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[タグは、後でしまおうとポケットに戻す。
目的地にたどり着くと、コンコンと遠慮がちなノック]
……朝早く、すみません。おはようございます。
お医者さん、ですよね。ツレが気分悪いって言ってて……
[起こしちゃってたら申し訳ないなと思いながらぼそぼそとそう声をかけた**]
回想
[幾度シャッターを切ったのだろう。深く息を吐き、まだ吹く風が部屋に入り込んでいる事に気が付き、慌ててドアを閉じる]
ああ、ごめんなさい。寒かったでしょう?
ええとなんでしたっけ?
[振り返ると、すぐそばにタカハルがそばに立っていた。彼の口から紡ぎだされる言葉はどれも空想めいていて実感が湧かないまま。
扉を閉めてしまうと手持無沙汰になって、いそいそと夕食の輪に戻る。]
[あれからどれほど話していたのだろう。管理人が戻って来て、慌てた様子で状況を説明をしたのだが、皆は割と落ち着いた様子だった気がする]
…ここはー…ああ、そうか。
[夜が明けると、外の風は大分治まったようで、昨晩のように戸を激しく揺らすことはない。出かける準備を済ませて、いつもどおりカメラを抱えると外に足を踏み出した]
がけ崩れがあったところまでいけるのかしら…。
[雪の白い部分を踏みながら独りごつ。やがて、たどり着いたのは昨日の花水木。すでに人が来たのかいくつか足跡が残っていた]
見事に咲いてるわねー…。
[感嘆とともに感想とも言えぬ、見たままを口にして数枚フィルムに収める]
絵になる、ってほどではないわね。
まぁ…珍しいけど。
[肩をすくめて、カメラを下ろす。食事の時間まで撮影がてら村を散策することにする]
お、はよう?
[途中すれ違ったシーツの少女に*首をかしげた*]
[熊鍋を食べ終わった後、ようやく利用者帳へ記帳した。]
出来るだけ管理棟に近い家屋を借りたいのですが、構いませんかな?
[管理人と交渉しながら、利用者帳に何度か目を通す。
そういえば、まともに自己紹介した相手の方が少なかったかと苦笑い。]
[その数時間後、管理棟に近い家屋。
年季の入った文机の上、薄暗いランプの側。置かれた古い羽根ペンと手帳。
風など吹きもしないのに、頁がひとりでに捲れていく。
何処かの誰かの名前、その傍らに白木蓮。
塗り潰された誰かの名前、その隣には花水木。
はらり、はらりと頁は進む。
帳面の主は、素知らぬ顔で読書中。**]
[夜。しばらく管理棟で外の様子を見たり、彼らについて話したり、食事の続きをしたりとしていたが、やがて残る面々に挨拶をして建物を後にした]
……風が強いですね。
闇の中、微かに光る雪に……咲き乱れるハナミズキ。
改めて現実離れした光景です。
[周囲を見つつ、独りごちる。家屋へと向かい]
こうなっては……
一層早く儀式を済ませなければ、なりませんね。
[家屋に着くと隅の懐中電灯を一つ点してその側に座り、地図と測定結果のかかれたメモを見つめ、思案し始める。
そのうちに*眠りに就いて*]
[夜が明けた。家の窓から外の様子を眺める。ハナミズキは未だ、満開]
おはよう。
……歓迎してくれてるのですか?
[窓から遠く、白いシーツがふわふわと揺らめくのが見えた]
とんとん。何の音?風の音。
ああ、よかった。
[しばらく部屋の中で、次回作の構想を*練っている*]
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