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フユキを虜にしてナオを消そう
誰が死んでも私には関係がないんだし
悪女街道一直線
まさに役職らしい動きだわ
骨抜きにしてあげる
『おのれ』
『忌まわしき ニンゲンどもめ』
『我らが餌の 分際で』
[舞い散る桜の花びらから 聞こえる怨嗟の呻き声
しもべの意思は 桜のもの
人狼も悲しみを知るのだろうか
ふと、ナオのことが気にかかった]
[桜の下の人影が2つに増えたことに気がつかぬまま、...はそっと窓辺を離れる。]
……。
[だいぶ落ち着いたのか、涙はもう出なかった。天井を見上げて、吐いた息が白い。]
[暖房の前でしゃがみこんでマッチを擦る。]
幻が見えたりしないかな。
これが消えたら…。
[外国の御伽噺を思い出して、苦笑する。火を入れるとその前に横になってゆるゆると意識を手放した]
人狼がくるよ。
[真夜中。突如、風の音と共に窓が開く。舞い込んできた冷気に...は体を起こす]
一つ目の魂。
狂い咲くは魂。
黄泉に捧げては死を。
[聞こえた声は男のものか、女のものか、それとも自分の声だろうか]
な、に。…やっ…!
[風が鳴く。窓から吹き込んできた大量の花びらに目を閉じる。耳を塞ぐように手で顔を庇う。]
やだ…なに、これっ!
[夢か。現実か。風が止む頃、家屋に人影は*なかった*]
[どこからか、微かに音が聞こえる。
さ迷い歩くうちに、ほの明るい場所にたどり着いた。
見下ろしたそこには、視界いっぱいに桜が咲き乱れていた]
ああ。
[男は、かつてはあんなにも恐れていたはずの桜を、死して初めてうつくしいと思った]
[ちりりん ちりりん 鈴の音が鳴る]
みっつめのたましい、貰っちゃった…
ついでに愛しいあの人も…。
アンさん、エビコさん、それにロッカさんや人攫いさんにスグルくんのたましい集めたけど。それでも渇きを癒すにはまだまだ足りないの…
[渇望は貪欲。わたしは雪さくらに目を細めながらも尚求める]
今日のたましい、誰が良いかしら?ねぇ?あなた――?
[わたしはかの人に話しかける。けどいつまで経ってもかの人の声は聞こえなかった。]
もしかして…さくらの狂気に足許を掬われた…の?
[さくらは人を狂わせる。そして時にわたし達へと刃を向ける。さくらの許で謡うわたし達からも恐怖の声をせがむ様に。]
こわい こわい さくらはこわい
でももっと怖いのは さくらに狂わされし…ひと――
[鈴の音を鳴り響かせて、わたしは哂う。かの人の死すら、自らの渇きを癒せたらと願いながら。]
pt残しておかないと......
今日することメモ
1、色仕掛け
死体を確認した後崩れて
生き延びたいとフユキに訴える
フユキを色仕掛けで落としライデン殺害を決意させる
2、誘導
ヨシアキへの想いを利用し嘘の情報からナオにライデンへの殺意を煽る。
フユキ→ ライデン ←ナオ
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