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にゃあ〜う。
[主人である校長とヘイケが話している間にも、
ホズミから貰ったみたらし団子をかぷっ、とひとかじり。団子を頬張ってもぐもぐしていると、それ見た校長がホズミに礼を言う。
ナオ達が店に入ってくると]
にゃあ。みゃぁ〜う。みゃあー。
[一声鳴き。きょろ、きょろ。
きょろ。
きょろ。
ウミや、食べる時は落ち着いてお食べ。との校長の声。]
[はぐはぐと団子を食べているのか転がして遊んでいるのかは分からないが]
ちゃんと食べないとバチが当たるぞ?
[と言いつつもふもふと毛皮を弄ぶ]
あ、そう言えばアンちゃん見ませんでした?
今外にいるみたいなんですけど、この雨だし雷だし大丈夫なのかなって。
[ウミに声をかける校長に尋ねて]
[フユキの背が見えなくなると、
するりとした足取りで店の中にいる人間達の足元にまとわりつき。
今度はとて、とて、とてと茶屋の入り口へと歩いていき、入り口付近に座って]
んなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜あぅ。
[「これこれ、ウミ。せっかくボタンさんが乾かしてくださったスカーフがまた雨に濡れてしまうよ。おや、話を聞いてアンちゃんを迎えに行こうとしてくれてたのかい?」との校長の声には]
にゃあう?
[首をかしげて。]
[校長先生の話を聞いて]
そうですか……アンちゃんを外で見たという話が出てたんで。
戻ってればいいんですが。
ウミも心配だよね?アンちゃんのこと。
[フユキに鳴き声を送るウミをもふりながら問う]
[ウミは新しく来た栗ようかんには
興味を示してないようなので、
最後の一切れに*かじりついた*]
みゃあう……。
[>>41ホズミに答えるように鳴いた
「そうかそうか、ウミは心配なんだなぁ。どれ、これを飲んだら私もすぐにアンちゃんを探しに行くとしましょう。子供たちは危ないから雷が弱まるまで出歩くのはよくないですよ。ウミも、雨の間はここで雨宿りさせてもらいなさい。ボタンさんにはお願いしておくから」
との校長の言葉にはしっぽの先端のみをぱたり、ぱたりと動かして]
ぐる、ぐる、ぐる。
[入り口を見ながら微妙に喉を鳴らしていたが――]
んなぁ〜〜〜〜う。
[フユキを追うかのように店の外へと飛び出した。
「これ、ウミ……!」と制止しようとする校長の声には構わず、雨が降り時々雷の轟く外へ**]
[数年ぶりに実家を訪れた茶屋の一人娘が再度奥から姿を見せたのは、ロッカとフユキが裏手から駆けてきた物音がして程なくのこと。]
若い声が弾けて、賑やかだこと。
元気そうねーあんたたち。久しぶり。
[淹れてきた秋摘み新茶の湯呑を配りながら、記憶より少しだけ成長しているであろう面々へ声をかける]
…あらワカバちゃんもいらっしゃい!
ほんとう、すごいカミナリ。
[遅れてきたワカバには、注文の昆布茶を。ずぶ濡れの者たちに、客同士で世話を焼く様子を微笑ましげに見遣る]
カミナリは速く動くものを本能的に狙うらしいから、
怖いからって慌てて駆け出しちゃだめよー?
[尤もらしく添える注意喚起は、おそらくカミナリでなく熊や鮫相手のときに有効と思われるが鵜呑みにしてはいけないことに変わりはない]
…ねえ かあさん、
私のレインコート まだ捨ててないよねー?
[…ボタンの耳元で訊ねる。
やがて物持ちのよい母親が出してくるレインコートは、
黄ばみもなく流行遅れの柄だけが少し褪せていた。
ばさり 羽織って 茶屋へ残る青少年各位を見渡し]
無鉄砲さんがいないらしくて、安心したわ。
…じゃ ゆっくり あたたまっていってね。
―― 茶屋→吊り橋のたもと ――
[林伝いに、砂利道を歩く。
学校のフェンス越し、角を曲がった先を走る
ウミを見かけたが――すぐに見失った。]
濡れたがりのねこってのも、珍しいな。
[何気なく呟くと、雷鳴の止まぬ空の下、
雨に烟る視界へアンを探し目を眇めた。]
[…帰省した茶屋の一人娘が、探しびとを
見つけることが出来たのは其の十五分後。]
――フユキ !?
アンちゃんて娘さんは……
[吊り橋のたもとから谷を見下ろすフユキ。
彼が指差す先…黒い岩の上に、アンはいた。
落雷に焼け焦げた岩の上…
傷ひとつなく ただつめたい少女が其処に。]
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