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[あれは賭けだったと、男は過去を振り返り想う。
「ただ、一度だけ」。
その言葉に込められし賽の意は二つ。
自身が身代わりになるか、それとも力が勝つか。]
ま、未熟だった、という事でしょう。
[風に飛ばした白粉の夕化粧花が揺れるのを見て。]
――ごめんねぇ。
[紡ぐ、言の葉は。肝心のあのひとには届かない。]
いろんな方が集められている、
そう言った方が正しいのかもしれませんね…。
[オトハの言葉に、古い言い伝えをなぞり]
占い…そうですねぇ。
焼きそばにしようか杏飴にしようか…
げふん、いやもとい、
[告げ人 アン]と[学生 ムカイ]の未来なんかを、ひとつ。
[いい加減な事を口に乗せて願ってみた*]
いえ、詳しくは。
ただ――…
[と、言い掛けた所に聞こえた乾いた音。驚いて足許が<96>cmほど浮いた。]
…また罪な結果ですね。
[面食らいながらも三十円を払い]
誘(いざな)った代償として…
いや、そもそも何故毎年こうして…
我々を引き寄せたがるのでしょうね。
祭られし神は…
[ひっそりと残してきた標を眺め]
いや、もう神でないいのかも、知れないけど。
[手短に知り得る言い伝えを話し、首を捻る。]
害虫、ですか。
[イカの香ばしい残り香を嗅ぎ]
いや、昔話ですのでなんとも。
ただ、戯れにしてはあまりにも、と思いまして。
…上手く、言葉に出来ないのですが――
[無邪気な声が、何処からともなく聞こえて。
交錯する思考は、*霧に霞む*]
『この指とーまれ』
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