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それだと、今のままということになるのかな。
うん、父さんもそれがいい――な。
[二人の願い事を耳にして、呟く。
庭にも、肉の焼ける匂いは届いた]
ミナツ、男は金だ。
よく覚えておくといい。
顔で選ばれても、金がないと仕方がないんだ。
[*妙に重みのある物言いだった*]
ふむ?
ギンとスイとは、知り合いか。
俺はユウキ。
うん、その名前だったはずだ。
よろしくな。
お願いか、さっきの送るとかいう話と関係あるのか、
いや、待て――あの世?
[眉根を寄せる。
財布をしまったポケットを見やった。
中に入っていた、覚えのない貨幣。
*失われたピースの欠片を拾う*]
あの世に送るってことは命を奪うってことか、
いや、違うような気がするな。
幸せになって欲しいというのは、もっと、あたたかい。
[目をしばたかせる。
手のひらに容易く収まる貨幣を握り、ポケットに片手を突っ込む]
いつの間にか持っていたんだが、そういうものなのか、これは。
ネギヤ義兄さんはよく食うよな。
まるで、何かに取り憑かれたみたいに。
[短冊を飾り終え、なんとなしに天を仰いだ]
[が、爪がちくっと刺さって、痛い。
顔を上向きにして、落としかけたせいもあったかもしれない]
おぉおおお。
……俺は注射はするのは好きだが、されるのは嫌いなんだ。
[ぶつぶつ呟きながら、ポケットから取り出した煮干を手のひらに乗せて、頭上のにゃんこに差し出す。
色々と入っているようだった]
もちろん、楽しいとも。
素敵な嫁さんに、娘に息子、祖父や居候……
たくさんの家族に囲まれて、楽しくないはずがない。
食事かー、父さん肉は大好きだぞー。
[タレをつけずに口に放り込んだ。もぐもぐごくん]
父さん、ちょっとにゃんこに嫉妬しそうだ。
[大人気なく呟いた。
目の笑っていない笑顔]
おお、ちかも出来たか?
[ひょっこりとびっしり丸の描かれた覗き込む]
前衛芸術的で、いい絵だ。
奪う――ああ、そうか。
奪うのが嫌で、救いたかったんだったかな。
それとも、救おうとしたのに、奪ったんだったか。
なんにせよ、皮肉な話だ。
[*笑いは乾く*]
ああ。
俺も、幸せになって欲しい。
……はっ、
誰かが俺を呼んでいる――!
[むくり起き上がって、きりりとした表情。
しかし、ヒーローは遅れた頃にやってくるにしても遅すぎる。
ついでに、ひっかき痕やらなんやらで、色々と台無しだ]
……夢を見ていたような気がするな、懐かしい夢を。
いや、もしかしたら、今、このときが夢なのかもしれない。
[虚空に、咲くような笑みを見た]
さて、どっちだったかな。
そう願うことは、俺に許されているんだろうか。
自分がなるにせよ、他人がなるにせよ。
[事情を聞いて、うんうんと頷いた]
そうか……
単なる食べすぎならいいんだが。
診ておいたほうがいいかな。
[差し出されて、条件反射に近い速度でかぶりつく。
でかかった。]
まあ、なんにせよ。
俺は、俺に出来る事をやるだけだな。
[指の爪で貨幣を弾いた]
ネギヤ義兄さん。
悔いは、少しでも、果たせましたか。
[食事に耽る男に、そっと声をかける]
[部屋に辿り着く頃には、桃は胃の中に収まっていた]
ちか、大丈夫か?
……と、寝ているのなら起こすのはよくないな。
[傍にいたスグルに事情を聞く。
眠っているちかの顔を見て、頬に手を触れた]
はっきりとしたことは、
きちんと診てみないと言えないが。
なに――、大丈夫だ。
病は気の持ちようとも言うからな。
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