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─小料理屋─
[やってきた村人に料理を振る舞い、代金代わりの食材や物品を受け取る。
そうして誰も居なくなった頃]
まだ早いけど、いっか。
[お櫃に残ったご飯をおむすびにして、ごまを振り大皿に並べる。
痛みにくい惣菜を小鉢にとりわけ、布巾を被せる]
『留守にしております。ご自由にお召し上がり下さい』
[割烹着を畳み、住まいの入り口の脇に置くと、メモをカウンターに残す]
─夜道─
[月明かりの下、うちわをもてあそびながら、下駄の音も軽やかに夜道を歩く。
川までたどり着けば、臆すことのない足取りで岩場を下りて、川岸へ。
下駄を脱ぎ岩に腰掛け、足を川に落とす]
もう蛍も居ないわね。
[うちわで扇ぎながら、のんびりと星空を眺めている*]
―回想・小料理屋―
うん。了解。じゃあ、明日にでも持って来るよ。
[言われた野菜のメモを取る。帰り際、聞こえてきた小さな言葉には、振り返るでもなく、ただ、少し困ったような笑みを浮べ]
ありがとう。また来るよ。
[背中を向けたまま、ポルテにそう言うと、小料理店を後にした]
―自宅―
ただいま。
[家に帰り着くと、誰に言うでもなく、声に出して]
いやー、今日も疲れたなぁ…
[寝床に寝転がり、窓から夜空を見上げる]
おや、今日は満月か。綺麗だな…
─川のほとり─
[月明かりに反射する水面を楽しそうに見つめていたが、しばらくすると足を遊ばせるのに飽きたのか、夜空を見上げ、そのまま仰向けに岩の上に寝転がる]
痛たた……。
[頭を打ったのか、右手を後頭部に置いた。
足を水に浸し空には満月と星が見える]
……
[いつしか*うつらうつら*]
/*
この村は男性ばかりなので、実はポルテも男性にしたほうがいいのかと迷います。
そしたら名前は『ジョン・トラ・ポルタ』で決定です。
だめだ脳が寝ています。
― 診療所 ―
[消毒液を滲みこませた脱脂綿を赤い膝にちょんとあてる。]
わ、… わわ。
沁みちゃったかな?
んー、もう少しで終わるからねー。
――― はいっ、これで大丈夫だ。
お大事に。
─川のほとり─
[東の尾根から太陽の光が覗く頃。
横になったままもぞもぞと動き、伸びをする]
痛い。さすが岩場。
[また何処かをひっかけたのか、苦笑い。
川に入れていた筈の足はいつの間にか引き上げられていた。
半身を起こし膝を抱えるように座り込む。
それでも手をあてるとひんやりと冷たい。
足にいくつかの赤い虫食いのあとを見つけると、しかめつらで爪で十字を入れてみる]
帰ろっと。
[徐々に日が上る中、唐突に立ち上がり、少しよろける。
着物を整え、体についた枯れ葉を落とし、脱ぎ捨てた下駄を履き、からころと小料理屋へ]
─小料理屋─
[店には誰もおらず、おむすびも惣菜もほんの少しだけ減っていた。
住まいに上がり、水で身を清めて着替え、折り鶴の横に線香を上げ、厨房に戻る]
母さんが居た頃は頑張って片付けたものだけど……さすがにひとりだと無理ね。
[言い訳めいた呟きとともに、余った惣菜は堆肥に出す桶に落とす]
すべてのおむすびをざるに入れ水で洗い、匂いを嗅ぐ]
大丈夫そうだけど……出すのは怖いな。干飯にしようか。
[大きな簾を水で洗い、手の平ほどの大きさに薄く伸ばしたご飯を並べる。
すべてのご飯を並べ終えると、店の前に石を並べて高さを出し、その上に簾を置いた。飛ばないように四隅にも石を置く]
今日も天気が良さそうだし、子供達が遊びに来る頃には出来るかな。
[だいぶ明るくなってきた空を見上げる]
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