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1.どうして眠っていたのか
これは個人的問題かもしれないな。
各自事情がありそうな。
2.起こしたのはなぜか
3.記憶を失っていたのはなぜか
4.手向けるのはなぜか
カナメが同一存在か複数存在かによって、このへんの解釈が変わりそうな。
各自の意識を見ておければ面白いかな……。
でも、今日は、無理だ……。
明日墓下だったりエピだったらそのときはそのときで。
[キッチンに響く小さな足音。
ぺたぺたぺたとシンクへ向かい、続いて物音と水音]
しゃぼんだま。
[ふぅ、とストローに息を吹き込むと、ぽたぽたと滴が垂れる。
しばらくそれを繰り返すと、いつしか綺麗な球体を作り出せるようになった]
[シャボン玉は空へ飛んでいく。
見上げ、「ら」でも「あ」でも「な」でもないような音で浮かんだメロディーを口ずさんだ。
古い古い、童謡の一節]
変、だよ。
[視線は、見える限りの空を端から端へ辿る]
[ルリが赤い花を掻き分ける様子を眺めていた]
って、ちょっと待って。
どうしてこんなに古いお墓が……?
それに、今っていったいいつなんだろう……。
[ますます不安になって、今がいつなのかの手がかりを求める。
スケッチブックや色鉛筆には表記がなかった。
部屋に戻っても、時計やカレンダーの類はない]
……そんなに長い間、眠ってたってこと?
どうして、そんなことを?
[突然かけられた声に驚いて、そちらを見る]
え!?
……ああ、プレーチェか。
そういえば、プレーチェは知ってる?
今がいつなのか。
[部屋に戻ってから、衣服の入っていた木箱に腰掛け、向かいの壁を遠く見ていた。眠り直すとは言ったが、いざ眠れる事もなく]
11018年……
[呟くのは写真の裏に刻まれていた年号]
あれが本物だとして。
私は……彼らは、一体どれだけの間眠っていたのだね?
[「知っても仕方がない事です」と、カナメが教える事は当然のようにない]
[ふわりふわりと、シャボン玉は舞い上がる。
一息吹き終わると、ストローをコップに戻した]
知らない……
[ミナツ>>150へ即答する]
ミナツは知ってる?
“おやすみ”はいつだったのか。
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カナメとあんまり喋ってないのは、中の人仕様です。
[会話対象としてのNPCの存在は常に忘れがちなタイプ]
[この村向いてなくね?]
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