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―過去―
なんでだよ!何でお前だけ帰ってウミがいないんだよ!
ふざけんなよ神田!何が幼馴染だ!てめえがいながら!!
お前なら、お前ならウミを任せられるって・・・!
・・・俺が探す。もう誰も頼りになんか、なるもんか。
そうさ、ウミは俺を待ってるんだ・・・。
絶対探してやるさ。ウミ、待っててくれ・・・!
絶対に、探し出してやるからな・・・!!
ふ、ふふふふ。そうさ、きっとあいつは待ってるんだ・・・。
俺が探すんだ・・・!
ずっと、それこそ産まれたときから、一緒に育ったんだ。
赤ん坊のときのあいつの匂いさえ覚えてる。俺はあいつを幸せにするって、小さいころに誓ったんだ!母ちゃんに結婚はできないって
言われたから、その代わりに任せられる男を見つけるって・・・。
・・・でもそう言ったとき、あいつちょっとさびしそうな顔してたけど。
神田も小さいころから一緒だったし、あいつなら幸せにできるって思ってたのに・・・!
たまにヤバイ匂いしてたけど、気のせいだって信じてたのに・・・!
くそ、やっぱりあいつに任せたのは間違いだった!
ウミ、絶対にみつけてやる・・・!
お前を見つけて、幸せになるまで見届けないと、俺は何もできねえよ・・・!
―煌星学園・職員室―
・・・へへへ、わかってますって先生。
悪いと思ってるから今日も来たじゃないですか。
でも俺も、今しかできないこと、ってのがあるんですよー。
去年は進級させてくれたの、感謝してますよ?
でもあと少し、あと少しの匂いがするんですよ・・・。
あいつさえ、みつかれば・・・。
・・・って、すいません!いえいえ、聞いてますって。
制服?今日は土曜日だから必要ないのかと・・・いや、すいませんって!
―煌星学園・廊下―
ふう。ちょっと時間くっちゃったな。
松柏駅、か・・・。
今度こそ・・・みつけられるさ。
[校庭で部活を楽しむ学生を窓越しに見る。
ランニングの掛け声、部室からの楽しげな声、
遠くからは調理部だろうか、焼きたてのパンのにおい]
ウミも本当は、この中にいたのに・・・。
待ってろよ、ウミ。今度こそ迎えに行くからな・・・!
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いろいろキャラの候補は考えていたけど、誰も入らないし打っ棄って最初っぽいキャラをあわてて作ってみた!
ウミちゃんに縁故もとってみたけど、これでいいんかなあ。
さて、村が始まりました!
皆さんどうぞよろしくお願いいたします!!
[職員室前の廊下で外を見ていると、教師である須藤が向かってくるのが視界の端で見えた]
やべ、モミジちゃんに言われたのに・・・。
[あわてて、須藤から遠ざかるように駆け出す]
ははっ!須藤・・・先生、またね!
[須藤教諭の声が聞こえなくなったら足を緩める]
えーっと、松柏駅は深夜だったよな・・・。
家に帰るのは面倒だけど、それまでどうしようかなあ。
[ぶらぶら校内を歩く。制服じゃない姿は浮いて見えるが、本人はまるで気にしていないようだ。気がつくと自分の所属する教室に戻っていた。中から肝試しの話題が漏れ聞こえてくる]
お、なんだ、みんなも行くんだな!俺もあいつらと・・・
[とドアに手をかけるが、思い直す]
いや、俺は遊びじゃないし、空気つまんなくするだけか・・・。
やっぱり一人のほうがいいよな・・・。
[そういってきびすを返す。だが誰かに気づかれれば、自分にしょうがないと言い訳をして行動を共にするだろう**]
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