97 未来日記〜Survival game〜
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………さいご、か。
[>>186目を伏せたのは、寂しさをおもてに出さないように。
やがて目を開けるとてきぱき、とお茶の用意を進めていく。
すでに淹れた分>>4:+83があるのでやることは少ない]
どうぞ。
[10thの元まで足音もなく歩み、
眼前でクッキーを一枚添えてみせた。
他にお茶を望む声があれば、その人の元まで振る舞いにいくつもりではあるが]
(192) 2012/11/12(月) 17:38:43[水流れる柱]
――へ?
[>>189すぐ近くで聞こえた問いに、
呆けたような声をあげた]
分からない、ね。
何しろわたしが死んだということまでなかったことにされてたくらいだし……。
[そう。
“それ”は神になることで世界を変えた。
自分とナオにとっての理想の世界に。
しかし、神はこの場から離れることができなかった。
あらゆる世界の、軸であったから。
その事実に直面した時の神の絶望はいかほどのものだったのか、
そして、]
(193) 2012/11/12(月) 17:38:56[水流れる柱]
[サバイバルゲームは理不尽なもの。
けれど勝敗は既に決して、それも選択のうちであったのだ>>67
互いに覚悟を決めて、フユキと争い勝利した。
彼を手に掛け世界を滅ぼした、その重みを消し去る気は自分にはない。
ただ覚悟決めてあい争ったからこそ、
その相手には誠実でありたいとも考えている。
───この柱の上にいない者、全てに対し。]
(194) 2012/11/12(月) 17:46:38[水流れる柱]
[>>68 仰いで息つく様子には、つまり1stの意志は3rdの結果に関係ないといいたいのか、とじぃっと湿った見たが。>>69 問われた言葉にゆるく視線を伏せた]
兵士は心に正しさがなければ、戦えない。
だから、守るためだとか、敵だからとか、理由をつける。戦うには、大儀が必要だ。そういうことでしょ……。
僕は彼女の大儀――理由に納得できなかった。
だって他人の世界よりも、お前の感情を優先するってことだし……
[そうだろ?と確かめるように1stに首を傾けたが]
もしかして、お前もそうなの?
[小さく問いを返して、それから>>70
続いた言葉にゆると5の柱を見やった]
(195) 2012/11/12(月) 17:46:45[3階]
[滅んだ世界の魂魄を、他の世界へ移したい。>>75
世界と共に無にするではなく、転生の輪へと戻す。
これは勝利を見定めた時から薄々と考えたこと。
グリタに覚悟を問われ、クルミに神になった後を問われ、
ゼンジとデンゴに再び覚悟を問われて考えたこと。
フユキと対峙し、思い定めたこと。
誰かに託そうと考えたことはなく、
だから口にすることもなかったけれども。]
(196) 2012/11/12(月) 17:46:47[水流れる柱]
また一からになってしまうけれど。
…無よりはと、思ってさ。
未来は自由に記述出来るものだから。
[望み>>139を再び口にして、口を閉ざした*]
(197) 2012/11/12(月) 17:46:56[水流れる柱]
そ。最期、だろ?
俺は、これ飲んだら…いくわ。
家族も俺がいなくて寂しがってんだろーから。
[ポットの内側で花が咲く茶を持ってきてくれたナオの顔が近ければ、口髭を揺らし微笑を浮かべる。]
死んでから、色々ありがとよ。
[クッキーを添えられた茶のカップへと手を伸ばし、ようやく温かい状態でそれを口に運ぶ。]
ん、 美味いな。
(198) 2012/11/12(月) 17:47:03[水流れる柱]
死ななければ、終わらない。
……死ぬのは、僕でもよかった。でもお前はそれを選ばなかった。
[彼の途切れる声、その手に取りこぼしたものを思ってか。5thが自分の代わりに犠牲になった、とでもいうようなそんな想いもふと過ぎる。]
1stもさ……、
あまり神様むいてないね……
[それからは黙って周囲のやりとりを聞いていた。問いを向けるのは、ひとひらの沈黙が落ちた後]
(199) 2012/11/12(月) 17:47:08[3階]
それで、もし世界とその女と、
どちらかを選ばなくちゃいけない時がきたら、
お前はどうするの。
[今代の神が、一人の少女への恋情に、
道を違えて寿命を縮めたことなどしらないけれど。
両方なんて選べない選択肢は、きっとある]
(200) 2012/11/12(月) 17:48:50[3階]
俺はいつだって、俺の心で動く。
だから…、そうだな。
その、通りだ。
[理屈をつければ他にもあろう。
自らの世界を救いながら、少しでも多くの世界を残したかった。
その為に、罪もない青年を狙って殺した。
けれどそれは全て言い訳で、
結局のところ選択は自らの情で行ったものでしかない。
問いに>>195応じて、セイジを見遣る。]
(201) 2012/11/12(月) 18:04:38[水流れる柱]
…、そうかも知れないな。
けれど神の資質は、そこの神に聞いてくれ。
[ひょいと球体を指差した。
選ばれてここにある以上、全員に神の資質は存在したはず。
そう考えている。]
… うん?
[問いがなされたのは、沈黙の後。
一瞬の空白のような静けさの中に声が響いた>>200]
(202) 2012/11/12(月) 18:05:06[水流れる柱]
1st ヨシアキは、8th セイジの問いに少し眉を顰め───、
2012/11/12(月) 18:05:20
────…、分からない。
[じ。と、金の瞳を見返した。]
けど──…、
(203) 2012/11/12(月) 18:06:05[水流れる柱]
…俺はあまり神様に向いていないから、
多分、一人で世界を支えようとしても倒れてしまう。
力が足りなくて、きっとダメになる。
だからクルミの手が必要なんだと思う。
彼女が共に在れば、きっとやれる。
だから…、どっちかではない。
やはり、どっちもだ。
神になってまで、俺がそんな事態に直面するならば、
やはりそこで…神としての俺は、終わるんだ。
俺はだから、両方を選び続ける。
(204) 2012/11/12(月) 18:08:41[水流れる柱]
待ってる人が、いるんだ。
なら、向かうべきだよね、その人のところに。
[>>198神の絶望云々からひとまず思考をそらし、
10thの向かう先を思う]
……そういえば10th、
さっき笑ってたことは、……。
[1stには見えないように1stを指差した。
笑うに至った原因となる言葉は分かる。
だが、笑うに至った理由が分からない。
というか、このままにしておいていいのか果たして。
礼の言葉にも釈然としない調子で頷いた後、
彼女の眼前でお茶が口に運ばれていく。
素直な賞賛の言葉に、今度は、自然とほころんだ顔を見せた]
どういたしまして。
(205) 2012/11/12(月) 18:15:52[水流れる柱]
[>>181 私は、カノウくんの言葉に、耳を傾ける。
>>182カノウくんがしようとしていることに、耳を傾ける。
そこに名前が一つ、抜けていることには気付いたけれど、何も言わないまま。
世界を復活させるでもなく、死んだ人を生き返らせるのとは少し違う、そんな未来。
何がどうなるかは、分からない。けれど。]
……もし、それが出来たら、また、ソラさんたちに会えるね。
[それが私の、肯定の返事。
どれだけ困難な道であれ、断る理由など何処にもない。
一人で出来ないことは、仲間とする。
それは、私の世界でも当然のことだった。
それがもし、いつか命を掛けることになるのだとしても……私の選択は、変わらない。]
(206) 2012/11/12(月) 18:20:34[水流れる柱]
[繋いだままの手をそっと離し、私はカノウくんの傍らに立ったままで8番さんとカノウくんの遣り取りを聞いていた。二人の話には、口を挟まない方が良い、って思ったから、ただ聞くだけ。
もし>>200そんな事態になったら。
私の答えは、決まっている。
選ばせるなど、きっとさせない。
けれど、私の答えはきっと、カノウくんの意志とは違う。それを肯定するように>>204言葉は、返った。]
……カノウくんって、私より、欲張りなのかも知れないね。
[呟いたそれは、笑い混じり。
冷やかすでも、からかうでもなく、好ましさを滲ませるもの。]
(207) 2012/11/12(月) 18:21:53[水流れる柱]
1st ヨシアキが接続メモを更新しました。(11/12 18:41)
お前も、他人の世界よりも、
あの女の感情のほうが大事なの……。
そう。
[>>201 肯定で返って来た答えには、
ゆるく瞬き、わずかに失望を滲ませて俯いた]
(208) 2012/11/12(月) 18:50:38[3階]
両方を選ぶというのは、選ばないことと同じだ。
そして、選ぶことよりも、もっとずっと残酷なことだ。
お前は結局、選ばない。
お前に必要なものはそれだけだと、もう明言しているのに。
僕は世界が好きだ。
神にこそ、世界を――そこに住む多くの人々を、
唯一に何より大切に、想って欲しい……。
僕は、お前たちとはいられないし、
お前たちが神となる世界にはいたくない。
[今、ここにある者たちの柱を見やる。
それは少し名残惜しそうに、視線を留めて、
そして中央の球体に目を映した]
(209) 2012/11/12(月) 18:50:56[3階]
いっただろ。
両立する未来はない、と。
[共に成り立たぬ選択は、
己自身のことともいえた]
(210) 2012/11/12(月) 18:51:58[3階]
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