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[バクを追いかけようとするマシロの後を追う。
やがてフユキに会ったなら、モミジの声を探して尋ねることだろう**]
……お一人ですか?
帽子屋さんごめんなさい。
お邪魔虫失敗したってことだよね。
私、なーんにも役立たず。
[>>*2 この気持ちが届かないなんて思わずにいた]
そっか、見えないし、聞こえないんだ。
[そう気づくと、これが本来普通のことなのに、絶望にも似た気持ちで空を仰いだ]
売り子 オトハは、ここまで読んだ。[栞]
[高校に入ってから始めた音楽活動は、学生時代は仲間が一緒だったから良かったけれど。
進路決定の頃から仲間たちと噛み合わなくなり、結局、その頃のメンバーはばらばらになって、今は連絡も取っていない。
馴染みのライブハウスにも気の合う連中はいるけれど、いまいち波長が合わなく思えて。
ルームシェアをしている、同じ店の常連から誘われても、たまに助っ人入りする程度だった。
そんな状況だから、駅前で一人で歌うのが常で。
そんな生き方が実家にどう思われているかは──あんまり、考えていない]
…………。
[ふる、と首を振る。
随原の問いかけから動きかけた何か、それを押し止めようとするように、ココロの中の雪色が強くなる]
……あ。
[そうやって、どれだけ歩いたか。
雪の帳の向こう、公園らしき場所に何か違う色が見えた気がして]
もしかして、あそこにいたり?
[そんな呟きと共に、そちらへ向けて足を早めた。**]
[運動の類は元々苦手で、普段は走ってもすぐに息切れしてしまうのに、何故か今は全力疾走を続けても平気な感じだった]
あっ!
[随原の姿を探して、角を曲がろうとする寸前、複数の人影を発見する]
随原さん!
[駆け寄ると、随原の他にバクやオトハの顔も見える]
みんなも...え?
[マシロが見えるようになったのは、こちらも狭間に飛ばされているせいだろうと予測もついたが、オトハから声をかけられて>>+9目を見開いた]
見えるんですか?
[だが、その疑問に長く構っている暇は無い。一人なのか、という問いに、頷く間も無く、来た方向を指差す]
モミジさんはさっきの公園です。熱があって、動けないみたいなんです。
[いつの間にか、呼び方が変わっていることに、オトハなら気付いたろうか?本人には無意識のことだけれど]
あのままじゃ、凍えちゃいます。
早く......早く助けてあげてください!
[自分では助けられないのだと、焦燥を声と表情に滲ませて叫ぶと、先導するように、踵を返して児童公園の方へと再び駆け出した*]
/*
バクくんは、脱出のきっかけを掴めてるやら...?マシロちゃんが囁きの気がするから初手落ちされたのは辛かったかもなあ。
[ほんと、このシリーズのラ神はサドいよね...]
[大学時代ではボランティアで捨て犬や捨て猫を引き取る団体の手伝いをした。
そこで見たのは捨てられた動物達の現状や団体の経営的な内情。
一度は飼われた動物であるため、人懐っこい仔らもいたのだが、中には人と触れ合うのを恐れる仔も居た。
そんな仔達は中でも手がかかり、リハビリもままならないこともしばしば。
里親に貰われていく仔が居る中、そのような仔達は当然残り、団体が請け負うコストは嵩んでいく。
男が目指したものは、生半可な気持ちで出来るものではなかった]
[大学を出て、「夢」を実現させるための資金を得るために先ずは働き始めた。
今経営している店もそのためのはずだったのだが……]
[いつしか経営維持が主眼となってしまい、「夢」まで考えられなくなっていた。
目の前のことに集中してしまう性格的なものもあった]
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