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>>4メイ
[人の気配に入り口へ目をやるが、ランプの明かりはそこまで届かない]
おや君は……メイ……か?
ここにいるのは私だけではなかったようだな。
ふむ、それがいい事なのか悪いことなのか……。
いや……ここはあまり良い所ではないような気が……。
……何を言ってるんだ、私は。ここは私の村ではないか。
そう、私の故郷。のどかで良い村だ。
ふむ……困った。私は何を忘れているのか。
[視線を宙に泳がせながら記憶を辿る]
そうだ…早く仕上げなければならない仕事があったはずだ。
仕事のこと忘れるなんて、一体どうしたのだ私は!
>>11カミーラ
おや。君は……誰だったか……。
見覚えがあるようなないような。
むう、さっきからこんな調子だ。おかしいな……。
なにやら感覚が希薄で…思い出せない事が多いように思う。
―集会所の片隅―
[いつからそこにいたのか、ずっとセーターを編んでいた]
おやおや……人が集まってきたねえ……。
……こんなことが、昔もあったような気がするねえ……あれはいつのことだったかねえ……。
[ふ、と気が付けば何らかの建物の傍に立っていた]
…いやですわ、私ったら何故こんな所で立っているのでしょう。
でも、おかしいですわ…私は何をしにここへ来たのかしら…?
[何か思い出せるようなものが落ちていないかを確かめる。しかし足元には何も落ちていない]
うぅん…ありませんわね…。
[傍にある建物へと近付いて中の様子を伺った]
どなたかいらっしゃるようですし、ほんの少しお話を聞いてみる事にしましょう。
そうすれば、私がここに居る理由も少しは解るでしょう…。
ごめんくださいまし、少々お話を伺いたい事があるのですが…
[軽く建物…集会所の扉をノックする。反応があれば入って行くだろう]
ぅう〜う、さむいっ!
ああ、人がいた、人がいた。
よかったよ〜…って、なんだい部屋の中真っ暗じゃないか、辛気臭いねぇ。
暖炉の火も点いてないのかい、まったくぅ…。
[とぶつぶつ言いながら勝手に暖炉に薪をくべる。]
はぁ〜あ、これでやっと人ごこちついたよ。
これでワインでもあれば完璧だねぇ。
あ、ああ、みなさん、ごきげんよう。
はじめましてー。
[と、とってつけたような優雅なお辞儀。]
んんんっ?
ちょいと、ちょいとおばあちゃん、いい物編んでるじゃないのさ。
それ、セーター?よかったらそれちょっとあたしに…。
って、おばあちゃん?!おばあちゃん?!
息してる?ちょっと?!
[と、片隅に座るデボラの頬を軽くピタピタ叩く。]
…!!
息はしてるけど…。
あたし…、あたし前にもこうしてた…?気がする………。
ああああ!!
あたし、あたし、この人知ってる………!!
前にもこうして…、あたし、この人が息を引き取るとこみてた…!
…って?なにこれ?
どういうこと…?!!
ここ?…あたしたち、どこに居るの?
[そっと集会所の中へと入れば集まっている人の姿が目に映る]
……あら、皆様こんばんは…?
今日はとても冷えますわね、風邪など召されませんようお気を付け下さいませね。
[首を傾げて1人1人の顔を見渡して行く]
うぅん…やっぱり初めまして?
でも、違うような…
-集会所-
>>14メイ
そ、そうか。明るいほうが、いいな。確かに。
[少し戸惑いながらぎこちない笑みを浮かべた]
>>16デボラ
デボラさんいたのか。気づかなかった…申し訳ない。
ふむ、今日は何か集まりがあったか?
>>19ステラ
また誰か来たようだな。
[扉を開け、ステラを招き入れる]
まだ雪が残る外は寒かったろう。
>>20カミーラ
ああ、気が利かなくてすまない。後は私がやろう。
[さらに薪を追加して、ついでにケトルを乗せる]
>>15メイ
『カミーラ』……そうだ、カミーラだ。
[メイの声に思い出したように手をポン叩く]
>>22カミーラ
……そういえば、どこで会ったのだったか。
[記憶を辿るが、見慣れた村の風景に彼女の姿はない]
……買出しにいった街……か?むう、私はボケてしまったのだろうか。
>>24カミーラ
縁起でもないことを言うな。
デボラさんは一見死んでいるように見えるがきちんと息をしているし、いまいち規則正しくはないが心臓も動いている。
[そこまで言ってから、ふと考え込んだ]
……?
[何かが引っかかるが思い出せない]
>>28ステラ
何かあるから来たのではないのか?
[小首をかしげる]
ふむ、困った。私も何故ここに来たのか思い出せないのだ。
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