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>>5 踊り子さん、いや、キャロル。これを見てください。
メイの使っていた、マグカップの中に入っていました。
[そこには一枚の桃色をした小さなメモ。
少女らしい、丸みを帯びた字で書かれている文字は
『皆大好きだよ・・・じゃぁね!』]
そしてデボラさんは最後に>>2:131「死んだとは思えない」と言っていましたね?
つまり僕は、生前の、はちきれんばかりに幸せな気分で、曾孫のセーターを編んでいた、あの頃に戻っていたのだと思うのですよ。
いささか勝手な解釈なのは否めませんがね。僕はそう信じます。
つまり…。私も目が覚めたよ。悔いを残したままでは死んでも死に切れない。
ハーヴェイ。まずは結婚おめでとう。
そして―、
何をそんなに怒っているのか、聞かせてくれないか?
理由は君を処刑にかけた事自体ではないだろう?
その前から、何故か君は苛立った様子だった。
何か他に理由があるんじゃないのか?
[と、真っ直ぐに青年の瞳を覗き込んだ。]**
[>>15ヒューバートの言葉に顔をあげ]
いいの?父さん。勝手に出て行った私を許してくれるの?
[そして父親に抱き締められその言葉に耳を傾ける]
償いの時間…。
私にとっても父さんへの償いの時間なんだわ。こんな村に一人残してしまった父さんとの。
[父親の手を握り>>24>>25コーネリアスの方へ顔を向ける]
こんなメモが?じゃあコーネリアス、メイは自分が消える事を知っていたって言う事…?こんな気軽な様子でなんて。
消滅するんじゃないのかも、知れないのね?ならきっと天国へ行けるのかも知れないわ。だって私たち何も悪いことしてないもの!
[少し明るくなった顔で、ね?とヒューバートに微笑む。無意識のうちに、あの人の事は考えないように思考に鍵をかけた**]
─集会場広間─
[発見されるメモをもって広間へ戻るコーネリアスの後について墓守の男も広間に戻り]
……おちびさんは…、
[ぼそ。とやはり何事か言いかけるも、
男は途中でやめて、口を閉じる。]
… おやさしい子でしたんで。
[ぼそ。と、一言だけそう付け加えて]
[影の側でまだ、誰かが座っているように、揺れる、
座るものの居ない揺り椅子を、
明るい声が掻き消えた場所を、それぞれ眺め]
……、…
ひとつ。
…いまいち…、おれには、
思い出せねえ事があるんですが。
[独り言のように男は呟く。]
[老女が編んでいた小さいセーターだけが、]
あのセーターは…
…ちいさい手にゃ、
…わたらなかったはずだ。
[──ぽつん。と、椅子の上に残っている**。]
―今となってはいつか解らない時―
[はらはらと。雪のように舞い散るのは林檎の花。
日曜の、礼拝に向かうような改まった服装で少女は目の前に居る。]
え―…。今なんて?
[聞こえているが、理解すらしているが。聞き返されて、生真面目に少女は繰り返す。]
シスターに…って。解ってるのか?それはつまり、「神の―
[花嫁」に、と続けようとして、17歳の少年にはいささか刺激が強い言葉で口篭もる。]
「牧師様と何度も話し合ったわ」
(親父…!)
「そしてこれは私の決断でもあるの」
[勢い込んだところに、穏やかに言われ、怒りが別の感情へと変化するのを感じる。]
「だって―、いずれあなたも、牧師様になるのでしょう?そうすればずっと、ずっと一緒に―…」
(頬にかっと血が上るのを感じる。)
「僕は牧師になんてならないよっ!こんな村に、閉じ込められるのなんてまっぴらだっ!」
(言ってから、しまった、と思う。
本当に言いたかったのは、そんな言葉…?)
(傷ついた表情に、いたたまれなくなって駆け出した。)
父さん…!ぼくを、僕を隣町の音楽学校に通わせて下さい!
(その足で、父親を探し出し、これまで何度となく出した要請をする。)
「神学校へ通う学費なら、出してやる」
(そしてまた、何度となくなされた問答。
その夜、僕は村を出た。)
―今となってはいつか解らない夜―
「こんな時間になんだよぅ、―ネリアスぅ」
[幼い頃にしていたように、楡の木を伝って、少年の部屋の窓から進入する。目をこする姿に、少し悪いと思う。]
なあこれ、―テラに渡しておいてくれないか?
「うん、いいよ。でもどうして?
あとで渡したらいいのに。───…コーネ……。」
いいから、頼んだぞ。
「……ねえ、どうして…」
詩の勉強、続けろよな!いいのができたら、曲つけてやるから!
(多分、遠い世界のどこかで。)
[それだけ言うと、するりと窓の外に抜け出す。]
(渡したのは大事な、母の形見の十字架。
そして僕自身の形見。
その時は、けっして故郷に戻るつもりはなくて。)
(彼女は僕ではなく、「神」を選んだ。
そう思って恨んでいたけれど。
実はそれしか、彼女には選択肢が無かったとしたら―?
彼女の「特別な」何かの故に。)**
… なに…。
[怯えたように繰り返す。
祝福の言葉に目を見開き、ポケットに片手を突っ込んだ。
かさり。
小さな紙切れが指先に触れる。
こくりと、喉が動いた。]
……、べつに。
怒って、な ん……。
『──今日の処刑は…』『…彼女のことを…』『……勉強、続けろよな!』『何で今──!』
[フラッシュバック][頭痛がする]
[こめかみに指をあて、一歩下がった。]
──……、自分のことを「殺した」相手なんて、恨んで当然だろ?(違う)だから僕は、僕──…
……コーネリアス。
[こうして名を呼ぶのは、いつぶりのことだったろう?]
……帰って、来なきゃ良かった。
あのまま、遠くにいれば良かったろ。
なのに、どうして─…
何であのとき、帰って来たんだよ…!!
選りによって……!
[ああ。
いつか遠い日に、やはり同じように彼に怒鳴ったことがある。
奇妙な既視感。]
あいつが、あんなのことを言い出して─…
[そうして、ギルバートをも睨みつける。
人狼の対策をと、言い出したのは誰だった?]
──…あんなことが、なかった、ら。
[純白のドレス。小さなセーター。
温度を持たぬはずの手が、白く揺り椅子の背を掴む。]
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