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― 水流れる柱 ―
と、いうわけで。
選ばれた貴方達には、世界を賭けてサバイバルゲームに挑む権利がある。
[神の座の中央に、使い魔と時を同じくして、
もうひとつの人影が立つ。
すらりとした体躯を飾り気のない学生服で覆い、
片方の腕には済んだ水の底を思わせる青色のストールをかぶせている。
中空にどこからともなく現れた梯子からひょい、と飛び降りると、周囲を見回した]
せっかくだからせいぜい楽しめばいいと思うよ。
[やがて残る3つの柱の上にも人影が立ち。
>>#9程なくして神は告げる。
ゲームの開始が数時間後に迫っていることを]
――さぁて。
[誰が一番事態を早く飲み込むのか。
向けられる視線>>83を受け流しつつそう考えていると、
椅子に座ったことで見た目的にはおとなしくなった使い魔>>89も、早くも品定めを始めているようで]
残りの5パーセントは……、んんっ?
[酷いことに追従しようと頭を回らせていたため、
>>84話題のふたりのすぐ近くから声がかかったことにすぐには気付かず。
眼鏡の奥の目をぱちりと瞬かせてから、]
[参加者への出過ぎた干渉を封じる枷は、
あくまで自分だけへの適応。
ゆえに12thのお菓子を2ndへとあげる使い魔の行為をとがめることはしない]
神になれば。
例えば麦チョコの雨を降らすこともできる。
[麦チョコを気に入った様子の使い魔及び2ndの様子を思い出してひと笑いした。
この小間使い、見た目の割には発想が子供っぽい。
対する参加者には、
そんな発想などしなさそうないい歳した面々ばかり――でもなく、]
……。
[みるからに子供然とした参加者、9thを視界におさめて瞬き]
そうだね。
貴方が死んだら次の貴方は生まれない。
[>>182普通の人間だろうと、ちょっと普通でない人間だろうと、
電子の妖精だろうと条件は同じ]
そのまま消えるか、
貴方の世界で言うところの“墓下”に辿り着けるかは、……貴方しだい。
[13の世界。
一通りは持っているその基本知識から専門的っぽい単語を引っ張り出し、
肉体が死んだ後魂はどうなるのかを説明してみる]
…要は、幽霊にはなれるかも、ってこと。
[12thにつられたようにこちらを見てくる11th>>185のために、
通りの良さそうな言葉で言い添える]
まあ、
わたしから貴方に、それから皆にも。
告げることはただひとつだよ。
世界の終わりを見届けたくなければ。
死にたくなければ生き残れ。
――とね。
[その結果生きあがく様を、
死に抗う様を、
見られればよし、見られなくてもまあよし。
そしてまた待つ。
ゲームが始まる時を――**]
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