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[ヨシアキの許へ戻って、仏さんに手を合わせる]
えーと、ご愁傷様です?
失礼するよ。
[ポケットに手を突っ込んで携帯電話を奪おうという魂胆だ。
手紙まで出てきたことに驚いたが、とりあえず急いで箱を開けると、[ロープ]だった]
たーまや〜……
火が必要だね。
[悲しげに言いながら、ロケット花火をロープの先に結びつけた。
ぐるぐる回してみた。カウボーイ風]
少し早まったかな。
[待ち合わせの場所に早く着いてしまったときのような口ぶりで言って、ヨシアキの指に触れる。
うつ伏せになっているので、顔も傷口もよく見えない。おかしな臭いはするけれど、それほど気にする様子はない。
明かりにも乏しい中、手紙を開いた]
[三時。携帯を確認すると、そこにはヨシアキが――デフォルトのまま投票していた彼が――処刑された事。他にもたくさんの死者が出ている事。
屋上に箱が降ってくるという事が書かれていた]
屋上、行ってみる?
[どうする? なんて、デイパックを背負い立ち上がりながらギンスイに聞いて。ギンスイが背を向けるか、そうでなくても少し油断をした、その瞬間に。
さっと、彼の背に銃口を向け――]
……
[弾を撃ち出そうとしたところで。標的の首輪が、爆発した。刹那、驚きの色が表情に浮かび、すぐに消えて]
……処刑、じゃないよね。
説明書にあった……「襲撃」?
[それから改めて携帯を確認する。因縁システムの設定をしたところに、代わりに文字が書かれていた]
アキラ……と、ナオ。
つまり、ナオも死んでるか……
これから死ぬか、って事かな。
……勝利条件が自分の生存でよかった。
[ふう、と息を吐き]
[懐中電灯で照らしたそれは、秘密の宝箱の在り処を示した地図でもなければ、生き抜く為に役立つ何かが書かれた虎の巻でもなかった。
ただ、不器用で真っ直ぐな、恋文]
男って何でバカなの?
[言った声はかすれていた。遺体の指先をぎゅうと握り締めて、握手をするように振る]
ごめんね。アタシも、好きな人がいるよ。
でも、アタシは金子みたいにその人のことを信じられなかった。
バカな女だ、ザマァミロって思えばいいよ。……嘘でもいいから思ってよ。アタシはあなたを利用することしか考えてなかったんだよ。
バグならいいのに。
[携帯を開くが、書かれている内容は何も変わっていない。赤い文字で書かれたシンヤの名。
そして、見逃していた表示に気付いて目を丸くする]
ギンスイと、運命共同体?
なんで? 誰の仕業……?
[手紙が風に煽られて舞い上がり、どこか、それほど遠くない所から*爆発音が届いた*]
[それから少々時間が経って。もうナオも死んだだろうか、などとぼんやり考えながら、眠いなあ、と、うとうと思いながら、森の中を歩いていた。
突然、傍の茂みががさりと揺れ]
!
[飛び出してきた人影に、はっとしてサブマシンガンを向け、素早く弾を撃った。銃を使った事なんてないから、反動に耐えるのが精一杯で。
無茶苦茶に20発全部を撃ち出した]
2dエピでも落としてみるよエピアンケ☆
そのうちまた村建てると思うので、ご意見ご要望、助言呟き等ありましたら、聞かせていただけると嬉しいのです。
全部任意です。ネタ回答も大好きです。
■ルール・説明文、多すぎました?
■わかりにくかった点などありましたら
■どうしたら人集まるんですかね…!?
■「777ptでこんな村どうよ」な案あったら聞かせてハニー
■その他
[パラララララララ――響く連射音。
硝煙の臭いというのか、鳴れない臭いがして。それより強く、鉄のような臭いがして。頬や髪や制服の一部に、ぴしゃりと生暖かいものがかかった]
……。
[腕をゆらりと降ろし、後ろ向きに倒れた人影を見下ろす。血にまみれたその姿には見覚えがあった]
セイジ。……酷いな、不意打ちだなんて。
[右手に握られたサバイバルナイフに、やれやれ、と]
[サブマシンガンに弾を詰め直そうかとしたところで、放送が聞こえた。
『おめでとう、たった一人の勝者ですよ』
その内容に、首を傾げ]
勝者? 僕が?
[疑問に応えるように送られてきたメールを読む。そこにはセイジが死んだ事で生存者が三人になった事。この時点で「狼」と紫が残っているため、紫の勝利条件が達成されるのだという事。
禁止エリア諸々が解除されたので、スタート地点の廃校に戻ってくるように、という事が書かれていた]
[廃校に戻り、教室に入ると拍手で迎えられた。君が唯一の勝利者、優勝者であり生存者だ、などと言われたので、やはり残った二人も死んだのだろう、と思った。
その後、総統直筆だという色紙を渡され、祝いの言葉と共に、「無期限の生活保障の代わりに他県へ移り、プログラムについては他言せずいるように」という旨を伝えられた。同意するかと確認する声に]
……別に、そんなのはいいよ。
同意するから……
とりあえず、終わったなら、寝てもいい?
[サブマシンガンを持ち、体に血を付着させた少年は、眠たげな顔と声で、そう*問いかけた*]
─屋上─
[彼の視界に映るのは、モノクロームとセピアと中間の色の世界。ぼんやりと立ち尽くしている]
アレですか。オレ死んだんですか。
[蛍のように、ふわりとまわりに人魂がまとわりつく]
ですよねーって突っ込まないでください。わかってるから!
久々に見たよ人魂とか。この島すごいな。銀河か!
[午前3時の暗闇の中、まるで地上の天の川のように島には無数の人魂がさまよっていた]
[カチリ。
首輪から音がした。鳴り出した電子音が徐々に大きくなる]
アハハ。困ったね。あー、もうどうしよう。
[慌てる様子も見せずにシンヤの携帯電話へ発信してみたが、耳に当てずに液晶画面を見たまま呟く]
沢良木、あんた白だったよ。
でも、アタシも白だよ。
[自分の言った言葉に、ふっと笑い出す。繋がっているのかとか、伝わっているのかとか、そんなのは心底どうでもよかった]
[長座の姿勢で空を仰いで、携帯電話も、打ち上げ花火も、ポケットから取り出した白いハンカチも、何もかも夜空に投げた]
好きですなんて言わない。
死にたくないなんて言わない。
悔しいなんて思わない。
[あぁ、でも、死ぬ前にもう一度イチゴ牛乳が飲みたかったな。食堂の自販機にあるやつね。
言って、意地の悪い笑みを浮かべた]
バカみたい。
[ゲームオーバー。
やがて訪れる*静寂*]
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