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─自室─
[乱暴に水気を拭うと、癖のある茶色い髪をとき、いつものようにまとめる]
[首の後ろにある、3つの金色のほくろが、きらりと光を反射した]
[やがてそれもスカーフで覆われる]
準備完了。
[鏡の中の自分に笑顔を向ける]
──夢を見たのはどちらでしょう?
[まるで自分の背後にカナメがいるかのように、鏡の中のアリスの台詞を呟く]
[バクの上着を片手に、自室を後にした]
返さないとね。会えるうちに。
うん、とびきり空腹だ。誰も夢をみないからな。
[医者にクスリ、笑ってみせて。]
ライデン、何か聞こうとしたろう?
なんだ?中途半端は気になるしな。
/*
ああ。念のため襲撃先を決めないと。
赤ペケレ視点では”カナメ視点”で襲撃先を決めていたけれど、獏によって自分で決めて言いと言われたから悩み中。
カナメは[長身 ライデン]を襲撃しろと言う。
理由は分からない。
/*
うむ。ライデン襲撃ライデン吊り……orz
吊り襲撃被るのは寂しいな。
手向けるという意味では、花のようなプレーチェか。美味しそう視点で言うと、逆だ。プレーチェ美味しそう……。
ライデンを手向ける。レクイエムを贈りたい……聞けたらいいな。プレーチェは美味しそう襲撃。
明日もあるからのんびり悩もうっと。
あげる。
[男達が何やら話し込む姿を見つけると、内ポケットから取り出した封筒を誰にともなく差し出しながら近づいた。
昨日拾ったそれは、大分しわが増えてはいるが、読まないままだった]
選べなくても、選ぶ。分かった。
わたしは、食べる人を選ぶ──。
[誰かに向かって首を横に振る]
カナメの言うことは聞かない。
わたしが、選ぶ。
[誰を食べるのか。
食べた結果が、なにを導くのは分かっていないながらも、何かを決意した顔]
にんげんは──。
闇より明るい光を好むと聞いた。
日溜まり。太陽。
それに、いろんな色の集まりが、明るいと、綺麗じゃない?
[2つの赤い花に気づいたミナツは、恐る恐るそれに近づく]
[そこで、カナメの声が頭に響く]
え……私が、レンを……。
[花がその証拠だとカナメが語る]
そんな……だって私、絵を描いただけで……。
あぁ、選べ。
誘われて、選ばされて、終わりを迎えた時。
お前は、誰かを責めるだろう。
それでは駄目なんだ。
終わる時は、自分だけを責めていけ。
胸を張って進め。
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