93 じんろうさまのかみかくし村 〜まよいみち〜
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ヨシアキさん以外の名前も、消えているんです。
[>>7首を横に振り、ユウキへ手紙を差し出す。
おぼつかない手で財布からお守りを*外した*]
あの、これ持っていていただけませんか?
……先生が、いなくならないように。
(9) 2012/ 7/25(水) 08時10分位[結城医院]
あぁ…他にも行方不明になっている人がいるそうだネェ。
[不安そうなチカノ>>9が手紙と、お守りを差し出すのを見れば。
そっと、その頭を撫でようとする]
私より、チカノさんが持っている方が良いよ。
何かあったら、ご両親もネギヤさんも心配するから。
………もちろん、私も。
(10) 2012/ 7/25(水) 09時00分位[結城医院]
[呟くような声に脚を止める。>>6]
あぁ。帰らないそうだ。
夏になると――寂しがりの神さんが降りてくる。
[そう言いながら参道に向けていた顔を少女に向ける。
どこか寂しげに見える佇まいを見つめた後、聞いた]
…神さんに会いたいか?
それとも、会いたい人がいるのか。
(11) 2012/ 7/25(水) 09時30分位[クルミに話し掛けた]
記者 グリタが接続メモを更新しました。(07/25 09時30分位)
……神様は友だちが欲しいのかな。
[蝉時雨。茜色揺らして 白い浴衣姿、くるり。
面の意匠はは“おおかみさま”と呼ばれている。]
ボクの友だちは帰って来なかったよ。
歌っても、帰ってこなかったんだ。
神様は、返してくれないの?
(12) 2012/ 7/25(水) 10時00分位[神社]
―立葵の前―
やあ、別嬪さん。笑顔が綺麗だね。
はは。ワタシはこの村の夏の風物詩といった所か。
[礼を述べ、水筒を受け取る。
蓋をとり、一口だけ中身を飲み、相手へ返した。]
くるくる、くらくら。
それ…なんだったか。迷い道の歌だっけ?*
(13) 2012/ 7/25(水) 14時50分位[村の中]
[>>12 歩み寄り、目線の高さまで背をかがめる]
…君は、クルミちゃん、だね。
神さんの考える事は俺も解らん。
[それから面の奥の目を見つめた後]
友達、探しに行くか?
そこまで連れて行く事なら、出来るぞ。
[手を、差し出した]
(14) 2012/ 7/25(水) 15時40分位[クルミに話し掛けた]
先生が持っていて下さい。
お願いします……
[>>10ユウキの手が頭に触れると、目に涙を浮かべて消え入りそうな声で言った。
お守りを押し付けて、逃げるようにその場を離れた]
(15) 2012/ 7/25(水) 17時30分位[結城医院]
―― ひまわり迷路 ――
4人もひとが居なくなるなんて。
[例の手紙をおみくじのように細く折りたたみ、ひまわりの茎に*結びつけた*]
今年も誰かがいなくなるの……?
(16) 2012/ 7/25(水) 17時40分位[ひまわり迷路]
うん。
……おじさん、去年も居たよね。
道 を知ってるの?
[躊躇いがちに問う。
神社の子供は、
言い伝えを半端に聞いているらしかった。
そろりと差し出そうとした手の上をひらひら、蝶が飛ぶ。]
探しに行きたい。
(17) 2012/ 7/25(水) 18時10分位[神社]
― 一年前 ―
[>>1:43手を引かれるままに祭りの輪へと加わり――ふいと誰かの声を聞いた気がしてきょろきょろと脇道へとそれる]
誰か、いるの?
[問いかけに答える声はなく、けれどこの村に来たその時から、どこか遠くから声が聞こえる気がしたことが幾度か――それはアンという少女のものだったか、それとも別の誰かの…?]
気のせい、か・・・。
[祭りの輪へと戻ろうにもふっと意識が遠のくようで――]
あ…。
[一体何が起こったのかわかるわけもなく、加奈が行方不明だとの連絡をうけた家族のもとに残されたのは荷物と、現像に出されていた写真――モノクロの水芙蓉]
(+1) 2012/ 7/25(水) 18時30分位
― いつか ―
[今がどこかも、いつかもわからずまどろみに身を浸すかのようで。
祭囃子が聞こえたならば、意識が浮上することもあるだろうか**]
(+2) 2012/ 7/25(水) 18時40分位[どこか]
……うん。
そんなに言うなら、預かっておくかネェ。
[今にも泣き出しそうな表情>>15をみれば、苦笑混じりに頷いた。
預かるだけで、近いうちにチカノさんに返すつもりでお守りを受け取り。
逃げるように立ち去る姿を見送る]
……一寸、祭りの様子を見てくるよ。
これ、食べといて。
[その後。
冷やし中華を父に押し付けて、盆踊り会場へと向かった**]
(18) 2012/ 7/25(水) 19時50分位[結城医院]
開業医 ユウキが接続メモを更新しました。(07/25 19時50分位)
ふふ。神隠しが風物詩、というよりはいいじゃない。
[綺麗(>>13)といわれれば、またまたお上手、と手をぱたぱたするけれど。さすがにその言葉は、眉尻を下げて、困ったように笑って言った]
向日葵の迷路。
私が有名になってこの歌が流行ったら、未来の素敵な殿方が歌ってくれるのよきっと。
[歌、鼻歌でメロディたどる。歌詞が無ければ題名など到底解らぬほどの音痴は相変わらずだ]
ね、レンさん。
神隠しなんて、本当にあるのかしら。
(19) 2012/ 7/25(水) 21時00分位[川縁・立葵の前]
[閉じていた目をゆっくり開く。
草むらのようなどこかフカフカしたところで寝ていたようだ。]
あれ...?
[確かもうじきこの町に来て2度目の夏祭り。
今抱えてる案件も山場を迎えたから息抜きに行きたい、と楽しみにしていた。
上半身を起こして周りを見ようとする。知らない景色が目に映る。
森だろうか。海の中だろうか。どこか幻想的な雰囲気だった。
さすがに目が覚めるまでいた町]
あ...
[体を完全に起こそうかというところでまた意識は闇に*沈む*]
(+3) 2012/ 7/25(水) 21時00分位[どこか]
[>>17 暫くクルミの顔を見つめていたが、その問いには、ああ、と短く頷いただけで。
差し延べていた手を静かに引く。
そして、屈んでいた背を伸ばし、クルミを見下ろす]
…来年も君に会えたら、その時に、また聞いてみよう。
[そう言って小さく笑むと、静かに体を返し歩き出す。
離れ際、ガラスの縁の奥にある男の目が、微かな赤い光を湛えていたのは、人である者には気づけるはずも無く――**]
(20) 2012/ 7/25(水) 21時30分位[クルミに話し掛けた]
[ちょうしっぱずれの旋律が耳をうつ。]
音楽は儀式。言霊は力。
くるくる唄うと、さて如何なることやら。
[向日葵の迷路へ出掛け、女学生は帰らなかった。]
ふふふ。
では。貴女の未来の素敵な殿方に、立候補しても?
[顔の下半分を覆うマフラーの上から更に封書でもって、口元を隠す。]
[わらいごえ]
(21) 2012/ 7/25(水) 21時40分位[川縁]
神様は、本当にいる
神隠しは、本当にある
と、思う よ。
貴女は、如何?
(22) 2012/ 7/25(水) 21時50分位[川縁]
ねぇお母さん、今年も盆踊り大会ってあるの?
[夏の暑さに項垂れるように、呟く]
だって人が三人も居なくなったし。
[投げ出した足許に、去年と同じく散らばる花粉]
(23) 2012/ 7/25(水) 22時10分位
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