か。
頭、足、腕……
―――今日は背骨。
ころころと可愛いひと繋がりの骨。
明日は肋骨。繊細なカーブのひと揃い。
…もうすぐだよ。
もうすぐ、君が"出来上がる"。
[詠うように言って、傍らの包みをそっと撫でた。]
さて。空き地の様子でも見てこようか。
お弁当も届けないといけないしね。
[行ってくるよ、と白猫を撫でて、
からりころりと店を出る。]
ただいま―――あ、タケさん。
留守番してもらってたんですか。
いつも、助かります。
[店で茶を飲んでいた近所のご隠居さんに
頭を下げて礼を言う。
客が来た、との言葉に、少し首を傾げ、]
…近所の小学生が、話を聞きに、ですか。
呪い人形の話を?
穢れを人形に移して、人に拾わせる…って
あの話ですよね。
……ああ。そちらも話されたのですか。
死者の骨を拾わせて、命を少しずつ奪ってくる…
そりゃぁ、迷信ですよ。
死者が復活するとか、話が出来るとか…
そうですねぇ。よっぽどの念が介在すれば…
…って、タケさんまでそんなおとぎ話を。
[からり笑い飛ばして、茶を一口。
そして、ぽつり呟く。]
……ええ。似てますけどね。今の状況。
[動物病院前。
男がたらたらと歩きながら考えている]
……。
出来上がってきている気はするよな、犬。
[自分の考えを肯定して欲しげに犬に話しかけ、]
……ん?
犬。お前がくわえている骨はまさか例の。
ちょっと貸してくれ。いや待ってくれ凄く痛いです。
スーツが、スーツが破けますけど。
[骨の玩具を取り上げて肩口を犬に噛まれている]
[ひと悶着のあと、着衣の乱れを直し]
玩具だな。最近の玩具は良くできてる。
まあ想像の範囲内だな。完璧にな。
シケたもんだが、これは貰っておくぜ、犬。
恨むのなら無力な犬に生まれた自分を恨むことだな。
[猫派、無意味にニヒルに去って行く]
[ざわめいた声が聞こえる。
駐在所から飛び出した警部の後を追って、空き地の方へと]
現代アートか?
[ブルーシートの向こうに一瞬見えたものに鼻で笑った。
ピラミッドのような山形に組まれた、いくつかの、恐らくは肋骨が危ういバランスでそこに鎮座していた]
[それから小学校へ赴き、デンゴの足取りを追う。
昨日、自分より後に少年の姿を見たと言う人物には巡り会えなかった]
気をつけろっつっただろ。
[足は弁当屋へと向かう]
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