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[部屋の扉を開く前に、携帯電話を確認する。
死亡者名と、先ほどの騒ぎの大きさを照らし合わせた]
ミナツ、いる?
[扉の向こうへ、震える声で尋ねた]
……俺、やっぱ───。
[迷い考えた末を言葉にしようとして]
《ピ ピピピ───》
っ!!!
[響く機械音。
それは自分の首元から]
《───ドンッ》
[爆発と言うよりは何かがぶつかるような音がして。
首が、飛ぶ]
[いつしかサヨとの会話に注意を取られていたバクの視界から
這うように移動していく。
携帯電話のアラームが、ラウンド終了30秒前を告げる。
血を流しながらも口元を上げて、携帯電話をバクへと掲げてみせた]
箕鏡、時間だ。
[携帯の赤いボタンを押した]
[最後に浮かんだのは、ナオの泣き顔だった]
『また、泣かしちゃうのかな…』
『けど、ボクはたった一人の陣営だから。
ボクが居ない方が、ナオさんもミナツさんも、他のみんなも、生きてられると思うから。
だから、
これでよかったんだ、これで』
[*これが、最期の言葉*]
―ほんの少し前の事―
[こっぴどい混乱が。
近くからピッピッピッとかすかに音が聞こえる。
音がする方を向くと、赤く点滅するヤスナリの首輪。]
……つーか、帝国ってなんだよ。
[掠れた声ながらしっかり突っ込んで。
遠い家を伺えば、赤い色が目に入る。
携帯に目を戻して、目に止まったのは1人の名前]
カザマさんも……?
確か、投票は1日1人って……
……まさか。
[はたと思い至ったように、バッグからルールブックを引っ張り出した]
何が…。
[混乱したまま、ミナツに聞こうとした。
何がどう間違っていたのかと]
…?
[先に耳に届いた電子音。
ハッと気がついた時には遅かった]
外せ、小野…!
[出来るわけもない。
死の恐怖と巻き込んでしまうことへの恐怖で顔が歪んだ]
リウ?
[こちらに向かって微笑んでくれただろうか…すぐに倒れこむヤスナリを受け止めるように抱きしめたので よく表情は見えなかった]
リウ…大丈夫
[側に寄ろうとした瞬間 目の前が白く光った]
[携帯電話が表示している霊能判定に、顔を歪ませた]
全員教えてくれるんじゃないわけ?
落ち着け。本に書いてあったでしょう。
なんだっけ。どうなってるんだっけ。
[がし、と頭をかきむしる。
バクの武器のことが思い出された]
ナオに取られる!
ヤスッ…!!!
[頭が真っ白になる。
外せ、と言われ慌ててヤスナリの首輪に手を伸ばす。
目の前の顔がゆがんだ。]
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