187 雪色街のたからさがし
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[たき火の為に、とりあえず公園に探すことになった。
貰った焼き芋も冷めてしまったのか、今は温もりを感じない。]
ありがとう。
たぶん、未だ、大丈夫。
[心配そうな真白に、いつものように笑って見せて。>>71]
さっき、鞄確認したのだけど、こんなものしかなくて。
焼き芋のお礼。
[良かったら、とキャンデキをひとつ取り出した。]
乙葉さんも良かったら。
[声を掛ける。]
(76) 2015/12/24(木) 23:22:16[???]
[いえーい、とか言いながら乙葉に親指を立てて返し>>72]
ああ、ゆいと兄やんのコト?
ウチら従兄弟なんすよー。っつっても、もー随分会ってなかったんすけどね。
番号消してなくてよかったー。
[冬木の後をついて、公園へと移動する。
その道中か着いた後になるか、乙葉>>75からの問いかけにはそう答えを返した]
(77) 2015/12/24(木) 23:24:47[公園へ]
そっか、けど無理しちゃダメっすよ……
わっ、コレ美味いっすよね!ありがとーございます!
[紅葉>>77から差し出されたものを見て、心配そうな顔は一瞬で物凄く嬉しそうな顔に変わった。
受け取って早速頬張ったから、公園へ着く頃には殆ど無くなっていた]
(78) 2015/12/24(木) 23:31:34[公園へ]
ううう、世の中捨てたもんじゃないね。
お昼のときにチョコ食べちゃったから緊急おやつ今何も無くてごめんなさい。
[モミジ>>76におずおずと手を出した。
口の中でコロコロしながら、>>77マシロについていく]
従兄弟かー、番号知ってるなら仲いい方だと思う。
私の従兄弟なんて名前も思い出せないもん。
(79) 2015/12/24(木) 23:31:41[→公園]
……子供だったと言うか、何と言うか。
[それでもその「夢」は大切な「夢」だった。
歳を経るにつれて現実を見据えすぎて抱かなくなった「夢」。
今では命を傍に置きながら、金のやり取りに頭を悩ませるだけとなっていた]
余程腹を立てたんだな、私は。
[他人事のように呟く口端が僅かに持ち上がる。
その出来事すら忘れるくらいに、記憶を奥に仕舞い込んでいた]
(80) 2015/12/24(木) 23:34:37[住宅街]
[それだけ憧れていた]
[それ故に失望も大きかった]
(81) 2015/12/24(木) 23:34:47[住宅街]
……だが、こんなのが『材料』になるのか?
[『たからもの』が物品ではないのなら──忘れてしまった記憶だろうと、そう推測はしたものの。
思い出した記憶が確かに『たからもの』だったとしても、『材料』となるのかが判然としなかった]
もしくは……まだ、足りないか。
[関連していることでまだ忘れていることはないだろうかと男は考える。
降り積もる大粒の雪を払い落とし、男は更に歩を進めた]
(82) 2015/12/24(木) 23:34:55[住宅街]
[たどり着いた公園の一角>>73には火の気]
たからもの、お願いしたら浮かぶかな。
たからもの……
[って何だろう、と難しい表情になる]
(83) 2015/12/24(木) 23:35:23[公園]
― →児童公園 ―
おー、もう準備ばっちりだ。
あざーっす。
[火を点けてくれた冬木に礼を言って>>73いそいそと座り込み、暖を取る]
はーあったかー。
そーいや昔は雪って嬉しかったけど、もー今は寒さにに負けて引きこもってばっかだわ。年っすかねー。
[しみじみとそんな事をつぶやく。
別の場所にいる従兄弟が同じようなことを考えていたとは勿論知らないが]
そーいや一回、親戚皆でめっちゃでっかい雪だるま作ったっけなー。
[そんな風な独り言と共に、懐かしむように目を細めた]
(84) 2015/12/24(木) 23:39:36[公園へ]
-児童公園-
……わ、なに、もう。
[その公園の風景は、昔を思い出させるには十分で。
雪を積もらせて佇むゾウさんの遊具の中に、過去の自分が見える気がした。
色褪せた記憶。
つい我を忘れ、歩き出す。]
……マール…
[そっと遊具の中を覗いて。]
(85) 2015/12/24(木) 23:39:45[???]
…だよね。
[何もない空間。
涙にも似た溜息が零れた。]
(86) 2015/12/24(木) 23:40:14[???]
おねーさんは親戚同士で集まったり遊んだりとかしなかったん?
[従兄弟の名前も思い出せない、と言っていた乙葉>>79になんの気なしに尋ねた。
それが割と普通のことだと思っていたので]
(87) 2015/12/24(木) 23:43:17[公園へ]
[結局何を願えばいいのかわからないまま、焚き火の輪に混ざる]
女子高生が年なんて言ったら、私どうしたら……
モミジさん、何か言ってください!
[と探してみると、>>85何やら遊具を覗き込むのが見えた]
(88) 2015/12/24(木) 23:45:15[公園]
[ぱちぱちとはぜる火を見ていると、子供の頃を思い出す気がした。
家では姉妹が煩いし、男の子の遊びには混ざれずに、一人で遊具の中に潜り込んで、本を読んだりしていた......思えば暗い少年だったな、と、改めて思う]
七咲さん?
[ふとその遊具を見ると、モミジがどこか肩を落とす様子に見えた>>86]
(89) 2015/12/24(木) 23:47:14[児童公園]
え?
お盆におばあちゃんちでみんなで人生ゲームしたりはしたけど、そのときだけしか会わないし、名前は忘れちゃったなぁ。
うーん、名前か……
[マシロの問い>>87が何だか新鮮に感じられる。
親戚の顔は覚えているけど、名前はどうもほわっとしていて思い出せない]
(90) 2015/12/24(木) 23:50:15[公園]
え、そんなもんなんだ。
ウチらがしょっちゅー集まり過ぎなんかなー。
[返ってきた答え>>90に意外そうな顔をした。
それから彼女と、冬木>>89の呼びかける声に]
あれ、紅葉おねーさん。
たき火当たんないのー?
[漸く一人離れた場所にいることに気が付いた]
(91) 2015/12/24(木) 23:58:32[児童公園]
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