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―――――……。
[目の前にいた男2人が消えた。
消えた後のいはこんぺいとうと。
それから白衣―――――。]
余所者だっていいじゃない…。
なんで…消えてるんかなぁ…。
集団妄想…わたし夢見てんの…コレ…?
[白衣を拾おうとして。
その手を途中で止めて溜息をついた。]
―――――…。
[少女をじっと見つめる。]
ねぇ…。
集団妄想なんかな…。
[白衣を拾うべきなのかどうか。
こんぺいとうは消えて空へと還っていく。]
――――――…。
また…悲しむ人がいるんだね…。
[ポツリ呟いた。]
―――――…。
[じっと少女を見る。]
妄想じゃないなら何?
神様がいるっての?
こんなことするのが神様なら。
[白衣を拾った。]
わたしは神なんて信じない。
人間が都合いいように解釈してるだけなんだ、って言われても。
神なんかじゃない、化け物だ。
[少女が空を仰いでいる様子をぼんやり見る。]
[地面を見下ろした。]
そもそも…神だとあやかしだの…わたしは信じてない。
きっと…どこかに皆いる、から…。
[雑貨屋の主人も消えたとなると。
これからアイスを食べるのも困る。]
駐在さんに知らせてくる。
また消えたって…。
――――ねぇ…、
[首を傾げた。]
――――…。
あなた……。
[空を見上げる。]
神隠しがなんのため…。
理由があれば人を消してもいいの…?
自分勝手かもしれないけど…。
消えられて悲しむヒトもいる。
[歩き出す。]
消えた、それだけでイヤだ。
[小さい頃、消えた父の姿を思い出した。]
……なんで…謝る…?
[振り向かず言った。]
悪いことしてないなら謝らなくていいよ。
じゃあ、行くね。
[駐在のいる方へと向かう。
最後にかけられた声は届いていなかった。]
消えるならわたしでいいのに。
[父が消えたのは神隠しでもなんでもない。
飛行機事故だと聞いたのは大きくなってからだった。
母とももう何ヶ月会ってないだろう。]
[予報士を目指そうと思ったのは。
死んだと知らない父に見つけてほしくて。
空が好きな父のためだった。
今でもそれは変わらない。]
――――――…。
[駐在に会えばまた消えたと報告した。
町中に広まるのも時間の問題だろう。
消えたのは医者と雑貨屋の主人だと伝えてある。]
――――――…。
[手にある白衣をどうしようかと困ってしまった。]
これ…わたしがさわっちゃったし…。
あの人、困っちゃうよね…。
玄関にでもかけてたら困らないかな…。
[自分でしてしまった行動とはいえ。
困ったように溜息をついた。
白衣を綺麗に折り畳んで。
しばらくどうしようかと途方に*暮れてしまった。*]
消えた人、みんな…消えてないよ、って言いたいから。
[白衣のこと聞かれ、困ったように。]
―――――…。
今日もまたこんぺいとうが降った。
医者の先生と…、それから、雑貨屋の…。
[溜息をついて。]
また…目の前で消えたし…。
なんでかなぁ…。
[視線の先から隠された木刀。
それを追うことはせず、地面へと伏せた。]
消えてほしくないって人が1人でもいるなら、消えない。
人は忘れられて初めて消える。
わたしみたいに、誰にも心配されないような人がいなくなって"消える"って言うの。
ううん、違うかな…消えるでもなくって最初からなかったことになるが正しいかな。
[ちょっと不機嫌そうに顔を上げる。]
死んだみたいに言わないで。まだ死んでない。
[続いた言葉に首を傾げる。]
わたしと…ワンピースの外人みたいな女の子だけだったけど。
神隠しの理由は知らないって言ってた。
[謝られたことは口には出さなかった。]
…嫌われてるから誰も心配しない、親もいないし。
[淡々と言った。]
消えたい…のかも。
そうかもしれない、分かんないけど。
[首を傾げて次の質問に答える。
消えてもいいとは思ってはいたが、消えたいとは違うような気もして。]
――――――…。
あの子…人が好きなんだろうね。
わたしと違って。
[なんとなくそう呟いた。]
―――――…幸せ…。
[地面へと再び視線を落とした。]
――――――…。
人は嫌いだけど幸せであってほしいとは思う。
だから関わりたくない。
自分のことは――――…。
[言いかけた言葉を飲み込む。]
どうしてそんなこと聞くの?
あなたは…人が嫌い…?
[質問に質問で返すも、視線は地面に落ちたまま。]
[昇る煙を追うように視線を見上げた。]
――――…。
お父さんを好きなわたしは好き。
でも、お母さんを嫌いなわたしが嫌い。
だから、わたしはわたしが嫌い。
これでいい…?
[空を見上げたまま。]
明日は雨かも…ね。
知ってる?嫌い嫌いは好きのうちなんだって。
[小さく笑った。]
消えた人、何処にいるか知ってる?
探しに行かなきゃいけない。
[またもなんとなく聞いてみる。]
やっぱりこの町が変わらないと、わたし変わらない気がするから。
[じっと相手の顔を見た。]
[顔についてはよく分からないので怪訝そうに相手を見ていたが。
力を誇示している、と聞いて困った。]
――――…やっぱ…化け物の仕業なのかなぁ…。
[そうなると打てる手なんて少なく。
神社か蛍川かという言葉に顔を曇らせる。]
忘れていいよ――――けど、そう思ってくれるんなら。
[なんだか変な顔になりそうだったので。]
……ちょっとだけ…前を見ようと思う…ありがとう。
[最後はすごく小声で地面にお礼を言う形になった。]
[神社へと向かう姿をそのまま見送る。]
―――――…。
なんか…今まで生きてきた中でも…。
人じゃないのとも出会ってるのか…も…。
[右手でおでこを押さえて空を仰ぐように溜息をついた。
なんだかよく分からないけど。]
人だろうが、人じゃなかろうが。
わたしがいいと思ったのはいい。
[なんて自分勝手な理屈。]
[消えた人が戻ってきてほしいのも、自分勝手な理屈だったりしたが。]
お父さんも…一緒に戻ってくるんじゃないか…って思ったけど…。
それは無理…なんだよね…。
うん、ごめんなさい。
[空に向かって今度は謝った。]
蛍川…行ってみよう…。
あっちの川だよね、確か。
[白衣をぎゅっと抱えるように持って走り出した。]
とりあえず…来たのはいいけど…。
[持ってきた白衣を大きな岩の上にそっと置いた。]
――――――…。
あんまりのんびり見たこともなかったなぁ…。
[ぼんやり川を見た。]
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