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それは――
[>>5言葉に詰まった訳じゃない。
ただ苦笑して、少し笑った]
だれが、一番よく知っていると思いますか?
[途中で道を分かつ男の背中に、ぽつりとつぶやいた]
[>>8冷たい水の入ったグラスをヴィンセントの前に置く]
え?ウェンディが?
あと4人…。
[そう言われても、WolFがどうやってウェンディを殺したのか見当もつかなかった。]
― 村長の家 ―
シャーロット、いますか?
[分厚い扉を、ノックする。
ラッセルへの土産のペーパーナイフを、手に持ったまま]
[殺しに来たというヴィンセントをまじまじと見つめる]
それは私がWolFの容疑者だから?
今日、鏡が割れたわよ。昨日映した相手は…
[いいかけたところでやめた]
まぁ、何を言っても仕方ないわね。
好きにしなさいな。
あなたが私を殺す事を本当に望むなら…
それを止める術を私は知らない…。
[ため息をつく]
そ、そうよ。
[強く握られて痛いと言わんばかりに顔を歪める]
シャーロットを映した鏡が割れたわ。
[何かに気づいたように]
そういえば、シャーロットは今どこに?
[じいと見つめ、ヒューバートを見送りつつも、ヴィンセントの後についていく]
……。
[心配は誰へのもの*だろうか*]
[呼びかけ >>11 に応じて扉を開く。]
あら、ヒューバートさん。
ウェンディちゃんはお元気かしら?
[悪意ある笑みを浮かべて中へと招き入れます。]
[外に飛び出すヴィンセントを>>16見送る…が]
マスター、少しだけ出かけていい?
やっぱり…気になるから。
[マスターの許可をもらってシャーロットとヒューバートの元へ]
[>>18娘の笑みに、わずかに目を開いた]
――く。
[肩を震わせうつむいたあと、ぴしゃりと顔を手で覆う]
くくく。あははは。
なんですか、それは。どうやって、あなたから真実を引き出そうか考えていた私が、馬鹿みたいではないですか。
そうか。そうですか。
[くるりと弄ぶ、梟の飾りのペーパーナイフ――ラッセルの命を奪ったそれ]
これ、ねえ。私が彼に、渡したものなのですよ。災いを避ける、と。けれど、このナイフが、彼の命を奪ってしまった。
[見せつけるように、刃を相手に突きつける*]
あなた、何でウェンディに手を出した?
[看護婦の後を追って、外に出たが後ろ姿は見あたらず。
村人たちの姿を探すように村を彷徨った]
…どこに、いるんだろう。
あ。
[目に入ったのは酒場から出てきた医者と、酒場の女。
そしてそれを追う看護婦の姿。
見失わぬよう、それを追いかける*]
もう少し激昂してくれると嬉しかったのに。
その様子じゃ先生を殺した帰りってわけでもなさそう。
[ナイフをつまらなそうに眺めやり]
少し血の量が不足している気はするけど、奥の二人を合わせれば… 何とかなるかしら?
自分の目で見られないのは少し残念かもしれないわ。
[女が村長の家に行くと、ヒューバートがシャーロットにナイフを突きつけてるところだった]
ヒューバートさん…
シャーロットを殺してウェンディは喜ぶかしら?
[敢えて声を抑えて]
……。
[そうして、青い髪の少女の元にたどり着く]
私の姿は見えないんですよ……ね。
[背後に金髪の少女の姿を認めればふわりと手を差し伸べ]
[村長宅へ辿り着くと、息も絶え絶えに言葉を発する]
ヒューバート、君がローズマリーの鏡を信じるなら、シャーロットがWolFとなる。
[強い風がざあと吹いた。
自分の髪は、かけらほども揺れないけれど、皆の髪や服ははためいていて、もう、地上には居ないこと実感させた]
……ああ……。
ここでは、最後に……見つけられたんですね。見つかってしまったんですね。
[悲しそうな、どこかうれしそうな表情]
「終わる」んですね。
それは残念でしたね。
ヴィンセントは今頃ローズマリーを――
[>>23つまらなそうに向けられる視線、少しだけ肩をすくめたが、扉が開き姿を見せるローズマリーと医者に眉を上げて]
おや、おや。
[ローズマリーの問いかけも、ヴィンセントの忠告も聞こえてはいたが、答えずに]
血、ですか。
魔女のまねごとでもする気ですか?
[シャーロットへの問い、ゆるりと首を傾げた]
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