187 雪色街のたからさがし
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え...?
[振り向いたモミジの顔に、遠い記憶が過る...泣いていたのは......あれは?]
えっと七咲さん、だいじょう、ぶ...?
[たき火から離れて一歩踏み出した途端、同じようにモミジの方へ振り返っていたマシロの姿が、ふいに消えた。
ばさ、と音をたてて、焼き芋の入った紙袋が地面に落ちる*]
(2) 2015/12/25(金) 00:10:40[児童公園]
フリーター バクは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2015/12/25(金) 00:12:48
フリーター バクが接続メモを更新しました。(12/25 00:15)
[雪積もるベンチに何かを見つけて近づいた]
ねぇねぇ、おもちゃがあるなら、どこかに食べ物もないかな。
[飛行機のような何かが雪に埋もれている。
焚き火の方を振り向いたがマシロが見当たらない]
あれ?
[左右を見渡しても居ない。
そして、おもちゃもいつの間にか消えていた]
(3) 2015/12/25(金) 00:17:55[公園]
[焚き火に近づいて、紙袋を拾い上げる。
遊具の近くのフユキとモミジを呆然とした顔で見つめて考え込んだ]
……あれ。
もしかして、私、いない方がよかったりしません?
[焼き芋が入った紙袋を握り締めたまま、そそくさと公園を*出て行った*]
(4) 2015/12/25(金) 00:21:41[公園]
売り子 オトハが接続メモを更新しました。(12/25 00:21)
だい、じょうぶ。へいき。
[慌てて、取り繕うように冬木に応え。>>2]
…あ、うん。
今、そっちに……
[追って掛けられた真白の声>>2:91に、さっと笑みを浮かべる。
賑やかな乙葉の声>>2:88も聞こえただろうか。
けれど、その時目に映ったのは。]
(5) 2015/12/25(金) 00:21:58[???]
え、、ま…
[あの女の子の時と同じ。
空間に溶けるよう薄くなっていく真白の姿。]
真白さん…?
──っ、真白さん…!!
[伝えるように叫ぶ。
吸い込んだ冷気にケホケホと咳が漏れた。]
(6) 2015/12/25(金) 00:23:59[???]
売り子 オトハは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2015/12/25(金) 00:24:28
(”お父さんの跡を継ぐんじゃないの?”)
[記憶の底から浮かぶ声。
継がない、と今よりも若い男の声が言う]
(”ふーん、じゃあ進路どうするの?”)
[男は短い沈黙を返す。
そして、動物を助ける仕事がしたい、と言った]
(”じゃあやっぱり跡を継げば良いんじゃない?”)
[嫌だ、と男は即答する]
(7) 2015/12/25(金) 00:31:52
(”なんだそりゃ。矛盾してない?”)
[してない、違う方法がある、と男は言い切る]
(”違う方法って?”)
[それは──────]
(8) 2015/12/25(金) 00:32:00
………ここは…?
[気付けば住宅街を抜け、公園とは違う広い場所へと出ていた。
見覚えがあるような、そうじゃないような。
どこか懐かしくもある場所]
[思い出せそうなのに、何かが頭の中で引っ掛かっている**]
(9) 2015/12/25(金) 00:32:09
経営者 ズイハラは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2015/12/25(金) 00:34:26
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(12/25 00:34)
…え、なん……?
[焼き芋の袋を拾う乙葉の言葉は理解できず、何か言おうとすると代わりに漏れる咳。>>4
ヒューヒューと喉が鳴る。]
乙葉さん、どこへ…
大丈夫、かな…?
[熱に火照った顔に不安の滲む笑みを浮かべ、そう冬木に*尋ねた*]
(10) 2015/12/25(金) 00:36:53[???]
狭間に、飛ばされた、のか...
[多分、そうなのだろう、と思う]
随原さんなら......
[なんだか分からない力があるらしい彼なら実際の所が分かるかもしれない、と思い至った所で、咳き込むモミジの様子にハッとなる]
大丈夫ですか?!
[かなり慌てて駆け寄ったので、いつの間にかオトハがフェードアウトしているのには気付かなかった>>4]
(11) 2015/12/25(金) 00:42:53[児童公園]
[近付くと、モミジの顔は赤く、明らかに熱っぽい様子に見える]
やば...本格的に風邪ですよ、これ。とにかく火の傍に。あ、これも着て下さい。
[大慌てでジャケットを脱いでモミジの肩にかける。例え遠慮されてもそこは強引に押し通した]
座った方がいいな、ええっと...
[きょろきょろと辺りを見渡す]
(12) 2015/12/25(金) 00:47:06[児童公園]
派遣社員 モミジは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2015/12/25(金) 00:48:33
え?乙葉さん?ほんとだ、居ないな...でも消えたって感じじゃない、ですよね?
[雪に半ば埋もれた砂場から小さなプラスチックの子供用バケツを見つけ出してたき火の傍に裏返しに置きつつ首を傾げる]
とにかく、ちょっとここに座って休んで下さい。
水分もとれたほうがいいんだけど...水飲み場動くかなあ?
(13) 2015/12/25(金) 00:51:44[児童公園]
......早く帰らないと。
[モミジの様子を見ながら、初めて真剣にそう呟く]
俺ね、ここに来たのは偶然じゃないって気がしてるんです。
ずっと昔、子供の頃に住んでた家の近くの公園に似てるんだ。
[そして、思い出しかけた何かを、懸命に掴もうとするように、言葉を重ねた**]
(14) 2015/12/25(金) 00:57:37[児童公園]
作家 フユキが接続メモを更新しました。(12/25 00:58)
作家 フユキは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2015/12/25(金) 01:01:05
-児童公園-
…っ、
[駆け寄ってくる冬木>>11と何かを言い残して去っていく乙葉。>>4
声を掛けようと応えようと息をする度、冷気に喉が渇いて、咳になった。
過去のような幻。
けれどマールは居なくて、さっきまで居た真白も消えた。]
──っ、こ…、ここでもやっぱり…
[少しずつひとりずつ。]
みんな居なくなってしまうのかな…
[気遣う冬木に応える、独り言。>>11
状況に記憶に出来ごとに、思考が追いつかない。]
(15) 2015/12/25(金) 18:27:33[???]
…ぁ、ありがとう。
[冬木にジャケットをかけられて、なんとか分散した思考を目の前に纏める。
さっきまでまばらだった雪はいつのまにか存在感を増し、髪に落ちた大きな結晶はすぐには溶けない程になっていた。]
でも、これじゃ、冬木さんがひいちゃうよ。
[苦笑に、肩を覆う少し大きなジャケットを戻そうと手を伸ばしたが、けれど頑なに拒まれてしまった。>>12]
(16) 2015/12/25(金) 18:29:01[???]
あったかい…
[言われるがまま、たき火の傍、身体を温める。
冬木からスコップの簡易椅子を勧められれば、じわり。>>13
心に何かが広がるような感覚に一瞬、ぼんやりして。]
出て行ったの。
真白さんの、焼き芋の袋を持って何か…っ
[ケホ、と小さく咳を零す。]
…何か、話してたのだけど、聞き取れなくて。
[とにかく座るよう促されれば、頷いて。
そのとても小さな椅子に腰を下ろした。]
(17) 2015/12/25(金) 18:30:21[???]
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