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10thは2ndか4thを守りたい───…?
[クルミの言葉に、目を思わず大きく見開く。
困惑したような顔で、少し考え込んだ。]
[うん、とゼンジへ頷きを返し]
特に、それぞれの世界の鏡ってところがなー。
オレ様たちが選ばれたのには理由がある――ってことだろ。
無作為じゃなくてさ。
なんとなく、わかるもん。
[拳をぎゅっと……強く、握って]
選ばれた理由。
…オレ様なら、やるだろうって思われたんだろーさっ。
かみさまに!
[眠ろうして布団に入る
眠れなかった。
今日のうちにいろんなことがありすぎた。
アンが死んだ。
グリタとソラが戦っていた。
ネギヤとの価値観の違いも
他にも、他にもたくさんある]
これはもう、無理かもね。
[時計を見て眠ることを諦め、
再び『戦場』へと向かう]
食事を取る階層なのか。
たくさん食べ物が飾ってあるな……。
[食品サンプルに目を向けながら、5階を歩む。階層の隅に位置するカフェバーに近くまで進んだ頃合で、照明が落ちる]
[クルミの言葉をゼンジへと伝えるべきかを迷う。
10thは脅威だ。
恐らく自分には、敵対の可能性が非常に高い。
排除出来るものならしてしまいたい。
…───が、もしも。
もしや、10thの守りたい人が彼ならば。]
[そこまで言ってから。
はっと、ある事実に気がついて]
…、そうだ、デンゴ。
お前、9番目だよな。
お前、誰かから10thを襲うな、とか、
そういうこと、言われているか?
[小さな肩を掴んで、早口で問うた]
7thー?
ああ、比較的落ち着いてるように見えたけど、
隠れでもしてたのか、
今の今まで動向がさっぱり不明だった人だね。
確か6thの日記でも掴めなかったとか。
[その7thが2ndと相対している現場を、――否、
殺されようとしている現場を、
彼女もまた視界におさめる]
気が合うね。
やっぱりサバイバルゲームたるもの、
小さくともそういう裏切りがなくっちゃ。
[2ndが鬼か否か分かっていないのに、
早くも勝手なことを言っている。
やがて彼女の姿は、
空間の裂け目を利用してどこかへと消えた**]
あれ?
でも2nd…マシロちゃんは僕と交渉してくれて、協定結んでる?のは12thだと行ってたけど。
10thの事は一言も無かったような…。
[少し引っかかった部分をおぼろげに皆の前で口にする]
[デンゴの挨拶には少し笑みが浮かび、そう言えば暫く何も口にして無い事を思い出す。]
困ったような笑みで差し出される卵サンドに]
あ…いいの?
じゃあ遠慮なく
[素直に受け取り早速袋を開けだした。]
確かに相手を知ればそうなって行くよね。
鬼も実は優しいのかもなーとか。
[優しいと言えばマシロの言うネギヤ思い出し、その場を足早に移動しようと考えればクルミの言葉>>519が聞こえ、10thが守ろうとしているのではないかと思える相手の番号を記憶した。一通りサンドを頬張れば]
ご馳走様。
じゃあ僕ちょっと移動するよ。
ソラさん、ありがとう。
お大事に。
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