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大事な事?
なんだろうな……、明日の宿題とかか。
[至って真面目な顔で呟いたが、視線を戻して]
子が離れていったとしても、
俺は、君の傍にいたいな、ツキハナさん。
ずっと、ね。
二粒か、前より増えたかな。
[前向きに考えてみた。
視線が外に向いたのは不可抗力]
……寒いはずだ、雪が降っているな。
もしかしたら、今は、冬なのかもしれない。
[ちらちらと舞い落ちる六つ花を眺めながら、口元に手を当てる]
七夕は夏、桜は春、雪は冬か。
季節は進むどころか、遡っているのかもしれない。
いや、これが正しかったんだっけな?
[隅に詰んだままの、目と口をくり抜いたかぼちゃを手に取った]
うん、伝えたいこと? なんだい。
ツキハナさんがヌイを作れたり、
その人にヌイが食べられたりしたら困るな。
[暢気な声をあげる。
指先にかぼちゃを乗せて、くるりと器用に回した]
大したことじゃないから思い出せないのか、
思い出したくないから思い出せないのか、
それとも別の理由か、なんだろう。
……まあ、焦ることはないさ。
ためらわないことさ。
[言ってから、見つめ返す]
難しい質問だなぁ。
俺にとっては、相手を想う事かな。
己の望みではなく、相手の幸せを、と――願う事。
俺はツキハナさんじゃないから、わからないな。
[困ったような笑みを浮かべた]
ネギヤという名前から考えるに、男だろう。
つまり、スグルはそういう趣味だったのか。
父さんは、細かいことには拘らないぞ。
[気配を感じて、頬杖を突いたまま、視線だけを動かした。
微かな声は聞こえない。立ち去る気配。瞑目する]
煙草でも、吸ってこようか。
[*白衣を翻して、居間を後にした*]
[先端の小さな火に、雪が舞い降りる。
触れ合っても、解けも消えもしなかった]
……冬の蛍はきついよなぁ。
[ぽかり。
吐き出した煙は、楕円の輪になって、天に昇る。
辿り着く前に、薄れて大気と混じり合うのを見送った]
[短くなった煙草を、携帯用灰皿に押しつける。
火が消えた。
立ち上がり、服を払う。白衣には、汚れ一つなかった]
ん?
ああ。今、行くよ。
[そのまま外へと向かいかけた足は止まる。
ぐるりと家の周りを巡ってから、中に戻った]
いいや。
何かあった気がするんだが、
……なんだったかな。
用事を探していたのかもしれない。
[つくられた苦笑は、居間を漂う、あたたかな空気に和らいだ]
ほう。
美味そうだな、というか、美味いのか。
[スグルの笑顔を見て、言い直した。席につく]
ミナツ、思春期の少年の教育上、よろしくないぞー。
[きんぴらごぼうをはぐはぐ。]
叩くと脳細胞が死滅するんだったか。
まあ、なんだ。
家族の事は忘れないから、平気だ。
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