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だな。
何か、納得行くもの、見つけたか?
[軽い口調で言いながら、
視線の先に気づいて、ポールを持ち上げる。
自分の肩をトントン叩き]
スケベ親父のモンだよ。
今は、俺の武器だ。
[重い。]
だから、それはゼンジさんと二人で話したかったからで……って、ふし……。
[不審者。
そう言えば、様子窺いのようなことをして見つかるのが、何だか私の恒例になっているような気がする。
反論も出来ずに、鞄を言われた通りの場所に置く。端末は、ブレザーのポケットに仕舞って。]
その。私は、ゼンジさんたちの……味方、だからね。
[鬼の、とは言えない。ただ、4番さんが鬼であると知っていれば伝わる言い回しで、離れていく背に声を掛ける。
そうしてから、カウンターで動かずにいる4番さんの傍へ、近づいた。]
[そのまま階段を降った、
現状、9thは3階にいるようだ]
ペットボトルの水を飲みかけて飲まなかった、……ってなんなんだ、一人遊びか?
……子供は自由だな。
[ぶつぶつ言いながら、
唐草マントの小さな人影に近づいてった]
いやあ、おいら物騒なゲーム出身だからいい・・・いや、あまりよくねえけれどもよ
昨日おとといとくらべると、おいらたちもすごく物騒な話をするようになったな。
[ため息をつき]
確かに。でも、どんな予知をしたって、相手は人間だろ?
予知したところでどうしようもない状況ってーのを、つくっちまえばいいとは思うんだよな。
たとえば、おいらはマシロと殴り合いしたら、予知できても負ける気しかしねぇ。確認するのが大変だからなぁ、この形式。
[そうため息をついて]
あー、まあ、物騒な話になっちゃうのは、しかたない。
だって、こんな状況だし……
のんびりしてられるなら、してたいけどねえ。
[同じようにため息をついた]
あー、それは、そうか。
逃げ場がないように追い込むのは狩りの基本だしね。
ネギヤのは行動まで出てたけど、確かにいちいち次は右から、とか確認できないね……
[深く納得した。
ついでに自分のはそれより大ザッパなので、いつもどおり相手の動きを見て予測するだけだ]
狩りだとすると、獲物を捕殺するための協力者がいるのは当たり前。
じゃあ、やっぱり5thかなあ……
んー……
[8thは4thと一緒に居る姿をみかけたし。
フユキに協力を持ちかけた時のようすを思い返せばこちらに手をかしてくれるかどうかはあやしい。
9thや6thとはほぼあっていないことを考えると他に選択肢はない気がした]
そうか。
まぁ…難しく考え過ぎてんじゃね?
俺は頭悪いから、考える事も少なく生きる。
[苦笑する相手に、真顔で言って。
続いた言葉には頭を横に振った]
いや…別にそんな心算はねぇよ。
むしろ殺し合った仲だ。
ま、俺の武器と形状も似てるし。
これだと魔法の存在も忘れられそうだしな。
[自身の杖は、魔力を増幅するものだから。
此処では使えないそれに頼るわけにはいかない]
…名前、なんだっけ。
9thは子供なんだな。8thはあってない……。6thは、何というか、そんなに勝敗にこだわりがない? ように見えたんだな。
……あと、協力をお願いできるといったら、混線する日記持ってる人らや、記録する日記を持ってる、ってぇ人だな
彼らはそれだけで鬼じゃねえ、って証明できちまうから、名乗り出るっていうのは自らの命を危険にさらすようなもんだけれどもよ――
鬼がこんだけ露になっているんだったら、皆で協力して排除したほうがきっと早い。
[でも全ては理屈のみだ。
グリタに言われた言葉は痛い。
鬼だ、鬼じゃない、で人の好悪を考えずに排除しようと動ける自分は、正しく、ゲームの為の駒なのだろうと、思い知る]
うぬ? …伝えること?
[首を傾げてから、相手の気持ちを軽くするためにか、
…単なる本音なのか。ともあれ促す言葉を続ける]
歯切れ悪いぞっ。
呼んだのはセイジのにーちゃんだぜ。
オレ様はさっさと用事を終えて、
丸くてうまいもんを食べにゆくんだ!
[起き上がった時には、サバイバルゲーム会場は、
陽が昇っている時の賑やかな様相を見せていた]
…おはよう。
そしてお仕事の時間だねちょっとオーバーしちゃったけど。
7thは任せた。
[びしっと言い置いている間に10thが映っている場所まで行くと、、
一挙動で映る光景に片腕を突き出した。
ずぶり、と腕は光景の中に沈み、
前へ歩む動きとともにやがて全身が光景の中に沈んで消える。
そうして彼女は神の座から、
5Fへと移動した]
8thは獣人だってきいたけど、あんまり話せてないからなあ。
6thは生き残ることを考えてないのかな……
[こんな状態になってもわからないことばかりだ。
まあ最終的に自分が生き残ればそれでいい]
記録する日記は誰がもってるかわかんないけど、混戦する日記はグリタが死んじゃったからもう役に立たないよ。
名乗りでたって、あんまり意味ないと思うけど。
[鬼か鬼じゃないかを判断すると言うのならまあ役に立つかな、と首をかしげ]
協力してくれるかなあ……
なーんか、やりあう事になれてない世界の人が多い気がして。
その場合、情が移ったとか何とかで、鬼を庇う人がでるし。
[現に3rdは1stが鬼でも気にしないようだし。
手帳には4thと接触している事も記されている――確認はしていないけれど]
そう、なのかな。
……考えすぎかな。
だけどこっちに来てからも、前と同じように
考えてばっかりなんだよね。
……こんな状況なのに。
[死人も出ているというのに
いつもと変わらないため息が出る]
殺し合った仲、か。
確かに戦ってはいたもんね。
だけど、グリタさんは
まだ……殺す覚悟はなかったのかも。
名前?岸小春っていうんだ。
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