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襲撃メッセージが矛盾したが気にしない。
そして、初期投票がギンスイか。
……その上、絆がついているのはお約束過ぎだろう。
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冥銭について、メモ、と。
三途の川の渡し賃。
死者に持たせる貨幣、または貨幣代わりの紙銭。
(現代では法律の理由と火葬の都合で後者。一文銭が六つ描かれている)
六文の場合が多く、六道銭とも言う。
六道とは仏教の説で、地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天の六つの世界の事。
ふむふむ。
そうだなぁ。
次があるからこそ、
不幸になるかもしれないが、
幸せになるかもしれない。
過去に捕らわれて留まるより、
未来を見て、先に進んで欲しいな。
大事な事?
なんだろうな……、明日の宿題とかか。
[至って真面目な顔で呟いたが、視線を戻して]
子が離れていったとしても、
俺は、君の傍にいたいな、ツキハナさん。
ずっと、ね。
二粒か、前より増えたかな。
[前向きに考えてみた。
視線が外に向いたのは不可抗力]
……寒いはずだ、雪が降っているな。
もしかしたら、今は、冬なのかもしれない。
[ちらちらと舞い落ちる六つ花を眺めながら、口元に手を当てる]
七夕は夏、桜は春、雪は冬か。
季節は進むどころか、遡っているのかもしれない。
いや、これが正しかったんだっけな?
[隅に詰んだままの、目と口をくり抜いたかぼちゃを手に取った]
うん、伝えたいこと? なんだい。
ツキハナさんがヌイを作れたり、
その人にヌイが食べられたりしたら困るな。
[暢気な声をあげる。
指先にかぼちゃを乗せて、くるりと器用に回した]
大したことじゃないから思い出せないのか、
思い出したくないから思い出せないのか、
それとも別の理由か、なんだろう。
……まあ、焦ることはないさ。
ためらわないことさ。
[言ってから、見つめ返す]
難しい質問だなぁ。
俺にとっては、相手を想う事かな。
己の望みではなく、相手の幸せを、と――願う事。
辛かったかは、覚えていない。
ただ、俺も君も、やり残したことがあるから、
こうしてここにいるんじゃないか。
それが送ることなのか別の事なのか、わからないが。
[同じように思案の様子を見せた]
スイのしたいようにするといい。
俺は皆の父さんだからな、見守るさ。
[言いながら、視線はツキハナに注いでいた。独りごつ]
……もし、ゆくなら、共にゆきたいと思うが。
俺はツキハナさんじゃないから、わからないな。
[困ったような笑みを浮かべた]
ネギヤという名前から考えるに、男だろう。
つまり、スグルはそういう趣味だったのか。
父さんは、細かいことには拘らないぞ。
幸せ、か――なら、よかった。
仲良しなのか、
そうでありたいと思い込んでいるだけか。
……はは、いけないな。思考が渦を巻く。
[*塞き止めようと、思考を閉ざした*]
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