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[考えは、アンが首だけの
姿になる前と変わっていなかった。
何が起こっているのかわけがわからない。
でも、理屈は抜きでみんな降りるべきだ。
誰もエレベーター内に居るべきじゃない。]
[1フロアひとりしか降りられない現状、
皆が我先に扉へ殺到しないのはさいわい。
そこはやはり、此処が
エレベーターガール養成校だからか――
少なくとも、自分が震えるほどこわくとも
皆を押しのけて逃げ出そうとしないのは、
先に逃したい友人がいるからに他ならず。]
[インスタントヒーローめいた感傷だが]
( それでも。
――…"追い出される"ほうが、
さいわいなのではないかしら。)
[そう考えていたから、
エレベーターを降りるらしいナオへ頷いた。
行って、と。掴み合いや罵り合いにならず
降りられるうちに、降りたほうがいい と]
[そうして、前に立つチカノの背中越しに
降りゆくナオの後ろ姿を見ていたはずが。
照明がちらついた次の瞬間、]
… Σ いたっ?!
[やたら低い位置にある額が、
ナオのつまさきに蹴飛ばされていた*]
/*
私さんが三分ヒーローあきらめてらしたので自前描写!
ネタにマジレス陣営は無茶振りにもくじけません。
チカノメモ>こちらこそ手抜きでごめんですよ…
わら半紙入れたほうが実際わかりやすい
[転がって見上げる無機質な天井。
手も足もない。立ち上がれない。
ワカバは立ってくれただろうか。
混乱のなか、そんなことを想い。]
ナオ …ううん。
[首から下がないから被りを振れない。]
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