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[大広間の喧騒も知らずに、二股に分かれる光の道筋に立ち止まる]
魔法というより、お化け屋敷みたいだと思うのは悲しい大人なのかしら。
[右足を振って、靴を脱ぎ飛ばす]
こっち、と。
うわぁ、何この心臓破りみたいな階段。
[ほどなく、ぜぇぜぇはぁはぁ言いだして足取りは重く]
[ヒヨコと戯れている茶羽を撫でながら、>>6をありありと想像して、似合う、とか思っていたのだが。
>>7が聞こえ]
…、
[指で×印を作って。
ムカイとリウを指し。首を横にふるり]
[何羽かのヒヨコが後を着いて来ていることに気付いた。
一緒に水晶に触れていたのだろう]
………。
[しばらく見詰め合う]
あははは、捕まえてごらんなさい〜!
[などと気晴らしをしながら、最上階に辿り着いたのはどれほど時間が経ってからか本人は知らない]
―最上階―
[光が漏れる扉に近づき、ノックを2回]
もしもし亀よ亀さんよ。
お母さんですよ、扉を開けて。
[甲高い裏声]
/*
ところで先生、おいら白衣着てたんですかw
言われてみれば、白衣に見えなくもない。<アイコン
若干薄汚れているけど。
某大学食堂の入口で「白衣着用のままのご利用はご遠慮下さい」って張り紙を見たことを思い出しました。
[いつもの仕草。指をぱちん、と鳴らして扉を開いて。ノックの声の主を迎えるのは暖炉の灯った温かな部屋と魔女と小さな少女と、腕利きの料理人もまだそこにいるだろうか。]
…やあ、いらっしゃいヒナ先生。
すまないねぇ。触れたもんを無差別に転送するような魔法をかけおってあの弟子は…そういうのには普通キーワードを設定しておくもんだよまったく…いや、弟子への文句は気にしないでおくれ。
とりあえずは茶でもどうだい?
[階段を昇って息が上がってるであろうヒナに烏龍茶を勧めた。]
―回想―
[一つ水晶から、皿の割れる音。
そちらをみればホームグラウンドが映っていた。
漏れ聞こえる様々に耳を傾けつつ。]
…ありゃぁ。怪我したもんはいねえか、うむ。
あーあ、俺の大事な場所を襲いおって… ははは、面白え奴らだのぅ。
腹ぁ減ったんかね、飯でも作ってやりてえが…
バナナチップス?
そんなんあったんか、知らんかったわ。
…アンさんが買い込んでたんか?
[ひとつ意外な趣味を知った気がした]
[>>+5指も触れずに開かれた扉に驚くことはない。
茶の勧めに礼を言って、一気に飲み干す]
ヘイケさん、でしたか。
何事ですかこれは。
[答えが返って来る前に、耳元に飾られたままだった花を抓んでくるりと回転させた]
ここに王子様はいますか?
[>>12の言葉に、頷いてくすり笑うも。
ふと。再びペンを取った]
『魔女は。
黒を見つけたら、どうするつもりなんだろう?』
[キクコたちの邪魔をしないよう、こそこそテーブルの端に移動。
茶羽をタオルケットに巻き込んで、幽霊状態で様子を見ている*]
[ヒヨコが鳴いてるとおもっていたがどんどん卵に還っている様子に気づき]
親代わりが居なくなったから、収拾もついてちょうどよかったのかねえ・・・。
アリストテレス先生曰く「よかった、病気の子・・じゃなくて寂しいヒヨコはいなかったんだ」ってとこか。
[ヒヨコのままうろうろしてたら何匹か水晶玉にぶつかって楼台行きになってたりしたのかしらん、とか考えている]
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