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―若葉自宅―
[診療所につくと、話し声が聞こえたので、中には入らず、裏へと周り]
こんばんは。野菜持ってきたよ。
[裏口から声をかける]
[裏戸が開くと、目線を下げた先に彼女の姿はなく、さらに下に目線を下げると、彼女を連想させる幼い顔を見つけ]
開けてくれてありがとう。双葉ちゃん。
[嫌がられなければ頭を撫でようとして]
はい、野菜。足りなくなったら言ってくれればいつでも持ってくるよ。
[家の中に入ると、野菜の詰まった木桶をテーブルの上に置いた]
心臓かー。あまり食べたことはないけど、嫌いじゃないよ。死んだ人の為にも好き嫌いせずになんでも食べないとね。
[心臓の好き嫌いを聞かれれば当たり前のようにそう答えて]
うん。分かった。料理たのしみにしてるよ。
それじゃあ、双葉ちゃん。料理ができるまで一緒に遊んでよっか。
[しゃがみこみ、双葉の目線に合わせて笑いかける]
お絵かきか。うん。いいよ。
どっちが上手く描けるか比べっこしようか。
[トントントンと規則正しく刻まれる音を聞きながら、双葉と一緒に絵を描きはじめる。しばらくして、双葉が描き終えた頃。その横に双葉と同レベル。もしくはそれ以下の絵が並んでいたのは...の才能ゆえ]
双葉ちゃんは絵が上手いなー。将来はきっと画家になれるね。っと、料理ができたみたいだ。
さあ、片付けてご飯にしようか。
[完成した双葉の絵を褒めつつも、料理ができたと声がかかると、若葉にせかされながらも机の上を片付ける]
僕の絵?この絵はー……
…猫…かな?
[双葉に聞かれて、自分で書いた絵をじっと見つめる。...にもよく分かってないらしい。片付けが終わると、料理を並べるのを手伝って]
よし、それじゃ、いただきます。
[食事の準備が整えば、両手を合わせて、まずは心臓と野菜の炒めものに箸を伸ばす]
うん。食べなれない感じだけど、やっぱりお肉は美味しいね。
[そんな感想を漏らしながら、ゆっくりと他の料理も味わっていく]
ああ、裏通りの…
元気だったから亡くなったって聞いたときはびっくりしたよ。
そういう事だったのか。
うん。本当に有りがたい事だ。
[故人を思うようにゆっくりとかみ締めながらも、双葉が上へ上がっていくのを見れば]
練習がんばってね。
[と双葉を見送る**]
―若葉宅―
[若葉に少し遅れて食事を終えると、片付けを手伝い]
若葉ちゃん…
大丈夫。ちゃんと食べたんだし、また、来世で会えるよ
[慰めるようにそう言って]
そうだな。久しぶりだし、泊まって行っても良いかい?
[手伝いが終わり、どうするのかと聞かれると、そう聞いて]
うん。それじゃあ、お願いするよ。
ははは、確かに、最近はポルテさんの所で済ませる事が多かったからね。助かるよ。
[OKの返事を貰えばそう答えて、見上げられると、苦笑いで答えて]
もちろん。他にも手伝える事があれば手伝うよ。
[手伝いを求められれば頷いて、若葉の後に続いて寝室へ]
あの上の布団だね。よいしょっと…
[押し入れから布団を取り出し、敷くのを手伝いながらも、何か悩んだ様子の若葉に首を傾げる。しかし、昔から変わらない合図を見ると笑みを見せて]
こちらこそ。
[若葉の髪をそっと撫でると、唇を重ねた**]
―回想・8年前―
え?うん。まあ、言われてはいるけど。
[若い健康な身として、早くから期待されていたので、何度か経験はあったものの、相手は年上ばかりで]
うん。いいよ。
…まあ、今日来たのだって言われたからだし
[元よりそのつもりではいたものの、年上の女性たちとは違う若葉の様子に戸惑いつつも頷いて。その日、初めて若葉と肌を重ねた**]
―若葉宅―
…ん?若葉ちゃん?
[体を揺さぶられる感覚で目を覚ますと、見えた姿にふと、昔の呼び方で呼ぶ。しかし、呼ばれた方はきょとんとした様子で]
あ、ごめん。双葉ちゃんか。
ははは、昔の夢を見たせいかな。間違えたみたいだ。
おはよう。起こしてくれてありがとう。
[起こしに来てくれた双葉の頭を撫でると、布団を畳んで、双葉と一緒に朝食へ]
おはよう。若葉さん。
うん。美味しそうな匂いだ。
[居間に入ると若葉に挨拶をして、いただきます。と手を合わせて、朝食を食べ始める]
ポルテさんを?分かった。じゃあ、畑に行く前にでも行ってみる。
そいつは助かる。それじゃあ、今日もお願いしようかな。
[ポルテの事を頼まれれば頷きつつも、続く言葉には嬉しそうに答え、頷き合う親子を楽しげに見つめる。食事を終えると、片づけを手伝いつつ、学校へ向かう双葉を見送って]
うん。そろそろ決まる時期だねぇ。
へぇ、そうだったんだ。
[生贄がなんとなく分かるという若葉の言葉に驚いた表情を見せて、人差し指を立てる仕草に黙って頷く。]
ちなみに、若葉さんは誰だと思ってるの?
[声を潜めて聞く]
おっと、そうだね。そろそろ畑に行かないと。それじゃあ、また後で。
[若葉に急かされると、若葉と分かれてまずは滝に水を汲みに向かう。]
―滝―
[滝に向かう前、一度自宅に帰り、木桶をもう一つ持つと、滝で水を汲み]
よいしょっと、家から出れないと水も汲めないだろうし、持って行ってあげようかな。
[両手に木桶を下げ、まずは水を届けに小料理屋へ向かう。**]
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