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―回想、広間―
>>2:130キャロル
[ドレスを当てて回る娘を見つめながら]
ああ、本当に似合っている。
[幸福な時間。ふと不安がよぎる]
(もしここが死後の世界なら、キャロルも死んでいるのだろう。
だがもし、ここが死んだ私の見ている夢ならば……キャロルが傍に、いない。
―――キャロルに無事でいてほしい。
―――キャロルの傍にいたい。)
[どちらも本心だった]
[フッ、と何かが流れる気配がした]
…デボラさん?
[老婆の姿はなく、ゆっくりと揺り椅子だけが揺れている]
>>2:122
『長続きはしない』……こういうこと、なのか……。
>>9キャロル
キャロル……。
お前のせいではない。
私が、父さんがお前を守ってやれなかったから……。
[キャロルを抱きしめ返す]
キャロル、この時間は償いのために与えられたのではないかと思う。
お前を罵声から守れなかった、まだたったの15歳だったお前を独り彷徨わせてしまった……。
お前を守れなかった不甲斐ない私が父としてもう一度やり直すための……。
(例えこのぬくもりが幻だとしても……)
―回想―
>>27キャロル
許すもなにも……お前は何も悪くない。
気負うことなどなにもないんだ。
『大好き』……か。
メイは…あの子は…あの子の願ったこととは…なんだったのだろうな。
[彼女の愛用のカップ見やり、独り呟く]
……ああ、そうだな。きっと天国へ……。
[何かが胸つっかかる。
『何も悪いことしてないもの』―――本当にそうだったか?]
>>30>>31>>32ユージーン
……どういう意味だ?
[墓守の言葉に、眉間を寄せる]
確か……デボラさんの孫が仕立て屋の娘と結婚すると……。
>>43……確かに子供が生まれる可能性は…なくなってしまったが……。
[顎に手を当てて考える。
生まれるだろうと思っていた頃から編み始めていたのだとしたら不自然なことはない]
…つまり……見切り発車?
―現在―
>>57キャロル
キャロル!?
[訳を聞く間もなくキャロルは2階へ駆け上がっていく。
>>58しばらくして階段の上に白い花嫁が現れる。
ふわりと、そこだけ空気が違うようだった]
[ゆっくりと階段を下ってきた娘の手をとる]
おめでとう、キャロル。
[噛締めるように言う。
失われたはずの幸福が目の前にある。
けれど、未来までは与えられなかった]
……神は残酷だな。
[キャロルを優しく抱きしめ、誰にも聞こえない小さな声で呟いた]
(私は娘と同じところへはいけないだろう)
[『処刑』と称してこの手で誰かを殺めた。
その相手が一体誰だったのかさえ思い出せない。]
―回想―
獣に食い荒らされた無残な死体が見つかった。
確かすぐに村の人間が集められて……。
『…ろうが…――なら、処刑を……しか、ないだろうね?』
そうだ、誰かが処刑をといい出したのだ。
『処刑など行わなければ……共存も……』
『先に手を……は…じん――…』
処刑を行わなければ、まして村から出られぬよう橋を落しなどしなければ、キャロルは死なずに済んだはずだった。
―回想―
お前が言い出さなければ!!
(……あれは『処刑』等ではなかった。
ただ恨みのままに殺した…ただの殺人だ。)
[振り下ろした刃。そこで記憶は途切れる。
それが相手に死をもたらしたのかどうかは思い出せない]
……あの状況で生きているなどということは。
私は……人を、殺した。
>>72ステラ
ありがとうシスター。
娘を祝ってくれて。
[例え夢のような存在でも、ここに生があるように思えた]
>>75キャロル
[キャロルからヴェールを受け取る]
一人で大丈夫か?私が取りに行っても
[言い終わる前にキャロルは行ってしまった]
…やれやれ、お前はいつもこうだったな。
>>74ギル
[狂ったような笑い声と、もみ合うような物音に広間へ]
>>78コーネリアス
何の騒ぎだ?
コーネリアス、なにをしている!
[コーネリアスをギルバートから引き剥がそうとするが、
怒りに任せて腕を振るコーネリアスに弾き飛ばされた]
>>85キャロル
[キャロルに助け起こされて改めて状況を確認する]
いや…よくわからん。
わからんが止めるべきだと思ったのだが……。
[>>84ステラの様子から、ギルバートが何かしたと推測する]
>>86コーネリアス
……いや……大丈夫だ。
しかし、一体何が?
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