187 雪色街のたからさがし
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[──その瞬間だけ、全ての音が、そこから消えた]
(#0) 2015/12/23(水) 00:01:19
[静寂は僅かな時間。
それを打ち破ったのは、どこからか響く、時計の鐘の音。
13回、それが鳴り響いた直後。
ひょう、と冷たい風が吹き抜けて──]
(#1) 2015/12/23(水) 00:01:38
『やあやあ、いらっしゃい?』
[気付けばそこは、雪の真白に閉ざされた街]
『実は、ちょっと探し物をしてるんだけど、キミたち、手伝ってくれないかなぁ』
[目の前に立つ兎──見事に後脚で立ち、懐中時計を手にしたそいつは軽い口調でそう言った]
『この場所の『時計』を直すのに必要な『鍵』と『螺子』を作らなきゃいけないんだけど』
『その『材料』が見当たらないんだ』
[一方的に言い募る。
こちらの反論や突っ込みなどはどこ吹く風、全く聞いていない様子で]
(#2) 2015/12/23(水) 00:02:01
『というわけで、探してくれないかなあ』
『キミたちがなくした『たからもの』』
『……見つからないと、キミたちもここから出れないんだよねぇ』
『『時計』が止まっちゃってるから』
[何やらとんでもない事をさらり、告げた後]
『と、ゆーわけで、よろしくね!』
[どこまでも一方的に言い切った兎はてんてん、てんてん、と。
雪色の向こうに跳ねて、消えた]
(#3) 2015/12/23(水) 00:02:20
[前いた場所がどこであれ。
今いるそこは、雪色に染まる、静かで冷たい街。
空からは、細かな雪がはらり、はらはら舞い落ちて。
もしかしたら、さっきまではいなかった誰かが近くにいるかもしれないし。
近くにいた誰かはいなくなっているかも知れない。
携帯もスマホも時計もみんなどこかおかしな表示。
けれど、ここにいるもの同士には、もしかしたらつながる事も、あるかもしれない。**]
[☆業務連絡
プロで同じ場所にいなかった人といきなり遭遇するのもOKです。
また、携帯やスマホなどの機器の動作は、空間外に繋がる、以外ならば何が起きても大丈夫です。
その辺りは、皆様のやり易いようにどうぞ]
(#4) 2015/12/23(水) 00:02:50
[取りあえず、近くのコンビニに行こう。
そう思って歩き出そうとした時──音が、消えた]
……へ?
[代わりに響く、鐘の音13回。>>#1
冷たい風が吹き抜けて──]
(1) 2015/12/23(水) 00:14:22[駅前]
…………。
[気が付いたら、目の前には、兎。>>#2]
えーと。
[しかも立ってる。喋る]
……あのさ。
ものすっげぇ、無茶振ってねぇ? お前。
[とりあえず、思った事を突っ込んでみたけれど、兎は全く気にしないで跳ねて行く]
(2) 2015/12/23(水) 00:14:28[駅前]
……どーしろ、っての。
[はあ、とため息ひとつ、つく。
ぐるっと見回せば、目に入るのは、雪の積もった駅舎。
だけどそれは、ついさっきまで近くにいた見慣れた駅とは違うみたいで]
…………そも、ここ、どこ。
[駅前の広場も真ん中の池も、知ってるような知らないような。
わけわかんなくて空を見上げたら、冷たい欠片が顔に落ちて、溶けた。**]
(3) 2015/12/23(水) 00:14:35[駅前]
……ほんと、わっけわかんねぇ。
[兎の話はそもそもわけがわからない、けれど。
それを理解したくない──そんな気持ちは、一体いつから滑り込んだのか]
つか、やってらんねぇよ……。
[ぽつりと零した愚痴。
それが誰かに届く可能性なんて、思いも寄らないまま。**]
(*0) 2015/12/23(水) 00:16:36
フリーター バクが接続メモを更新しました。(12/23 00:17)
[ペットショップのウインドウに背を向けて空を見上げる。
突然聞こえた、この街では聞いたこともない鐘の音にびくっとしてしまう]
やっぱり、兎ってそういう跳び方なんだ。
[>>#2>>#3 マシンガントークの兎に手を伸ばして触ろうとするも、彼もしくは彼女は身を翻して行ってしまった]
(4) 2015/12/23(水) 00:17:28
フリーター バクは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2015/12/23(水) 00:18:21
─ ペットショップ ─
[思案の最中は周りの音も耳に入らない。
だから、全ての音が消えた瞬間も気付かなかったのだけれど]
────!
[男は唐突に鳴り響いた鐘の音>>#1に俯けていた顔を跳ね上げた。
そして首を傾ぐ。
男の店にこのような音を奏でる時計は無い]
……───ッ 、
[数えて13、鳴り響いた鐘の音。
その直後に吹いた風は室内に居るにも拘らず、冷たくて。
顔を顰めたところで視界がホワイトアウトした]
(5) 2015/12/23(水) 00:27:51[ペットショップ]
────………っつ、
[座っていた体勢から床へと尻餅をつく。
否、床ではなく真白の地面だ。
背側には椅子にかけていたはずのコートとマフラーが落ちている]
……なに……?
[瞳を巡らせば、辺り一面真白の世界。
雪と氷に覆われたその場所は、少し故郷の景色に似ていた。
しかし目の前にある凍りついた噴水は、そこに一種の異様さを思わせる。
立ち上がりコートとマフラーを拾い上げ、身に纏った辺りで、真白の世界に別の真白が居ることに気付いた]
(6) 2015/12/23(水) 00:28:19[真白の世界・噴水前]
…さっきの、
[見かけた兎では、と確認を取ろうとした矢先、白兎は一方的に言葉を紡ぐ>>#2。
後足で立ち上がるその様は、御伽噺の登場人物のようだった]
『時計』、『鍵』と『螺子』、…『材料』。
[矢継ぎ早に話す白兎の言葉を、男は単語だけ拾い上げ繰り返していく。
理解は及ばないものの、この兎が男に何かをやらせようとしていることは何となく分かった。
色々と突っ込みどころのある兎だが、その話す速さ男はついていけず、反論もままならない程。
ただ、その中で一つの単語が男の意識に引っ掛かった]
(7) 2015/12/23(水) 00:28:30[真白の世界・噴水前]
……そ、それなら、…、良かった…、
[なんだか苦笑が痛くて、尻すぼみに声が小さくなっていく。>>0:48
その言葉を信じている訳でもないのに、逃げようとしていてそんなの。]
私は全然大丈夫、本当に。
[卑怯だ、と責める私と。
深入りするなヤメロと告げる私が五月蠅い。]
(8) 2015/12/23(水) 00:28:35[街中]
………『たからもの』……
[語尾は平坦だったが、男の首が傾ぐ。
その様子からも心当たりが無いことに見ているものならば気付けるはずだ。
だが目の前の兎はそんなもの気にしちゃあいない]
……何だったんだ。
[こちらの返答を聞きもしないで、兎は言うだけ言って立ち去って行った>>#3。
それには男も無表情ながら呆れ果てることに]
…『時計』が動かない限りは、出られない。
[兎が言い残していったことを整理すると、そう言うことになるらしい。
強引な頼み事に溜息は禁じえなかった]
(9) 2015/12/23(水) 00:28:41[真白の世界・噴水前]
……ありがとう…
[再び屈む相手を眺めていれば、拾い忘れていた定期入れを差し出されて。]
(10) 2015/12/23(水) 00:30:58[街中]
べ、弁償、します…!!!
[そう訴えてしまったのはもう、条件反射というか、無意識。
どういう訳かその瞬間だけ、全ての音が消えたような気がした。>>#0]
(11) 2015/12/23(水) 00:32:29[街中]
鍵と螺子の材料って、金属とかじゃなくて?
[熱に浮かされたように、頭の中がふわふわしていた。
景色が変わっていることに未だ気づかず、兎の言葉を反芻しながら歩いていく。はたと足を止めたのは、知らない駅が見えた頃]
っていうか、喋った?
[振り返るけれど兎はいない。
そこに広がるのは、ここがどこで今がいつなのかもわからないくらいの景色。
喉がごくりと鳴るのが自分でもわかった。
そこにミュージシャン風情の人影>>3が見えると、緊張した面持ちで足を踏み出す]
(12) 2015/12/23(水) 00:32:52[駅近く]
あの、兎って二本足で歩けるんでしたっけ?
[という問いは、>>*0 若干苛立ちを感じなくもない様子に怖気づいてかすれる]
(*1) 2015/12/23(水) 00:35:32
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