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○執着王:ピジェへ遷都
○ワドリックの戦い→執着王勝利
・シレーヌ河の誓い
○嘆きのイレアナ事件発生(イレアナ生存)
↓
○暴動激化(南国ポーンザイン、商業都市ガリウス、リムドラ蜂起)
↓
○執着王:暴動鎮圧のため各地へ派兵
○シュテル:ヴィルコラク襲撃→占領
○執着王:暴動鎮圧→レヴィングダットへ進軍
↓
○レヴィングダット攻防戦
・黒獅子対森の豹の決闘
・ピーコック会戦
[エートゥとアルマウェルのやり取りを聞きながら]
なるほど、ピーコック会戦かぁ。
[古地図のコピーを見直しながら]
うん。ちょうど……ここらへんに展開出来そうな平原あるものね。目をつぶって想像してみるだけで、わくわくしてくるわ。
華のある黒獅子や若狼に惹かれがちですけれど、
王の長男のグレオ王子(執着王似らしい)や二男は、シュテルが活躍してた頃、何してたんでしょうね。
彼ら、まだ生きてましたっけ…?
案外優秀で、ガリウスやリムドラを制圧したのが、彼らだったりしたのでしょうか。
そういえば、教授。
買い物の荷物、かなりの量になってそうですよね。
ボク、教授を手伝ってこようかな。ついでにサーディたちの様子もみてきましょうか。
確か、グレオ王子は早くから、王の後継となることが決まっていたから、王都の防衛をしていたんじゃなかったかしら。
だけど次男の……テシオはそういえばあまり話を聞かないわね。どこかに文献ないかしら。
[ラウリのアタックであちこちに散らばった本の中から、探している]
三将を語るならピーコック会戦は外せないよな。有名どころ揃い踏みだ。
ここではシュテル軍を陰で支えた商人一座の存在も忘れちゃいけない。
南方から物資を運搬し続けたリ=ダーグって集団だな。
ヴィルコラクの本流が城を挟むように二つの支流に分かれているが、東側―――山脈にそって流れる方がだね、そっちを上手く利用したらしい。
それよりラウリ。さっき派手に転んでたけど大丈夫?どこか痛いところない?
私、保健室にいって湿布もらってこようかなと思うんだけど。
補給路を断とうにも、支流のもう一本が邪魔をして攻めにくい。
それでもここが生命線と見て、執着王側の軍勢は随分と策を講じたようだが、そこはシュテル側も手堅いね。背後をきっちり護っていた将軍が居たらしいよ。
名前が思い出せなくて弱ってるんだが………確か、"“ヨ”"―――何とか。
ああ、ダミー君は心配だね。
俺も様子を見にいうかと思っていたんだ。
丁度この石油ストーブも悲鳴上げてるしね、そっちも補給しにいかにゃと思っていたし。
そうそう。リ=ダーグも忘れちゃいけませんよね。
南方の他、ガリウスと彼らの間にも強力なコネクションが築かれていたとゆー。
あ、いたいた。
あれ、教授も一緒か。
[購買の手前で、教授と立ち話するサーディを見つけて歩み寄る]
教授、おつかれさまです。
サーディもごめんね、すぐ追っかけようと思ったんだけど、つい話し込んじゃって。
あ、これね、マフラー預かってきた。あとカイロ……は、教授使います?
ぬぬぬ?
ウルスラ…そうですね、
まだちょっとだけ、足がずきずきするよーな気がしなくもないので、
湿布もらってきて頂けるなら、お願いできますか。
いつでも構いませんが。
[ラウリやウルスラにも頷き返し]
各々休憩兼ねて出掛けてくるのもいいかな。
地図広げて随分経つからねぇ。
ま、ダミーくんは居なくても議論は捗るが、灯油が切れちゃそうはいかないからね。
毛布とエアコンくんだけでは厳しい。
毛布、エアコン、石油ストーブ……この広い研究室≪せかい≫をピーコック平原に見たてるなら、三将がきっちり働いてくれることが如何に大事かわかるだろう。
[要は寒がりだった。窓なんか開いちゃってるし。]
買い物……は、まだだね。
[サーディの手に袋が無いのを見て]
よかった、僕も追加の注文もらってきたもんだからさ。
エートゥのキャラメルアイス、
ウルスラの抹茶アイス、
ドロテアが何だっけ、カルピスかき氷。
レーメフトがストロベリーアイスか。
[自分のメモを確かめる]
まあでも、寒いとはいえ、アイスは最後に買った方がいいよね。
他には何が要るんだっけ。
えーっと、教授が頼まれてたのが
イェンニにお酒
レーメフトにチーかま
アルマウェルに何かつまみ
ドロテアにキウイ
マティアスに煙草
サーディにナッツ
エートゥにチョコポテト
ラウリに抹茶プリン。
サーディに注文があったのは
自分のイチゴアイス
イェンニにバニラアイス
ドロテアに「いつもの」
レーメフトに抹茶アイス
ラウリに苺豆乳
マティアスに目薬、だっけ?
[文献を探すのが面倒くさくなったのか、放り投げた]
あー。もうテシオの話はいいわ。
それよりピーコック会戦の続きって、どうなったんだったかしら。三本槍は、扇の一番薄いところから正面突破して、突き抜けた直後に反転。それに呼応してシュテル率いる隊が、黒獅子軍を挟み撃ちにしようと襲いかかろうとしたんだったかしら。
ただ黒獅子の軍はガリウス、リムドラと連戦の上にとんぼ返り。
現実的に戻れる距離と時間とはいえかなりの強行軍、それに加えての対陣。
相当士気も低かったのでしょうね。
黒獅子が一騎打ちに応じたのも士気低下を避けるためかしらね?
隠者からすれば、受けてもらえば時間が稼げる。断られれば舌鋒をもって更に士気を下げる。どちらをとっても悪くなかったのかもしれない。
そして決着はそこではつかずレヴィングダットからピーコック会戦…見どころ目白押しでわくわくしちゃうね
[ラウリの補足>>17に、うんと頷きを返す。]
影なる勝利の立役者は民衆にアリ―――ってね。
賢しく立ち回り勢力を広げて来た彼らが何を思ってシュテル側についたのか諸説あるけれど。単純な利害の一致の他に、何か熱いドラマがあったんじゃないかなあなんて、俺は思っていたんだよな。
シュテルの物とされる貴重なジェダイトの盃なんかにも、この商人一座の職人の印が刻まれているものがある。捉えようによってはなかなか意味深じゃないかい。
教授の買い物は済んでるみたいだから、後はほとんどアイスだね。
レーメフトは抹茶アイスと苺アイスのふたつ?
せっかくだから俺も自分のアイス買おう。
ナッツ入りのあるかな。
[言いながら購買へ歩き出す]
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