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うし、これで全部だよなー?
はー…しっかしすごかったな、シャロの家。
[クインジーに声を掛けて荷物を全て運び終えたことを確かめつつそんな事を云い。――不図聴こえた放送に、目を細めた。]
…俺も、ちょっと部室覗いてこようかね。
[其の音色に触発されたのか、未だ足を運んでいなかった部室へと]
[部室棟、園芸部の部室。壁に貼られた出席表には卒業して直ぐの頃の為か、未だ...の名が部長として記されたまま。口元を笑みに緩ませながら窓際へと歩み寄る。窓枠に手を掛けて外を見れば、丁度視界に入ってくる花壇の一角。]
あー懐かしい…。あの頃も、よくこうやって――…?
[其の瞬間、眼の前にゆらりと情景が滲んだ。
瞬きの間に揺らいで消えうせた其れに、顔を歪めて胸元を掴む。]
はは、…なんだこれ。趣味悪ぃ、嫌がらせかっての。
……そうだよ。所詮、自己満足でしかねぇんだ。
[力無い笑い声を上げ、薄闇の中*花壇を見遣った*]
――屋上――
[人影を追って辿り着いた場所は屋上で。ドアを開けると同時にすっと目の前から消えてしまった人物の姿に、...は前髪を掻き上げて苦い表情を浮かべる]
なんで…6年前の俺がここに…?
[ふっと溜息をついて、手すりに身を預けて項垂れる。
タイムスリップ、梅の木の下の託し物。そして目の前に現れた当に6年前の自分。]
――思い出したくねぇ事ばかり…蘇ってくるんだな…。
[重力に任せて身を傾れさせると、柵を背もたれ代わりにしてもたれ掛る。]
おっさんの悪戯とは言え…何の為に俺ら、わざわざ6年前に飛ばされちまったんだろうな…。
[すっかり夜が明けきった澄んだ青空を見上げながら、...は誰に向ける訳でもなく言葉を漏らす。
そして穏やかに降り注ぐ春の日差しを身に受ければ。遠くで聞こえた喧騒も、スピーカーから流れくるヒットメドレーも子守唄にして。...は緩やかな眠りに*誘われていった*]
-合宿所-
[懐かしい歌声と肌寒さに目を覚ました。既に日は高い。
前日に続いての寝坊に、我ながら呆れる。
明け方、一度起きてうろついたのがいけなかったのだろうか。ちょっと布団で暖まるつもりが目を覚ましたらこの時間だ。
早起きしたら、寝てる奴らの額に肉と書いてやるつもりだったのに。残念でならない。]
……てか、なんで服が無いんだ?
[毛布の下がパンツ一枚になっている事に焦る。脱いだ記憶は無い。]
野郎に対して痴漢って……ねぇよなぁ。
はーお前なぁ、
この俺が、こーんなに一生懸命心篭めていってや…くくッ、はは!
[真顔で続けていたが、耐え切れなくなったようで噴出した]
はー…お前さんの反応、マジで面白いな。
[悪びれてない]
俺かよ!
ちょ、…マジどうなっても知らねぇぞ…。
そもそもどうしてみんな、身包みはがされているときに気づきませんか?
…はっ!?つまりラッセルはテクニシャn(ry
[みの虫状に毛布を被ったまま、服を探し首を回せば残されたジャージが目に入る]
うわ、なつかし……。
[思わず匂いを嗅いで、それなりに清潔である事を確かめ足を通す。
自分の服は、下着とTシャツくらいしかもって来ていなかった。そんな衣装が必要になる予定でも無かったのだ]
この「同窓会」はいつまで続くんだろーなぁ。
[Tシャツを被りながら呟いて、上にジャージを羽織った。
卒業後ほとんど伸びていない体にはちょうど良い大きさ。
6年前、よくしていたように袖をまくり上げ、グレンは洗面所に向かった。]
あー、入学当時はMサイズがブカブカだったんだよなぁ。
[なつかしげに呟く]
ほーら、篭もってないから笑うじゃん!!
篭もってたら多少の変な顔なんて見過ごすよ!!
[勝ち誇ったように笑いつつ]
うん、どうなってもギルの責任だから。
頑張って。
[とてもいい笑顔]
[スピーカーから流れる歌声に合わせ、小さく歌いながら顔を洗えば鏡の中には高校のジャージを着た24歳の男が見えた]
あー、さすがに年くったよなぁ。
[大人になった事を嫌だと思った事は無い。
だが、6年という歳月の重さを感じて、さすがにため息をついた。
あの頃の自分と、今の自分はどれだけ違っているのだろう?]
さて、と。
秘密基地でも探すかぁ。
[歯を磨き終え、蛇口の線をひねるとため息を振り払うようにグレンは大きく*伸びをした*]
笑い声にさえも心が篭ってたんだよ!
いやいや、今の顔は見逃せないだろ、人として。
[すごかったぞ、と真顔で]
…うっわ…お前、全責任俺に押し付ける気か?
つーか俺を止めなかったってコトで、
ニーナも同罪だからな?勿論。
[眼の前に揺らいだ情景――正しく言えば、二人の生徒の姿。
視野に在る花壇の脇に立つ自分と、不確かな記憶の中の一生徒。
相手の口唇が動く。昔の...に向かって。
其の唇の動きを音として聞き取ることは出来なかったが、何と云っているかは嫌でも分かった。
此処に来て、其の光景を目にして、思い出したという方が正しいか。
「自己満足、だよね。――貴方が花を育てるのは」
目を見開いた自分。去っていく相手。見えなくなった後姿。
自分の弱い部分が抉り出されたようで、思い出から追い出していた記憶だ。]
其のことだって、懐かしいなー…の一言で終わらせられれば良かったのに。
[まだまだ、自分は情けないねぇ、と小さく笑った]
……どこがー!!
……人として見過ごせないってどういうことだー!!
これでも嫁入り前なんだぞー!!
[ひどーい、扱いが酷すぎる、とぷんすこ。]
え、なんで私まで一連托生なの?!
私ギルの尻拭いなんて嫌だよ!!
そういうこと。
[笑顔]
惜しかったな、鏡有ったら手渡してやったんだけどー。
王子様は待ってても来ないぞ、ニーナ。
[にやにや]
はぁ!?当たり前だろうが!
寧ろ6年以上前にアーヴを手伝った時点でこの事は決定済みだろ!
……うー。
いいもん。
王子様こなくても!
私には沢山の犬とか猫とか牛とか馬とかフェレットとかいるし!!
[自慢にならない。]
……ああ、折角6年前にきたんだから……
あのときアーヴァイン先生を手伝おうとした自分をとめたい……
はいはい、拗ねない拗ねない。
そもそも王子様なんてお姫様と結婚するもんなんだよ。
ニーナはじっと待ってる姫様タイプじゃねぇだろ。
[宥めながらも、さり気に失礼な事を言っている]
やー無理だろ。
過去には干渉できねぇみたいだし、…諦めろ?
なっ……!
お姫様じゃないって失礼なっ!!
これでも大学ではマスコット的存在とよく言われたのに!!
[それはお姫様ではない。]
大体王子様はお姫様と結婚しなくてはならないって法律はないもん!
……。
………。
何で過去に干渉できないんだろ……
タイムスリップした意味ないじゃん。
あーそうそう、マスコットとかはありかもな。
ちんまい感じが、ぴったりだ。
[一見邪気のなさそうな笑み]
法律はねぇけど、相場はそうだって決まってるだろ。
そりゃ…下手したら俺たちが消えるかもしれねぇし。
未来が変わっちまうかもしんないからだろ。
別に、過去を変えるためだけがタイムスリップじゃねぇし。
…なんか変えたい事、あったのか?
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