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んーと。地図の解釈もいいけど、確かそこの棚に9世紀かそこら付近の本、あったよねえ?こないだの大掃除のときにー
[同意を求めるように見渡して]
どっこだったけなー
[雑な書棚へと手を*伸ばした*]
いい名前。
[>>2名付ける声を繰り返し、古い地図の、穴の部分をなぞる。
>>0:59川は北から南よね、と思い出しつつそこも指でなぞり]
そういえば、教授が場所を特定したのだから、広域地図を見てもいい……のよね?
あ、サーディ、9世紀はそっちのガラス戸のところ。
[>>5雑にしまっても場所は*覚えている*]
[引いた籤の結果は、外れ]
よっ、イェンニ編集長っ!
ヴィルコラク、ですね
うへへへへ… はい、了解しました!
[マジックペンで「へんしゅうちょう」とでかでか書いたタスキ(古新聞紙製)を、イェンニへ]
そーんなホン、ありましたよねー
[ガラス戸棚の中を引っかき回して本を出す]
広域地図も参照し
この本の[ページぱらぱら]既述など如何か。
通称「[ストーカー]王」
この破れ地図の地域の、9世紀頃の主かと思われます
あーはずしちまったか。赤と編集長は相性が良いって聞いたから新調して人参まで持ってきたのによ。
古新聞編集長よろしくな。
[ラウリのタスキ>>7を見ながらくすくす笑う]
ヴィルコラクか…いい名だな。
[うんうんと頷きながらラウリの言葉に>>8はっとして]
ストーカー王 【ヴェルフェルミ=アイ・ヴァンホー】か? あの当時としては異常な情報戦を旨とした?
確か政治戦略とも執拗に追いつめ、また性格もねちっこいので有名だったな。
その王に反旗を翻した地域はいくつかあったが、…そうかヴィルコラクがそうだったのかもしれないな。
よろしく、イェンニ編集長。
さっそくいい名前がついたね。
[地図のコピーへ、『ヴィルコラク』の名を書き込む]
ストーカー王、またの名をヴィルフェルミ執着王、だね。
彼に抵抗したこの城の主に……【シュテル・ラウフ】を置いてみようか。
いくつかの伝承以外に、詳しい資料が残っていない英雄だけど、時代と地域は合う筈。
ここを拠点に、執着王に立ち向かっていても不思議は無い。
執着王ヴェルフェルミって、もっそい嫌な奴だったらしいなぁ。気にいった女がいたら、臣下の嫁でも息子の嫁でも無理矢理、自分のものにしちゃってたとか。
たしか第三王子のマッテオの嫁さんの……なんて言ったっけ。
[執着王の記載のある頁をぱらぱらとめくり、つ、と指でなぞる]
……そうそう、イレアナだ。
マッテオが地方の暴動を鎮圧しに向かってる隙に、嫌がるイレアナに手を出そうとして。可哀想に、イレアナは高い塔から飛び降りて自殺しちゃうんだ。
それをきっかけに、各地の暴動がいっそう激化したとか。まあ、そうだよなぁ……。
そうそう、アルマウェルの言うとおり、
かの王の名は、執着王ヴェルフェルミ=アイ・ヴァンホー っですね[きらっ☆]
[本のページ、ぱらりぱらり]
執着王の厭らしいやりくちについて、ですが。
ウルスラのいうスパイ的集団を用いた情報取得の他、
各地の暴動、ヴェルフェルミへの組織だった抵抗に対しては、工作員を送り込み、幾度も内通を成功させたり、抵抗集団内の内輪もめを引き起こしたりしたとか。
そーゆうハナシのようです
かのスパイ集団のリーダーの名前、は…
…うーん、
今のところ、見つりませんが…
一説によれば、
そのリーダーは“L”とも呼ばれていたようです
これって、本名の頭文字から取ったのですかね??
[チーズケーキを口へ運びつつ、書物を捲っている]
ところで、ウルスラ。
このチーズケーキ、ほんとうに美味いですね。
ありがとうございます。
ああっ、カンドーですっ!! [きらきらきらりーん!]
[マティアス>>14に頷く]
嘆きのイレアナ、か。
マッテオも結局戦死しちゃったけど、父王の逆恨みによる謀殺って説まであるよね。
ま、シュテルの伝説に比べればリアルな話。
現実的な話に落とし込む、ね。なるほど、それも面白そう。
スパイの暗躍を逆手に取って、とてつもない英雄がいるって情報を流すのも、一種の戦略。
……と言いつつ、その絶品チーズケーキの味わいをレシピに落とし込めない俺がいる。
まずは味合わせてもらおう。
[ラウリのきらきらした表情>>19を横目に、一切れもらう]
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