人狼物語 執事国


24 レプリカ・ファミリー

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【墓】 小姐 パオリン

おぉ?団子が食べてみたいですか?

[赤ん坊の顔を覗き込むと]

歯が生えているでしょうか?食べられますか?
ふむ。
舐めてみますか?

[草団子を一つつまむと、そっと赤ん坊の唇に触れさせた]

よしよし、です。
良い子、良い子ですよ。

[歌うように呟いては、あやしている*]

(+28) 2008/04/03(木) 02:45:46

研修医 ユウキ

[お休み、とは口の中だけで。
目線をベックに返して、出て行く二人を見送る]

それから。
きっと、この想いも。
君を好きになれて――
   愛せて、よかったと思う。

[言い辛そうにしながらも、微かに笑んだ]

……ありがとう、ツキハナさん。

[そっと、*背を撫ぜる*]

(52) 2008/04/03(木) 02:45:57

【墓】 もやしっ子 ギンスイ

>>+24
うちでみんなに会えたんだ。家族の中に居られて幸せだった。パオリンもミナツちゃんもヌイもスグルにーさんも居たんだよ。

パオリン……そっくりって言うか、まんまだよね。

[>>+25 パオリンに寝癖を引っ張られてけたけたと笑う]
痛い痛いーっ。ごめんなさい。
うん。おいらは行くよ。みんなが居たから、行ける。

[パオリンにつられてヌイを見る]

来るよ……きっとね。
それに、こなかったら迎えに行けばいい。バス乗り間違えてるかもしれない。──おいらたちみたいに、どこかに立ち寄ってるのかもしれないしね。

(+29) 2008/04/03(木) 09:29:37

【墓】 もやしっ子 ギンスイ

>>+27>>+28
ミナツちゃんの分も草団子有るんだよ……そうそうそれ。
ほかにも有るよ……ローストビーフ食べないだろうし、どうしようかな。
パオリンもそうやってると、かーさんみたいだね。

[幸せそうに目を細める……が、何かの声に気付いたかのように遠くの空を見つめた]

なんで……ユウキさんの声聞こえるんだろ?

[照れくさそうに笑って、冗談のように続ける]
……家族だから?

(+30) 2008/04/03(木) 09:38:44

【墓】 もやしっ子 ギンスイ

[誰かに語りかけるかのように言葉を紡ぐ]

おいら、ユウキさんのこと……とーさんのこと、大好きだよ。すごい頼ったし甘えたし、頭なでてくれてた。わがまま聞いて貰ったのも、嬉しかった。おいら、ユウキさんがとーさんでよかったよ。たくさんたくさん救われたよ。

[ぽろぽろと涙をこぼすが、拭いもせずに続ける]

叶ったけど……足りない。胸が痛いよ。
とーさんの欲しいものは何だろう。
おいらは……悪いことをしたから、自分の代わりに家族に幸せになって欲しかったし、笑って欲しかったよ。でも……本当は寂しくて寂しくてしょうがなかったんだ。子供みたいに甘えたかったんだ。
だから──。

(+31) 2008/04/03(木) 09:56:20

【墓】 もやしっ子 ギンスイ

ユウキさん……とーさん。

[嬉しそうに誇らしそうに、そう呼んだ]

おいら、信じてる、ね。

[にこりと笑った*]

(+32) 2008/04/03(木) 09:58:03

学生 チカノ

― 夢 ―

「ちか、お前さんももう十三。嫁に行く手筈を整えたぞ」
「お嫁に・・・?じゃあ、だんなさまができるの?家族ができるの?ゆうちゃんのねえやが着ていたような、まっしろな着物が着れるの・・・?」
「ああ・・・そうだな。ちかが嫌われないようによく言うことを聞けばな」
「聞く!言うこと聞くから。庄屋さま、おねがい」
「そうか、それは話が早い。今までお前さんを育ててきた甲斐があったというものだよ」

  ***

[白無垢に身を包んだ”ちか”は、籠に乗せられ、しずしずと山道を運ばれていた]

「ねえ、どこに行くの?わたしのだんなさまは、どこにいるの?」
「もうすぐだ、もうすぐ会えるぞ・・・」

(53) 2008/04/03(木) 10:01:32

学生 チカノ

[たどり着き、籠から下ろされたその場所は、山深く木が生い茂る寒々とした場所だった。目の前には、地中深くに穴が掘られ、中には”ちか”がすっぽりと入るくらいの丸い桶が埋まっていた]

「・・・し、庄屋さま、これは・・・これは・・・」

[訳が分からず棒立ちになっている”ちか”に、堰を切ったように滔々と紡がれた言葉は]

「この村では、五十年ごとに地の神にお供えをしてきたのだ。その年に十三になる生娘をひとり、地の神の妻とする。今回は持ち回りでわしの孫娘が、おゆうが、そうなる羽目になって困っておったら、お前が現れたのだよ。ちか、今まで育ててきてやったろう?さあ今こそその恩を返してもらおう」

[呆然としたまま、がくがくと震えながら”ちか”は”ゆう”に視線を向けた。たすけて、と言いたかったが、声は出ず、唇も固まったように動かなかった]

「何よ、その目は!いつもそうよ。いつもそうやって私を見て、私を責めるのよあんたは!わざと私の真似をして名前を呼んだり。はやくいなくなってよ。もう私を見ないでよ!」

(54) 2008/04/03(木) 10:03:15

学生 チカノ

[ぽろりと、”ちか”の目から涙が零れ、地に染みを付けた]

「さあ、ちか。お前さんの相応しい場所へ、行くがいい。
”ちか”。・・・・・”地下”」

[村人たちが、細く軽い”ちか”の身体を羽交い絞めにして、逃げられないようにしてから桶へと運ぶ。しかし”ちか”は、逃げるどころか指一本動かす気力すら、失われていた]

[桶の蓋が閉まる。一瞬にして視界が闇に落ち、正気が戻り、”ちか”はやっとか細い声を上げた]

「いや・・・。こんなの、いや・・・。
まっくらだよ。だんなさまもいないよ・・・。いや・・・」

[しかし、桶に木釘を打つ音、土をかける音に紛れ、どこにも届くことはない]

(55) 2008/04/03(木) 10:03:33

学生 チカノ

「くるしいよ・・・けほっ、けほっ。
いやだ、出して。ここはいや。くるしい・・・」

[酸素を求め、ぜいぜいと喉を鳴らす]

「・・・さむいよぅ・・・・」

[暗闇と、寒さと、孤独の中。
そして”ちか”は、最期の息を*吐き出した*]

― 夢・了 ―

(56) 2008/04/03(木) 10:03:54

学生 チカノ、自分の叫び声で*目を覚ました*。

2008/04/03(木) 10:05:04

会長 ベック

[うなされるチカを、気遣うように見守っていた]

……。

[何も言わず、そっと、チカを撫でた。*]

(57) 2008/04/03(木) 11:52:53

学生 チカノ

わたし、うらやましかったの。
ゆうちゃんが、うらやましかっただけなの。
どうすればよかったの?
わたしはどうすれば、よかったの?

じいじ、こわいよ。
”あっち”は、こわいよぅ・・・!

[ベックの服にしがみつき、もはや涙すら出ないほどに青ざめ*震えている*]

(58) 2008/04/03(木) 12:49:33

研修医 ユウキ

[ちゃりん、と音がした。
卓上には、六文銭が二人分]

足りないのは……
此処にいろってことなのか、
それとも、他に理由でもあんのか。

[首の後ろに手をやり、コキと鳴らす。
欠伸をして、居間を出て行った。

貨幣は置き去りのまま]

(59) 2008/04/03(木) 13:10:56

研修医 ユウキ、家の壁に寄り掛かり、煙草を*吹かしている*

2008/04/03(木) 13:11:44

【墓】 小姐 パオリン

>>+29
随分、大家族です。きっと賑やかだったでしょうね。
私も、大変たくさんの家族の中で育ちました。
……今はもう、誰もいませんが。
向こう側で会えるかもしれません。そんな気がしてきましたですよ。

[スグルやヌイに言ってもらった言葉を反芻しながら、川の向こうを眺めた]

来なければ、迎えに行けば良い、ですか。
そういう発想は無かったです。
貴方は頭が良い子ですね。

[にっこり笑うと、お姉さんぶって、スイの頭を良い子良い子した]

(+33) 2008/04/03(木) 14:17:52

【墓】 小姐 パオリン

[ずっと遠い遠い記憶を、懐かしむように思い出しながら]

ずっと長い間を、一人で過ごしてきました。
家族と離れて、とてもとても寂しかったのです。
なのに今は、安らかな気持ちです。どうしてなのでしょうねぇ。

[川とは反対側の、野原の向こうに霞む彼方。おそらく自分が来たのであろう方へと目をやって。涙をこぼすスイを見れば、その肩を引き寄せる]

よしよし、なのです。おっきい赤ちゃんなのです。あはは。

[片手に赤ん坊、もう片手にスイを抱えて、幸せそうに笑って]

あ。おかーさんではありませんよ。おねーさんと呼ぶですよ?

[軽口をたたきつつ、うっとりと*目を細めた*]

(+34) 2008/04/03(木) 14:45:29

会長 ベック

[戸惑いながら、震えるチカを抱きとめる。]

……思い出した?

[何があったのか判らず、問いに答えることはできず]

チカ。チカが向こうで一番怖いものはなに?

(60) 2008/04/03(木) 17:18:35

学生 チカノ

[ベックの問いに、ぽつりと答える]

・・・ひと。
ひとの、こころ。

[あれほど人との交わりを求め、温もりを求めていたのに。
巡り巡った答えは、全く正反対のものだった]

ねえ、じいじ。
じいじはどうして、”ここ”にいるの・・・?

(61) 2008/04/03(木) 17:39:16

花嫁 ツキハナ

あなたに捧げていたのね、私……?

[仏壇の一つ多い草団子を見つめて独りごちた]

あなたはここへは来なかったんでしょうねぇ。
後ろを振り向かない人でしたもの。

[苦笑を噛み潰して、花嫁衣装を脱いでいく。
未だ、彼の男の名も顔も*思い出せてはいない*]

(62) 2008/04/03(木) 17:39:24

会長 ベック

[うん。と弱く肯んじて]

そうだね。怖いね。
騙されたり、傷つけられたり、とても怖いね。

[どうしてあげれば良いんだろう、
そう考えながらチカの質問に答える]

じーちゃんは死にたくなかったから。かなあ。

(63) 2008/04/03(木) 17:51:06

学生 チカノ、会長 ベックの瞳を、青白い顔のままじっと*見つめている*。

2008/04/03(木) 17:52:06

会長 ベック、学生 チカノじゃあ、いま一番願うことはなに?と聞いた。*

2008/04/03(木) 17:56:51

【墓】 もやしっ子 ギンスイ

[パオリンに抱き寄せられ、照れくさそうに笑いながら涙を拭う]

>>+33 >>+34
凄い大家族──12人も居るんだよ。
あのね……パオリンねーさんも家族なんだ。ミナツちゃん、ヌイさん、スグルにーさん、アンねーさんも。
パオリンねーさんに遠くに会いたい家族が居てもね、おいらたちも家族なんだよ。

一人は寂しいよね。でも、今は暖かいね。

[パオリンの頭に猫っ毛の頭をのせ、幸せそうに笑った*]

(+35) 2008/04/03(木) 19:46:59

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餅肌 ネギヤ(2d)
13回 残9706pt
小姐 パオリン(3d)
81回 残7664pt
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