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[ちょうど其の時、通信端末から音声が流れた]
『オマエ=サ=ピン=ラシイは倒した>>57』
[その言葉に愕然とするMr.Xの一瞬の隙を突き、袖口に隠していた銃で相手の胸を打ち抜いた]
Good,night !精々良い夢見てね。
[にいと口元を歪めると、ふらつきながらも立ち上がる。そして、それと同時、0011の通信が途絶えた>>59]
っ……!
[小さく見開かれる瞳。表に出た反応は、それだけだったが]
――短期間にこれだけの人数を集めたということは動いたのは軍だろう。
素直に出ても逃げ切れるものではない。
私は脱出の手がかりを探っていると、渦中の人物を見つけた。{1}
1:0011
2:0044
3:0099
4:ボス
5:ピン=ラシイの側近
6:[0020 鍵師 アイノ]の霊
――私は満身創痍の0011を発見した。
あれだけ暴れればこの重傷も当然だろう。
そして0011がうわ言のように「あの女」を連呼するのを見て、あの通信が偽装でないことを察した。
ターゲットを倒した以上、長居は無用である。
どのみち施設の爆破準備も進められているはずで、脱出ルートを探すことに集中したい。
だが、今日の私が安全に仕事が出来ているのは0011のような前衛がいるからである。
探偵はドライでいなければ仕事にならない、私は[×]――
◯0011に手を貸した
×0011と関わらなかった
――だが見つけた時点で運命の糸というか縁みたいなものは決まっていたのだろう。
やはり関わるのをやめようとルートを変えようとした矢先、ボスに見つかってしまった。
当たり前だ、あの通信を発した0011を真っ先に狙わなくてどうするのだと。
私は自分の軽薄さを少し後悔した。
[0031の気配に気づいたが、視線は向けない。気を抜くわけにはいかないから。
ボスと0099の姿に、色を見せない表情。]
過ぎ去った時間が良かったと思うのは、感傷やと思うか。
先代の頃のがホントのスパイやったって思うんや。ボスにしろ、0011にしろ。
淀んだ水は腐るんや。手遅れや。JNRは滅び去る。
ボス!あんたの手で!
なんでや。なんでこんなことになったんや。組織よりその女がええんか。
[咄嗟にヘリの鍵を受け取りはしたが。]
アホか。こんな状況でどうやって逃げるんや。アリンコ一匹這い出せやせえへんわ。
[覚束ない足取りながらも、廊下を駆ける。破損していない通信設備が残っている場所を探して―――]
みぃつけたっ!
[通信室へと押し入ると、機械を操作し始めた。通信先は、所在も知らない「ボスのボス」。成功するかは分からないが]
応答願います。時間が無いでーす。
此方JNR、0044。
ボスと0099が組織を裏切りました。
残りのメンバーは死にそうです。
助けてくれたら、重要物品を持ち帰れるんですけど―。
チッ。どうせ死ぬんはおんなじって事か。
[ボス達に銃を向け、二発発砲して0031に声をかける。]
JNRのボスと0099は死んだ。
逃げるで。屋上まではエスコートする。
[駆け出そうとして、ぽつりと零す。]
JNRから離れた幸せが、あんたらにはあるんか。
[答えは聞かず、0031がついてくるか確認せずに駆け出した。]
…うわっ!?
[其処まで伝えた所で、回線がショートして操作不能になった。此方の通信がボスのボスに届いた確率は、<78>%程度だろう]
――私は結論の早いボスに舌打ちして駆け出した。
ボスの脱出用のヘリなら、ボスが乗っていなければ目眩ましにならないだろうにと。
だがあの様子だと銃を向けてもそう動いてはくれないだろうか。
ミッションの不充分さを悔やみながら私は0011と共に屋上へと走った。
そして……奴が来るであろうことも。
[0011の放った弾丸は、急所を外れていた。わざとそうしたのだろう。
しかし、二人共に倒れ込んでしまった]
兄さん…。
ごめんね、兄さん…。
[虫の息で言った。兄は首を振って、0099に口づけた]
『謝らなければならないのは、こっちの方だ…』
[途中、0044を見つけ、傷口を隠そうとしながら声をかける。]
なんや、格好悪ィなぁ。
王子様が颯爽と救出に、てな雰囲気違うけど。
一緒に行くか、俺と。死ぬまで。ずーっと。
[そう言って屋上へ向かって走り出した。]
兄さん、愛してる…。
[そう言うと、兄は、
『お前がもらわれてきた時から、ずっと見ていたよ。歳の離れた妹を…』と言って、さらに深い口づけをした]
愛してる…。
永遠に…。
おやおや、お互い手酷くやられたねぇ。
[0011の姿を見つけると、小さく苦笑を零す]
…………。
[続く言葉に、目を丸く見開いて。はっと我に返ると、慌てて彼の姿を追いかけた**]
[建物の各所から、火の手があがる。若干早めにセットされた爆薬があったのか…。徐々に上の階に火の手があがっていく]
――脱出までの障害は、逆スパイ。
仮に0099だったとしても、ヘリに仲良く3人座って事がタダで済むわけがない。
私はヘリに乗り込む前に、念のためにパラシュートを調達しておいた。
『私も、愛しているよ。永遠に』
[兄の声を最後に聞いた。0099はこの人の妹になったこと、スパイとして育てられたこと、全て、よかったと、心から思った。]
[三人揃ってヘリに乗り込んだ。運転は多分なんとかなるんじゃないかな。
ヘリが無事に飛んだか、三人がどうなったか。
・・・続きはあなたの心の中で☆]
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