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[イェンニを見下ろし、小さく苦笑を浮かべる]
――わしが。
[短い返事は、声を潜めることもない]
投票の結果が、クレストと、アイノと、二人、同数だったからの……
[クレストが、白紙でいれたことは知らず。
だから全ての紙に名前がかかれていたことは疑問にも思わず。
詳しく問われれば、アイノを殺した時の事を話すつもりで。
ユノラフとニルスがやってくれば、そちらへと視線を向けた]
[一歩進むにつれ部屋の血の匂いは濃く漂い。
そこには血だまりの中で、マティアスにすがりつき泣いているクレストが居た。
声を掛ける事も出来ず、ただ呆然をその場で立ち尽くす。]
俺が覗いちまったせいでだったら…。
[そんな想いが胸をこみ上げてきてぽつりと呟いた。]
そう、ですか。
…お辛い事を、ありがとうございます。
マティアス様は、
――――あ、
[部屋へと視線をゆるりと向けてから、
不意に、小さく短く、声を、漏らして。
そぅっと壊れた扉へと近寄ると
その壊れ口に指を這わせた]
しかたのないことだが……
かわいそうだったの。
[小さな吐息を零し。
ユノラフの呟きにちらりと視線を向ける。
そうではないなどとは言えぬからただ黙って]
ン? どうした……?
[イェンニが何かを見つけた様子に、廊下に立ったまま尋ねる]
かわいそう、でも、
人狼の可能性はあるのですわ。
だから…
[ヴァルテリの言葉に、頭を横に振ってから
続いた問いにはゆるやかに手を背の後ろに]
いえ、何でもありませんわ。
派手に壊れているな、と、思っただけですわ。
[言いながら壊れた扉を背にするように
じわりと立ち位置をズラした]
[部屋の中で嘆いているウルスラや、居間へいこうとするレイヨにも視線を向ける。
アイノの話はこの場に居たものには聞こえていただろうが気にすることもなく]
……そうさの。
[人狼の可能性、にはゆるりと頷き。
イェンニに首をかしげながらもそれ以上訊うことはせず]
さあ、いつまでもここに居てもしかたあるまい。
わしは、居間へ行こう。
[マティアスへもう一度視線を向けてから、ゆっくりとその場を離れた]
[ヴァルテリに見られている事など気が付かず、
投票の結果やアイノの事もまだ知らずに。
ただマティアスを見つめて。]
ごめんな…ごめん、な…。
[涙が頬を伝えば、腕で目を擦る。]
[マティアスの寝ていた部屋の壊れた扉
その割れた角にこびりついたものを
細い指先で剥がして握り込む]
…暖かいお茶でも、淹れますわ。
ね、皆様も。
[涙を流すユノラフを始め
マティアスの死に心痛める面々を見渡して。
出来るだけ穏やかな声を、向けた]
[涙を流すユノラフを見る。
ニルスは、なにを思っているのかと、彼のほうへも視線を向ける。
アイノことを聞かれれば、断ることなくただ、あるがままに伝えて。
お茶をいれると言うイェンニにゆっくりと頷いた]
それがよかろうて。
[居間へと戻って、揺り椅子にすわる。
投票箱は、またもとの位置に。
投票された紙は、テーブルの上に、おかれたまま]
[どのくらい泣いただろう。
友の亡骸は、既に熱も色も無い]
[自分の身体に付いた血も、カラカラに乾いて張り付いていた]
[耳に、誰かの言葉が残る]
“人狼が、憎い?”
[あの時、自分に問いかけたのは――]
…………。
[――誰だっただろう。
そして自分は何と答え、その人は何と返したのだろう]
“――「自分がやった」って嘘をついても良いとは思うけど”
[嘘。……嘘? ほんとうに?]
[泣いているウルスラ(>>22)や、立ち尽くすユノラフ(>>53)にも気づかず、ぼんやりと虚ろな表情で、血まみれのままマティアスの部屋を出る]
[マティアスの部屋を去る前、
叶うならばウルスラの肩を一度、撫で
それから調理場へと向かう
薬缶にたっぷりのお湯を沸かしながら
流し台に洗われた果物ナイフを見る]
…処刑、なんて。
ほんとうに…
[ポツリ、落としてから。
茶葉の入った缶を取り出して
ティーポットへと入れる]
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