[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[黒衣の娘――ドロテアからは、どうやらそれ以上の説明はないらしい。
とはいえ、何か問いかけようにも言われた事、そして刻まれた事が全て、という感じもしていた]
……『ゲーム』とやらが終われば、後は自由に……って事でいいんでしょかね?
[それでも、一応は浮かんだ事を問いかけてみる。
しかし、それに対する返答はなく。
やがて、黒衣の娘はゆるりと踵を返して大広間を出て行った]
…………いやはや。
ほんっとコレ。
参るわ。
[主にここからの身の振り方をどうするか言う意味で、とは。
言わずとも伝わるか。**]
あー、っと、そういやそっちの人ははじめましてだな。
俺はカウコ。
……この状態でよろしくできるかどうかはともかく、よろしく。
[暗に、どころか明確に殺しあえと言わんばかりに刻み込まれたルールを思い返し。
苦笑を浮かべたまま、イェンニに名乗り]
――とりあえず、お茶でももらおう……
[どうしたもんかと悩みながらも、メイドにお茶の用意をしてもらうのだった*]
ほんとにねぇ。
[厄介、という言葉>>13に相槌ひとつ。
メイドにお茶の準備を頼む声>>14に、は、と小さく息を吐いて]
あ、俺にもいただけるとありがたい。
[ひら、と手を振り、自己主張。*]
[カウコという男はただの情報屋だ。
いろんな人が必要とする情報を集め、売り買いする。
その情報も自分の足で集めることもあれば人伝いに集めることもある。
そして、この屋敷にきたのも、そんな情報集めの一環で――]
[けれど、今思えば、呼ばれていたのだろう。
この、宴のために。
そのために、普段なら森の中まで来ないのに、足を運んでしまったのだ。
宴に鬼は、必ずいるのだから――]
[鬼になったからといって、思考、人格、すべてが変わるわけではない。
ただ、ほんの少し。
食欲を向ける先が、かわったような。
それも、今はまだ、はっきりとはしていない*]
……そういう事、だといいねぇ。
[とはいえ、今すぐ何かしろ、と言われても、正直困る。
多少の時間の猶予があるなら、なんとか外に出られはしまいか……とか考えつつも表には出さず]
それを言ったら、俺だってたまたま通りががっただけ、だけどねぇ。
……知ってて逗留してたりしたら、それはそれですげぇな。
[こちらもお茶のカップを手に取りつつ、こちらもからくりの鳥を見やり]
なんか、知ってたりしませんかねぇ。
[ぽつ、と漏れた言葉は少しでも情報が欲しいという気持ちの表れ。*]
[複数の視線を向けられたからくりの鳥は、硝子珠の瞳をそちらへ向ける。
こて、と首傾ぐ仕種に合わせ、かたん、と小さな音が響いた。*]
[お茶の香りと温かさは、こんな状況だが気を鎮めてくれるもの。
とにかく、冷静にならんと、と。
軽い調子崩さぬ外見とは裏腹、内面は色々と忙しない]
そこらは、直接当たってみるしかないかもねぇ……。
話してくれるかはともかくとして。
[カウコ>>19に頷きつつ、またお茶を一口。
外に出てこない辺り、ヤバいタイプじゃなかろうか、なんて思いつつ視線を向けた先。
こて、と首傾ぐからくりの鳥>>18に、おお、と思わず声が上がった]
そこらは門外漢だからなんとも言えんけど。
……これ、手作りだったらその人何気にとんでもなくない?
[実際の所はどうなのか、さっぱりわからないが。
いったい何者なんだ、という疑問はきっちり募った。*]
[周りの疑問など気にした様子もなく。
からくりの鳥はききき、と小さくきし音を立てながら翼を広げる。
それを前後するように、食事らしきものの乗った盆を持ったメイドが鳥の傍へやって来る。
それに気づいた鳥はくぅー、と小さな声を発した後、メイドに先んじるようにかたかたぱたぱたと飛び立った。
続けて歩き出そうとするメイドにどこへ行くのか問えば、鳥の主に食事を届けに行くとの答えが返される。*]
だよなあ。
[アルマウェル>>20に軽く返しながら、お茶を飲み。
からくりの鳥に対する感想には深々と頷いた]
わかる。とんでもない技術だわこれ。
まー、声をかけてみないことにはなんとも言えないか。
[とか言っている間にメイド>>21がやってきて。
その手にある食事の乗ったお盆と。
動き出したからくりの鳥に再度、驚いたように瞬いた]
うわ、なにあれ……
食事をとるってことはマジでからくりの持ち主、いるんだ……
[姿の見えない四人目がどんな人なのかとか、興味はつきないが。
今は追いかける気力はなくて、メイドと鳥を見送った*]
[返る同意>>22にだよなぁ、と呟いて]
こんだけのもん作れるのに……いや、だからここに引きこもってる、ってのもありそうだなー、こりゃ。
[それにしてもなんでここに、という疑問は尽きないのだが。
鳥>>21とメイドを見送った後、カップに残ったお茶を飲み干して]
……取りあえず、ここで唸ってても仕方なさそうだし。
俺はもうちょっと、この中歩いてみるわ。
[鳥の主の元に行くかはともかく、他にも何か情報はないものか、と。
何より、確かめたいのは外に出れるか否か、というその一点。*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ