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ねえ、あなた。
誰かが歌っている声が聴こえていますか?
[喉の渇きに耐えかねて買ったジュース─今時珍しいガラス瓶─を手にして道に面した民家の軒下にしゃがみ込んでいる。
視線の先には、首を傾げた丸い瞳の猫。]
……、あなた返事してくれませんね。あのうさぎはしゃべっていたのに。
[いや、そもそもうさぎが喋る事の方がおかしいので。]
…ごめんね。
アタシ、もう、逃げないから。
───ありがとう。
[いつでも会いにおいで、と微笑んでくれたその人に謝罪と感謝を紡いだ後。
歪みを正す為に、コエが繋がれたその人の元へと駆けだしていった**]
/*
なんかごちゃごちゃ難産してたらすごい時間に…!
もうあとは海に居る人達と合流するだけだけどちょっと時間が辛いのでおやすみします。
ゼンジさんンガムラさん達は待たせてごめんね、不在時に動かし必要なら合流済んだことにして動かしお願いしますです。
パオリンさん挟んじゃってごめんね、おやすみなさいなさい。**
/*
いかん、途中で力尽きたでござる。
伊万里ちゃんはお返事ありがとうの。
草葉の陰から見守っておるぞ。[それ死んでる]
パオリンさんにも猫で反応返したい気もするが、ちょっときちんと寝てくるぞぃ…。
起きれたらまた昼にでも**
そうだな、なーんかここが現実じゃねえって、改めて判った気いするわ。
[今まで、そこんとこあんまり疑問に思わなかったのが不思議だけど、それは多分...]
え?
[ふいに、ゆらと水の中の朝顔が一斉に揺れた]
なん...え??
[突然しゅるしゅると、水の中から伸びてきた朝顔の蔓に、俺は腕を絡めとられて]
お......わあっ!?
[気付けば、海の中に、引き込まれていた]
そらのあお うみのあお
[歌が聞こえる。
不思議に、溺れるような苦しさはない。
ただあおの中、朝顔が揺れて...]
(泣いてるのか?)
[ぽう、とあかるい光が顔を照らした。懐の中に隠した手紙が、金色に光っている**]
いや、現実じゃないのは最初からわかってたけど。
[距離を隔てても聞こえるコエの事があるから、そこの認識は最初からあって。
そう言えば、彼女はどうしているだろうか、と。
意識を逸らした瞬間、その異変は起きていた]
……て、ちょ、まっ……。
[しゅるりと伸びた朝顔の蔓が我邑を捕えて海へと引き込んでいく。
突然の事に呆気にとられたのは、数瞬]
あー、あー、あー、今、どこにいるかなっ!?
[とっさ、飛ばしたのは、繋がるコエの方]
俺今、海の方にいるんだが、来れそうなら急いで来てくれんっ!?
ちと、ぶっ飛んだ事態が発生した!
[仔細を完璧に端折った呼びかけは何を思わせるやら。
ともあれ、この場で一番近いものにそう、呼びかけた後]
えーと、近場に、誰かいませんかねっ!
[続けて張り上げるのは、普通の声。
引き上げるにしろ何にしろ、手が足りないのが現状だから、というのが主だけれど。
ここに呼ばれた者たちが集まった方がいい、と。
そんな気持ちも、少なからずあったから。*]
/*
落ちられたので、とりあえず、周囲を呼び集めてみる試み。
墓落ち組も表残り組も、適当に聞きつけてやってくるといいんだよ!
という感じで。
/*
おう、そうだったのか。
ん、この流れだと兎が出て来て時計修復→元の場所に戻る、の方向で〆る事になるのは間違いないかな。
だから、時間が足りないようなら、海辺合流→途中ぼかして現世に戻る、的に動いても大丈夫だよー。
ほんと、最短エピ入りとかオチ遠いとか、色々と戸惑わせて申し訳ない。
[揺れるあおと朝顔の向こうで、うずくまるように泣いている娘がいる。]
『探さないで』
(どこにいるの)
『見つけないで』
(もういちどあいたい)
『だって、見つけられたら』
(あえたらきっと)
『また離れなければいけないから』
(ずっと いっしょに...)
[うん、わかるよ、俺にも判る。
でもきっと、そこにうずくまっていたら、だめなんだ]
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