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本気で、吊り描写がきつかった…
PL的には、最多弁のじゅんた。
村のムードメーカー的な彼を吊るのがホント辛くて。
でも、PC的な盛り上がりとして、
吊る場所ってそこぐらいしか今ないんですよね。
それぐらい、ジュンタとアンの繋がりが、
村の流れのキモになってたんだと思います。
だから、ジュンタには心からのお礼を。
そして、お疲れ様!
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ただ、目一杯頑張ってくれたジュンタの中の人には、
捉え方によっては最低な仕打ちかもしれない。
だから相当悩みました…
個人的には最大の賛辞のつもりです。
ですが、「このやろー!」という点もあるでしょう。
エピで、どんな言葉もきちりと聞かせて頂きます。
其の点についてはごめんなさい。
[天へと昇っていたはずの雪が]
…あ
[ゆっくりと再び、地へ降り積もり始める]
――。
[幾度目かの11月1日。]
ジュンタ……
[彼はどうなったのだろう、と。
"送信完了"の文字をぼんやり見つめ、思案する。]
[メールを送った後に食器を洗い終わりリビングへと戻ろうとする。
ふと携帯の液晶に目をやれば新しい日が始まる1分前。]
…………。
[手の中にあるそれをぎゅっと戻り、リビングへ入ればデンゴとジュンタの姿。
ふいにリビングにある時計が0時を告げるメロディーを奏で始めれば、目の前にいたはずのジュンタの姿がふわりと消える。
彼がいた場所に舞う白い雪。
それはアンが消えた時と同じで。]
え………?
う……そ……。
[信じられないと目を見開く。どんなにその場を見てもジュンタの姿はなくて。]
どうして…?
ずっと傍にいてくれるって言ったよね?
[ぽろぽろと目から零れ始める涙。
ジュンタが座っていた場所へとよろよろと近づけば、へたりと座り込む。
彼がいた場所には彼の携帯と白い雪が残っているだけで。]
うそ…!絶対うそ…!
[それ以上、言葉は出なくて、繋いだ手の温もりも好きだと言ってくれたあの声も笑顔も鮮明に覚えているのに、今はここにいない彼。
隣で呆然と見ているかもしれないデンゴに]
どうしてジュンタなの?
どうして?
[そう言って誰かに縋らずにはいられなくて。小さいその子に縋って涙が枯れるまで泣き続けた。]
[自分の指で彼の名を入力しておきながら。]
――。
[もしも、ジュンタが死者で。
彼が"還されて"いたとしたら。]
……。
[考えれば考える程に、落ち着かなくて。
そわそわと体を動かしては、]
[彼に電話をかけてみようか、と電話帳を開いたり。
彼の名を選び、かけようとして…閉じたり。
やがて、自責にも似た感情を感じながら、
ぐるりぐるりと同じ挙動を繰り返す]
イマリ、なんで俺に投票したのかな?
………うん、わかんねぇや。
イマリとのフラグ、どう処理したものか悩むなぁ。
美夏は最初から恋フラグたてに行ったけど。
イマリは友達フラグたてにいったらなんかおかしくなった。
……うん、そんな感じ。
でも、そんな感じってリアリティあって好きだったりする。
甘酸っぱいねぇージュンタクン
[……あれ……誰かが泣いている。誰が?どうして?あたりを見回せば、泣き崩れる美夏の姿。唖然とするデンゴ。あぁ、そうなんだな。俺は還されたんだな。]
……すんません、ズイハラさん……
俺、お役にたてませんでした………
[ぐっと握った拳には、感触もなく。]
[かちかちとせわしなく滑る指。
目的を達せずに、幾度も滑っては彷徨うだけ。
電話帳に在る彼の名を見る度に]
――。
[自分が送信した内容がリフレインし]
―、じゅ
[無意識に呟いていた名の切れ端に重ね]
っ
[きゅ、と唇を噛んだ]
[すぅ、と息を吸い、瞳を閉じる。
ぷるぷると小さく、体が震えていた。]
――。
[ゆっくりと瞳を開き]
…かける、から
[自分に言い聞かせる様に呟いて、コール]
――。
[通話、を押下すればやがて呼び出し音が鳴る。
あちらでも少し遅れて着信音が鳴るだろうか。]
[明日は、大切な日。
そう告げる携帯のスケジューラ。
窓の外、降り始める雪。]
…っ!?
[一瞬、通り過ぎるヘッドライト。
けれど、車の姿は無く。
とっさに押さえたこめかみ。
指先にぬめる、鮮やかな赤。]
…嘘だ。
[震える手を見つめたまま、瞬く。
はらりと幻のように、痕跡は消え去って。]
そんなはず、無い。
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