情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[漂う鬼火が語りかけてくる内容だけが鮮明に頭に響き、ぞくぞくと悪寒が背を上る]
本当に、これ、……夢じゃなくて……?
[心なしか声を震わせながら呟いた時、鷹揚な拍手の音が耳に飛び込んできた]
───せんせ、い。
[立ち上がったのは、近藤天馬。
『これは遊びなんかじゃない』『青玲学園で起きたあの事件』『――、処刑する』 一つ一つの言葉が、数日前の近藤の呟きと、小山内の噂を思い起こさせる。
こちらを向いた視線が揺れたような気がしたのは気のせいだろうか。 じっと息を詰めて、塾講師を見上げた]
もしかして、小山内くんが居なくなったのと……同じ、……なんですか。 あれは、噂じゃなくて、本当に?
[思わず漏れた声は、低くかすれていて。彼には、届いたどうか]
そりゃどーも。
あんた、あの塾の講師か
クラスメートが何人か通ってるから知ってんよ。
[軽口のあと、近藤の説明を聞き終える]
ふーん…。なるほどね…
突拍子もない話だけど、嘘ついてるようには見えねーし、信じざるを得ないって感じだな
説明サンキュー
あ、すまん。俺、名乗ってもなかったな。
俺は長澤美空ってんだ。
[近藤に向けての自己紹介だったが、他の見知らぬ者へも聞こえるよう大きめの声で名乗った]
リウ、クルミ、ちょっと座っとけ。
大丈夫か?
[そのあと、背で怯えるリウとクルミを両側に抱えるように支え、座席に促した]
―回想―
[寺崎が止める間もなく、一人で駆け出す。どうやら先頭の車両にヒントを探しに行ったようだ。やがて悔しそうに戻ってきた彼に声をかける]
そうか、前には何もないんだな。・・・それはそうと、今後は一人で動き回るのはやめた方がいいぜ。こんな状況だし、最低でも3人で、な。
[じゃないと疑われる、という言葉は飲み込んで、後ろの探索を提案したのだった]
―回想終―
[自己紹介が一周したところで、探索に賛同してくれた村瀬、小鳥遊、弓槻とともに後部に向かって歩き出す。他にも候補者がいれば、同道することを断ることはないだろう。先頭を歩きながら、後ろに語りかける]
でも先生のモミジちゃんはともかく、村瀬も来るなんて意外だな。あまり怖くないのか?弓槻も・・・積極的な感じには見えないのにな。
[他意はない。話題を探しているだけなのだろう。笑いかけるように、話しかけた]
[数刻後。探索の結果、4両目からスタートして後ろには<<16>>の車両が続いていた。そしてもちろん、脱出の手がかりとなりそうなものは何もないのだった]
[近藤から向けられた笑顔は、常であればときめきの種にもなったかもしれないけれど。 じっと見上げたまま、唇を噛む。
その視線は近藤が二宮を運ぶべく身を翻したことで途切れて、小春はしゃがみ込んでしまった村瀬の背を擦るために片足をついた。
村瀬に触れることで小春の気も落ち着いてきて、無意識に早まっていた呼吸も元に戻っていく。
戻ってきた近藤の説明や、始まる議論を聞きながら、恐る恐る口を開いた]
先生、……えっと、近藤先生や、火の玉が言っていたように、時間が経つにつれて次々に人が襲われていくのだとしたら、は、早くその……鬼?ってやつが取り憑いた人を、見つけないといけないと思うんです……。
[口の中が乾いて、喉元がひくりと震える]
……だから、力?を、持っている人が居るのなら、協力して話し合うのがいいのかなって考えたんですが、……力を持っている人たちは、その人なりに、上手な力の使い方をし、知ってるかもしれない……し。
[制服の胸元を握って、一度目を伏せて。 再び視線を上げるまでに、暫し間があく]
……それに、あの。 ……私だったら、力を持っているだなんて言い出すのは、怖いなって……。
信じてもらえるか、分からない、ですし。 こんな状況だけど、……こんな状況だから、友達から、奇異の目で見られてしまったら、きっとつらい……。
[つらい、と消え入るように話した後、目を瞑る。だから、とついだその語調はしっかりしたものだった]
だから。ほ、…本人の言いたいタイミングに、任せたいって思うんです。
見分ける目を持っている人は出た方がいいという話を聞いて、それが最善だと思えば出てくれると思うし、きっと話し合いの流れで名乗るべき時が来たら、そういう力を持った人は、出てきてくれるんじゃないでしょうか。
例えば自分が違う車両に連れて行かれそうになった時とか、そのほか、いろいろ……ええと、今は思いつかないけれど。
あ、あの、私は個人的には、投票用紙に書いて名乗るやり方がいいんじゃないかなって思っています。
そ、そのためには話し合いで、車両を移って貰う人を決めなくっちゃならない、ですよね。
弓槻くんの、短い時間で投票先を揃えられるかどうかわからないって懸念もよく分かって、迷うんですけど……。
投票で出てくる流れになって、その時隣に移って貰う人を選ぶとするなら、力を持つ人はすぐに出た方がいい、と言った人たちの中からお願いすることになるのかな、と今考えていました。
[村瀬が服の裾を握るのに気付いて、その手を握り]
だから、私、投票は揃えた方がいいって思ってて……だから、伏せて投票するのは、反対、です。
あ、あの、投票を揃えて方がいいかなって思ったのは、鬼を見つけられる人って、どんな風に見つけるんだろう?って考えたのもあって……あの、あの、不明瞭な決定が少ないほうが、のびのび探しやすいんじゃないかな?って……。
力ってどんなものか分からないので、まったく見当違いのことを言ってるかもしれないのだけど……。
ん。
[分かったと、席にと座っていれば、話をじっと聞き入る。]
うん、意見出し合って揃えるのに賛同ね。
ただ。
寺崎君のいう指を指す先を伏せるというのは、ちょっと…ね。
指した理由も伏せるのよね?
それだと見えない所でこっそり合わせることもが出来てしまうのではないかしら?
鬼に有利な情報を渡したくない意見は分かるのだけど、情報があるだけあれば、鬼を見つけやすくなると思う。
[口元を抑えて咳をころす。
収まった頃に、村瀬からチョコレートを受け取って、唇だけでありがとう、となぞって笑顔を返した]
三枝小春、二年生です。
[簡易に自己紹介すると、椎名の誘いには首を振った。
村瀬が付いて行くと聞いて迷う素振りを見せたものの、やはりこの車両に留まることにする。
村瀬や小鳥遊がレコーダー脇に菓子を置くのを見て持っていた鞄を押さえたが、そのまま動かずに居た。
暫しの後に、近藤の横に遠慮がちに座って、話し合いの様子を眺めるよう**]
[自己紹介の流れが出てこれば、こちらも自己紹介をしただろう。]
私は櫻木 奈央、煌星学園2年よ。
[ここまでいってどういうか悩んだ]
えー…と。
普段図書室にいるから、よろしく。
―回想・近藤と―
[褒められれば嬉しいもので、顔を綻ばせて頷いた]
うん、六花が描いたのね。
皆きらきらしてるのね。街もね、人もね。
[少し絵を見て考えると、近藤に差し出す]
これ、あげるのね。
[喉が辛そうな様子にあまり無理をさせてはいけないと思い、傍に絵を置いてすぐさま元居た場所へと戻った]
[いつの間にか寺崎が別の車両を回っており、戻って他の車両の様子を話のを聞いた後、寺崎に軽くチョップをした]
こんな所で一人で行っちゃ危ないのね。メッ、なのね。
[しかし、じっとしているのも落ち着かず、汽車の内部がどうなっているのか自分でも見て回りたい気持ちがあり、椎名に付いて行く。
弓槻には残るよう促されたが、首を横に振った]
須藤センセーも居るし、1年の子達も落ち着くまでは仲いい子と一緒にいるのがいいと思うのね。
[仲がいい子とはいえ、この中に鬼が潜んでいるかもしれない。しかしすぐに誰かを疑うというのは自分でもまだ躊躇いがある。自分の気持ちを落ち着けたいが為に動きたいという気持ちもあった]
[椎名を先頭に車両を次から次へと歩く。いずれも同じように座席があるだけの場所を右左と見回していると椎名が声をかけてきた]
怖くない…わけじゃないのね。
でも、ちょっとでもここのこと知っておきたいのね。
[気が沈まないように気を使ってくれてるのだろうか、笑いかけてくれるのに対して同じように返した。
しかし、元の車両に戻れば横たわる二宮の姿と、重苦しい雰囲気にまた表情は曇る]
お話、聞くのね。
[ボイスレコーダーを再生していいか確認をして、聞き始めた]
生きている者同士の対立は楽しそうじゃて。
各々好きに投票したら良いのじゃ。
多数決とは言っても、票がバラけた場合は僅差で上回った者を殺すのであろう。何が違うと言うのかね…
…まあ、わしの意見はそう簡単には通らぬよな。
皆、遊び心を分かってくれないのう。いじいじ。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了