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[そしてその後]
ユウキちゃん・・・ユウキちゃんも…
なんで?なんで?
[泣きじゃくりながらぎゅうっとナオを抱きしめた]
ふ、……っく、は、あははははは…っ!
[天を仰ぎ、笑い出した]
そうだ、敵だったんだ。
嵌められ掛けてたんだよ、オレ。
なにも悲しむ必要なんかねーじゃん。
これで生き延びれんだし……っ
[強く目を閉じて、なにかを振り払うように。
目を開き、震える指で携帯を開いた]
ごめん。バチ当たりだ、こんなの。
[バクの遺体に向かってポツリと零す]
わかんない。誰が仲間かわかんないよ。
なんで、あたしが信用しようとした人ばっかり死ぬの!?
[カタカタ震え出した歯を、ぎりっと噛み締めて大人しくさせた]
[中村さん宅についた。ふらふらと歩きながら中へ入っていく]
(もうこれ以上・・・殺しあっちゃダメだ・・・)
[中では何人かが固まって何か話しているのが見える]
お願い?
[乾いた音が響く。虚ろな目でミナツを見上げる]
……ふふ、あはっ。あはは。
そいつが悪いんだ。そいつが。なおを殺そうとしたから。
[転がるバクの死体を指差して、笑った]
[ミナツがナオを抱きしめる。
その隙に、バクが所持していた銃だけを手に立ち上がって距離を取った]
……誰!?
[物音に振り向くと、そこにはケンがいた]
みんな……死んじゃえばいいんだ。
あはは、そうすれば、もう。
[すでに瞳はサヨもミナツをも見ていない]
悲しんだり、憎くもない誰かを殺したりしなくていいんだ。
あはは……。
To:小林 紗代
本文:
夜中のメールを信用して送る。
カザマさんは、紫チームだったかも知れない。
[短い文を作り、送信した。
端的過ぎてすぐには意味が分からないかも知れない。
それ以上に、見る余裕があるかすら分からないが]
炙りマシュマロ、一緒に作ろう。
キャンプファイアーも。
[嬉しそうにミナツに頷く。
いつしか涙や鼻血は止まり、乾き始めている。
バクの血や脳漿に塗れた眼鏡を外して、制服で拭いた]
[途中で届いたメールを見、足を止めた]
……。
[少し黙って。
開くメール欄は返信ではなく、新規作成]
To:椎葉 実奈津
本文:
ごめん。
……ごめん、ミナ。
[ただそれだけの文面を、自分の口でも繰り返し。
送信ボタンを押した]
[それから、サヨに向けて返信する]
To:小林 紗代
本文:
コバさんと、ミナを調べた。
コバさんは白。
ミナは、赤だった。
……。
[送信を躊躇ったのは一瞬。
ボタンを押し、目を強く閉じた]
ヤスも、バクも赤じゃない。
リウは、メールが文字数オーバーで切れてたからわからない。
[笑おうとしたが声が出ず、肩だけが揺れた。
少女達の声の合間、遠く遠く聞こえる、誰かの声。
一つ二つと、波紋のように広がる]
バクは、ナオに殺されたの?
[ぐ、と唇を引き結んだ]
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