93 じんろうさまのかみかくし村 〜まよいみち〜
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[振り返る。
どこか不気味な蝶の動きに視線が囚われたまま]
先生……
お守り、ちゃんと持っていて下さいね?
[ユウキへ懇願するように呟く*]
(37) 2012/ 7/26(木) 22時50分位[神社]
[立ち尽くすところに風が通っていく。]
かみさまの花?
[男の声>>+7が聞こえた気がする。
ここに来て聞いたはじめての音。
なんだかひまわりが愛おしいものに思えてきた。
体は自然と一面のひまわりの中に駆け出していた。]
(+9) 2012/ 7/26(木) 23時00分位[どこか]
そう、かみさまの花。
あなたも知っているのではなくて?
そう、はっきりとでなく。
[どこか見透かしたような、
意地の悪い笑みを眼差しに込めて(>>+9)]
どこか、おぼろげでも。
[駆け出す姿を見送る。]
(+10) 2012/ 7/26(木) 23時00分位
[金色の花粉はさらさらと風に流れて。
もし、かみさまが全てに満足をしたのならば。
この"かみかくし"も終わりを告げるのだろうかと、
うすらぼんやりと思いを馳せる。]
きっとまたいずれ――
ううん、きっと未来には昔話として
語られるだけかしら?
[藍色の衣擦れから零れ落ちるもまた、
金色のかすかな花粉*]
(+11) 2012/ 7/26(木) 23時20分位
[男の声>>+10が先ほどよりはっきりと聞こえる。]
私が...知ってる...
あっ。
[声の聞こえるほうを見やると意地悪く笑う男が見えたのは幻だろうか。
そちらのほうに気を取られていると転んでしまった。
そのときに1本のひまわりを抱く姿勢になったのは偶然だろうか。]
(+12) 2012/ 7/26(木) 23時20分位[どこか]
[腕を掴んでしまってから、
次の動作に移れぬまま、
相手に解かれるまで離さない]
…すみません。
その。
貴方は?
[発した言葉は途方もなく間が抜けていて*]
(+13) 2012/ 7/26(木) 23時20分位[どこか]
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