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[記憶にない未来のスケジュール内容を思考する。
更に書き込みが増えている事に気付く。]
11th…
[彼女の現在地を知るには十分な情報が
そこには追加されていて、]
しかし、なんで 彼女かね。
[調理台の向こうでネギを切る男がいる。
その手にした銀を見て、声をかけた]
おい、その手にした武器を寄こせ。
[男は素直に包丁を差し出してきた。
手にして、柄を握ってみる。軽い。]
丁度良い。
短剣が錆びて使い物にならねぇんだ。
交換してくれ。
[白の上着を捲ると、脇に下げたホルダーから
装飾の凝った短剣を取り出して男に差し出す。
そして代わりに、包丁を差し込んだ]
さて…とりあえず武器は手にいれた。
どうして行くのが得策かな。
[ページを捲るも自分の未来の文字は増えていない。
壁に背を着けるように警戒しながらうどん屋を出た]
[手にした手帳を見ていれば、何時間か先の未来も記されている。
それとは別にいくつかの情報もまた――]
これって、3rd……となりのあのこの?
[3rdが本屋にいるという情報。
カメラとやらでフロア案内図の写真をとったとか。
よく意味のわからない情報も、ある。
とりあえず、手帳に、「屋上にいる」とメモを取った]
あ、あはは……
大変なことになったねー……
[殺し合いをしなければならないということは嫌でも理解させられたが。
だからといって直に襲いかかれるかと言うと否。
とりあえず曖昧な笑みを浮かべて声を掛けてみたが]
……にげられた。
[どうやら戦いになれていないたぐいの人だったらしく、そっこうで距離をとられてなんだかわけのわからない動物やら四角い箱の向こうに姿を消してしまった。
屋上遊園地の、四角い箱が車を模した乗り物だとか、ジェットコースターだとか、見たところでそれが何かは理解できないまま。
やれやれとため息をついて周囲に視線を向けた]
[フロア内を探索しようかとタブレットに触れつつ
思考を巡らせる間、自らの予定に更新は見られない。
更新があれば振動があるよう設定をすると、
タブレットを鞄にしまい、
マネキンからコートと同色の帽子をかぶり
フロア内を一般客を装い、静かに歩き出す。]
[とりあえずは急ぎで、近場にある鑿を手に取ってみた。
支払は何処だろうとレジを探すが周りに気を取られ、足元にある踏み台に気が付かず引っ掛かりその場に転がった。]
あいたたた…。
[ずれた眼鏡を直しながら、手から離れた文庫サイズの手帳を手に取り汚れて無いかページを捲ると]
………あれ?
[もう何が起きても多少の事では驚かなくなったであろうか。先程には無かった文章が幾つか書かれている。
そこには「自身が踏み台に躓き転がる」と書かれていて。]
[屋上遊園地で遊んでいる子供の声が聞こえる。
乗り物にのっているようで姿は見えない。
遊園地の動く物がなんか見慣れなくて怖いので、カフェテラスのほうへと足を向けた。
ギャルソンが愛想良く挨拶をしてくる。
こういうところは世界が違っても変わらないらしい]
……んー
[なにか、武器を手にいれておいたほうがいいか。
ナイフはもっているけれど、一つだけよりはもう少し何か……
というか、あの逃げていった人に武器を取られる前に、と言う思考もある]
なにか、鋭いものとか、ある?
[ギャルソンにきいてみた。
まるでお茶を頼まれたかのようにギャルソンは当たり前の顔で受け答えをする]
……包丁とアイスピック……
[カフェテラスだしな、というような刃物が出された。
ちょっと考えた末に、両方受け取っておいた]
……あ、手帳にまた。
[どうやら両方取ることはすでに想定された未来だったようだ。
そこから先、階下を目指すとも書かれていた]
……いや、たしかに降りなきゃいけないけど。
[いつまでもここにいても仕方無い。
逃げていったアンを追いかけることもちらりと考えたが。
まあ、いまは、この見知らぬ場所の慣れない設備になれることをえらんだ]
[その文章の後には、「無事鑿を手に入れる」とも。
何となくこの日記が何なのか把握しつつ、興味が湧き次のページを捲れば、「6th コハル ジュエリージョップ」と一言だけあった。]
コハル…?誰の事だろう。
[おそらく柱に居た誰かだろうとは想像はついた。
その次の瞬間に浮かんだ文章は「同じ階のコーナーを巡る」と書かれ]
まぁ、とりあえず冒険と言えばその場所周りをくまなく。
ですよね。
[階下に向かうための階段を探してうろうろ。
そうしたらなんだかキレイな服をきたおねえさん(エレベーターガール)に声を掛けられた]
え、あ、下にいこうと思って。
[「はいこちらですー」と、いい笑顔で案内されたのは、一人でに動く扉と、四角い箱。
きょとんと瞬きつつ中に入り]
え、あ、どこでも……
[「何階ですか?」と言われてまよう。
上に階の説明がありますとか言われて上を見て]
えーと、えーと、じゃあ{2}で。
[冗談ぽく呟けば、店員に声をかけ鑿を受け取る。
鑿を鞄に詰め込み、さて次はどちらへ向かおうかと辺りを見渡せば、日用品売り場の方へ無意識に歩いていたか**]
[せかされてなどいないけれど、なんだかあわててしまい。
きちんと見ないままに選んだのは2階。
どうやら服とかを売っているところらしい。
「このエレベーターは各階にとまります」とかお姉さんが説明する。
よくわからないけれど階段を下りなくとも下にいけるらしい。
そして乗り降りする人が各階ごとにいるらしく。
5Fでまず、扉が開いた]
長い棒探すんなら、1階…か。
[鞄からタブレットを出し、フロア情報を確認する。
階段を探すと、丁度階段横のエレベーターが屋上からゆっくりと下ってきているところだった。]
屋上ってのは、
マスクなしで大丈夫なのかね。
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