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――…。
[通じた。
ぱちぱち瞬いてから。こくこく頷いていたら、鶏の絞められたような声>>133]
? …??
[とりあえず、ムカイの背をぽんぽん擦りながら、指差す先を見上げ。
じぃと凝らす目の先、良くは分からなかったけど、その色に見覚えがある気がして。
ひらひら、手を振ってみた]
[吊り橋の前までやって来て、手をかける]
ふーむ。
こういうの見るとむやみやたらに揺らしたくなるな。
だって、男の子だもん ★
・・・・・
・・・と、昔の偉い人が言った。多分孔子。
[何に対してごまかしたのかよくわからない]
まあ、やめとこう。またなんか落とすしな。
[真顔のまま誰に言うとでもなく]
[おとなしく橋をぎしぎしと渡り、もう少しで渡りきるという時、持っていた鞄が手から滑り落ちた]
あ。
[足元に落ちるか、足元に落ちるふりをして滑って川に落ちるのか、落ちないかどうなるのか、来週に続くのか、というところで、手首と鞄の持ち手をつないだ錠が伸びきって、軽い金属音を出した]
ここで落とすとはお約束な。読めてたけども。
備えあったから憂いなし。うれしくはない。
[鞄をしっかり持ち直すと、館に向かって歩き出す]
ちゃんと持ってるはずなんだがなあ。
? …。
[と、上のキクコが怪しげな踊りを始め。
思わずそれに見入っていたが、ふと、自分の所作を思い出し。
多分、あちらを指しているのだろう方角を向いてみた]
[窓の外を眺め、遠くで子供達が騒ぐのをまるで近くで見ているかのように感じ、微笑む。
外を映して脳裏にへと伝える為の媒介――ネックレスの小さな小さな千里眼の水晶がきらり、と光る。]
…おや。
なるほど。錠を付けときゃ落ちないか。備えあればなんとやら。ふむ…うまく付き合ってるようじゃないかい。
今更言うのもなんだがヒナ先生もネックストラップにしておくのが良かったようだねぇ。
…あの橋はやっぱり歩いて渡るには過酷かねぇ。川が落し物だらけになってしまうよ。
[千里眼の水晶をコツン、と指先で弾けば映るはまた違った光景。]
[窓の外からの少し冷えかけた風に、空を見る。
沈み行く陽。
水晶が再びきらり、と光り。小さな小さな気配。]
……おや。
[席を立ち、にこりと微笑むと、空気に溶けるように紫色の霧となり、窓の外へとふわり舞う。]
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