情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[紙袋から現れたギンに]
父サンもお出かけか。
スイが大きく父サンを運ぶなれば幸せに感じよう。
バスは…さっきまで乗ったように感じるであったが気の違ったであるな。
スイの心配が嬉しく頂戴するが、直に来よう。
[やっとのことで涙が止まると、頬に涙の筋を残したまま、三人三様の言動をじっと見ている]
・・・・そうなのね、みんな、もう準備ができてるのね。
わたしだけが、ここにこだわっているのね。
[淋しそうに呟いた]
>>+11
にゃ?
[ヌイの父サンに反応してギンが首をかしげる]
バス来るかな。
じゃあおいらも少しだけ一緒にまとうかな。
だーかーらー。
ギンは『父サン』じゃないんだって……あれ。もしかして、ヌイの実家の方の言葉だと……『父サン』って……。
『父サン』って何?
[真顔で聞いた]
[きょとんとちかを見やる]
あらいやだわ、お母さん自分だけは蚊帳の外だと思っていたみたい。
心の準備なんて出来てないわよぉ。
[くすくす笑ってから、ユウキの問いに笑い声をぴたりと止めた]
知らないまま、お別れしてしまいました。
“あなた”と。
[芝居がかった調子で言った]
それは違うよ。チカ。
[眉を下げて、ぽつり言う]
じーちゃん。寂しい。本当に寂しい。
家とかじゃなくて、皆がいなくなるのが、やっぱり寂しい。
[困惑しきりのスイに]
改めれば父サンがなにやつかということは考えも至るまい。
スイは哲学に思うのだな。
父サンと母サンによって俺が誕生すれば自然な出来事であろうけれど、神秘には感じいるぞ。
[皆の一斉の返答に、戸惑うように俯く]
でも、ならばどうして、そんなに落ち着いていられるの・・・?
だって、こわいよ。
”向こう”がどんなところか、わからないもの。
ここにいれば、みんなここにいれば、ずっと楽しいのに。
淋しかったり、寒かったり、暗かったり、しないもの。
>>+13
えええええええ!
ホントに『父サン』なの?
ギン……いつの間にこんな大きな子供を。
しんぴすぎるとおいら思う。
[ギンをじいっと見るが、
ギンはまったく気にする気配も無く、
スイの手からひょいと降りると、後ろ足で頭を掻いている]
[腕の中の子を褒められれば、自分の事のように嬉しくなって]
そう?そうでしょう?可愛い子なのですよ。
[目を細めるが。飛び交う名前には、ふと首を傾げて]
貴方は、私を知ってるですね?
私はもう、だいぶんいろいろな事を忘れてしまっています。
多分……。
[何となく羨ましそうに、目の前の少年を見るけれど]
でも。それは別段、寂しいことではないのですけど。
[アンに名前を呼ばれれば]
お、お久しぶり?ですね?
ぱおりん……。
[口の中で、何度もその名を呟いてみる]
えへへー。何だか、嬉しいですね。不思議です。
[にへら、と笑った]
[真面目にこくこく頷いて、チカに言う]
ほんとは、爺ちゃんも怖いんだ。
[内緒だよ。と照れくさそうに]
でも、忘れたふりして、誤魔化しながら笑って、
見てると、そっちのが辛くなるんだ。
みんな、たまにすごくしんどそうにするから。
……そっちのが、爺ちゃん寂しいんだ。
[言いながらしゃがみこんで、チカと目線を合わせる]
>>+15
うん。可愛い。
スグルにーさんか、ミナツちゃんなのかな。
[名前を忘れた様子のパオリンに一瞬だけ真顔になる]
そっか、徐々に向こうに行くんだね。
[……おいらは忘れないようにしないとな。と小さく呟く]
あ、そうそう。パオリンって呼んでいい?
明るくて食いしん坊で、面白いおねーさんの名前なんだよ。
[にこりと笑うと、紙袋からお土産の草団子を取り出した]
[呆けたように河向うを見ていたがスイの驚く声に振り返り]
お前さまの猫はとても愛らしく仲のよろしいことだな。
どこから来たのであろうか?
俺はこの辺りも少し見知らぬが、あれどもがご案内できよう。
[スグルを示してそう言うとギンの頭を撫でた]
……なんでだろーなぁ。
仮初だって、夢だって、気づいたからかね。
いくら成りたくても、結局、本物にゃ、成れやしない。
[本音に近く、遠いことば。
怖いという単語には敢えて触れなかった。
ふ、と息を吐き出す。
視線は、ちかもツキハナも、捉えてはいない]
此処? “家”だろう。
――此岸と彼岸の狭間にあるだけの。
じいじ、こわいの・・・?
[自分のことのように辛そうに、唇を噛む]
じいじは、忘れてないのね。
わたしは覚えてないの。
たまに、ふっとかなしいきもちになるけれど、なぜなのかはわからないの。
・・・わからなくてもいいと思っていたの。
[わかってしまえば、全てが崩れ去るから・・・。
ベックの瞳に吸い込まれ、そんな言葉を思わず飲み込んでしまう]
[ヌイに撫でられてギンはごろごろと喉を鳴らす]
うーんと……XX町
[町の名前を告げて苦笑い]
遠い、遠いところからだね。ヌイさんほどじゃないかもしれないけど。
あれ──あ。スグルにーさんだ……。
おーい。ごはんあるよー。
[スグルに大きく手を振った]
[うん、と素直に笑ってチカに答え]
覚えてないのか。それはきっと、一番辛いね。
――いま、思い出す勇気は出せそう?
[それとも、まだ出せない? と目で問う]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了