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私が肝試しなんて計画したからこんなことになったんだ……
だったら、ここから出る方法も、私が探さないと。
[そう言いながらも、どうすれば戻ることができるのかなど見当もつかず]
―― 元いた階段 ――
俺は、意識はっきりしとるし
お祓いするようなあれでも、ないけどな
でもまぁ、ちょっと様子みよか
…――――
おらんな、あいつら
[そこには、タカハルとナオの姿は無く
どうやら、移動したのだろうと言う事はわかる
問題は、何処に移動したのか、だけれど]
階段やって言うんやし、階段やろ 登るか
[マシロに問いかけて、階段に足をかける]
仁
今のお前たちなら、方法さえ分かれば戻れるかもしれぬな
[向こうとこちらを行き来できるとはいえ、
霊としては赤子同然の仁には
リウたちを戻す術など分かるはずもない]
俺は端から諦めたから、ここにいるがの
[自嘲気味に呟く]
うーん。霊界と人間界を繋ぐ方法って、現実的なのは合わせ鏡……?
でも、向こうにいる人に頼んでやってもらわないとならないし……
霊界側から自力で出来るのは……。
[オカルト部の知識を総動員して*考え始めた*]
オカルト部・部長 リウは、ここまで読んだ。[栞]
何ぞ、変わった事があったら……
すぐ言いまっしよ。
くれぐれも隠したりせんようにな。
[ヨシアキと言葉を交わしつつ、階段付近と戻り着く。しんと静まり返った闇を見渡し]
……やな。
何処行ったんやろ。
[少しだけ表情を険しくして呟く。問い掛けには頷き、己も階段を昇り始めた。と、踊り場の暗がりの中に、立ち尽くすナオの姿が見えて]
ナオ? どうしたん、……
……タカハル!
[満ちる緊迫の気配に、ぽつりと呟く。そしてその視線の先を見、はっと名を呼んだ。其処には屋上への階段の最後の段を踏むタカハルの姿があった。
思考が巡る。階段の階段。十三段目を踏むと連れ去られる。あれは、何段目だろうか――]
[十三段目]
[そこに足を踏み込むと、目の前に黒い空間が広がった。扉のような・・・さっきまで屋上への扉が見えていたはずなのに]
・・・っ
[足が・・・止まらない]
にゃっ・・・ゃ・・・
[手が震える。懐中電灯が手から離れて・・・階段を転がり落ちた]
[それでも止まらない。止まれない]
たっ、たすけてっ!!
[その一寸先も見えない闇の中に足を――]
ああ、隠したりせんよ
マシロに隠す意味、ないしな
[そう言いながら、昇る階段
その先に、嫌な空気と、光景があった]
タカハル…―――!
[階段を昇る、タカハル
その先に、口を開く扉]
っ…――――
[助けに行こう、と踏み出した足
だけど、その足は進まなかった
その場で、足踏みをしてしまう]
「叶える望みは、最も強い一つだけ」
[聞いた事のない、声が聞こえたきがした]
かけがえのない、願いだけ
他の全てを投げ捨てる、譲れない想いだけ
[肩の上で、私は囁く]
二つの契約は、結べないんだよ
タカハル!
[タカハルの足元が溶けるように歪むのが見えた。懐中電灯が転がり落ちる。助けて、と叫ぶ声に、駆け寄ろうと、手を伸ばそうとして]
……っ。
また……!
[足は床から上がらなかった。伸ばした手は空しく宙を掴む。リウの時と、同じように]
[闇の中から声が聞こえた]
オイデ……
オイデ………
コッチニオイデ………
[闇へと誘う甘い声。とても優しくて・・・冷たくて・・・怖かった]
おねがい・・・
「…――――――」
[最後に何かを言って。
タカハルは闇に消えた。
普通に階段を上るように]
[何事も無かったかのように元通りになる階段の下にあさっての方向を照らす懐中電灯だけが残されて]
/*
霊能者と墓下閲覧入れといたらハッピーエンドにしやすかったかもしらんが。
どーしよっかのー、バッドエンドでもいいけどハッピーエンドで終わりたかったんだよね本当は。
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