156 じんろうさまのかみかくし村 〜まつりごと〜
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[>>7 視線がぶつかったのは、去年アンと話しているのを見かけた女学生]
……ああいうことは、以前もあったんですか?
[『神隠し』の単語は出さずに*問いかけた*]
(12) 2014/ 7/31(木) 08時00分位[境内]
学生 マシロが接続メモを更新しました。(07/31 19時10分位)
え?
あ、すまない、失礼した。不躾だった…は?
ああいうこと…とは?
…もしや、ア…女学生の失踪のことを聞いているのか?
去年も祭りに来ていたことは知っているが、村の者でもない貴方が何故そんなことを聞く。
何か心当たりでもあるのか?
(13) 2014/ 7/31(木) 19時10分位[屋台の通り→境内]
…生憎、僕が知る限りは去年が初めてだ。
それより前のことも知りたいなら、僕より年嵩の者に聞けばいいだろう。
…でも。
ただ、興味本位で聞きたいだけなら、止めて欲しい。
アンがいなくなったことに、心を痛めている人だって少なくないし─
怖がっている人も、いるだろうから。**
(14) 2014/ 7/31(木) 19時20分位[境内]
学生 マシロが接続メモを更新しました。(07/31 19時20分位)
神隠しに遭っても祭りはやるんだねぇ。
[去年と同じく。けれど少しだけ見栄えの良い衣装を手に、祭り会場へと向かう。
星の砂の効果か。
場末のスナックに偶々訪れた客の伝手から伝手へ。
ごく偶にだが、ラジオから歌声が流れるようになっていた。]
尾上 ザクロ…かぁ。
[与えられた芸名を口にして、照れる。
世話になっているスナックのママには、祭化粧に訪れている化粧師を尋ねてはと勧められ、向かう最中。]
(15) 2014/ 7/31(木) 19時40分位[盆踊りの輪の外]
へぇ、祭りの写真を撮っているなんて、珍しいね。若いのに…。
[無言でシャッターを切る姿を見ては(>>11)感心し。
片隅に腰掛ける、妊婦の大きく張り出した腹部に(>>9)目を細める。
あれから一年。
時が流れるのは早いが。
神隠しに遭ったという噂は、色あせていない。]
(16) 2014/ 7/31(木) 19時50分位[盆踊りの輪の外]
あ、そうですか。
出かけている…いえ、約束していた訳じゃないんで…。
[恥ずかしながらも小さいとはいえ舞台に上がるのならプロの手に任せてみようと訪れた場所で。
肝心の人物は生憎不在だった。
しかし大概の事は自分でまだこなさなければならない駆け出しの身。
化粧くらい自分で何とかしようかと。]
あ、たこ焼き屋――
[視線を巡らせた先。
分け合いながら頬張る子供たちを見て漏らす。
けれど青のりが気になって二の足を踏む*]
(17) 2014/ 7/31(木) 19時50分位[集会場]
こら。喧嘩するなら取り上げるぞ。
[はしゃいでいるのか騒いでいるのか。
他に屋台を訪れる人もいるから、迷惑をかけぬようにと注意をしながら、自分もたこ焼きを口に運びつつ]
ああ、すみません。どうぞ。
[少し距離のあるその人>>17が、まさか青のりを気にしているなどとは思いつきもせずに、屋台の前をあけた]
(18) 2014/ 7/31(木) 21時20分位[たこ焼き屋台の前]
興味本位というか、気になっていましてね……
怯えた様子だったので、ちょっとまじないをかけたんです。
[右手の小指を立てて、マシロの唇の前で紅を引く仕草を見せる。
それから流れるように酒まんじゅうの包みを開いた]
食べませんか?
5個のお値段で6個と言われて、つい買いすぎました。
(19) 2014/ 7/31(木) 21時20分位[境内]
[余程視線が熱かったのか。
たこ焼き屋の前を開けられた(>>18)。]
いえ、これから出番なので…。
[言い訳にはもってこい。
青のりが――とはもちろん言えず。]
(20) 2014/ 7/31(木) 21時30分位[たこ焼き屋の近く]
神様がいらっしゃいましたね。
[神輿を担いだ村人たちの掛け声が徐々に近づいてくる。
そちらの方へは顔を向けず、見やったのはたこ焼き屋の客人たち]
(21) 2014/ 7/31(木) 21時30分位[境内]
ああ。
[青海苔を気にしているのに気づいた、わけではなく。その人が祭りに呼ばれた歌い手だとようやく気づいた顔]
もう、そんな時間……
[青海苔を気にする必要がない男は、いくらか急いで、手を動かす。
声に顔を巡らせれば、化粧師の視線]
本当だ。
……どんなものなのかな、神様って。
[掛け声が大きくなる。
ぽつり、呟いた]
(22) 2014/ 7/31(木) 22時00分位[たこ焼き屋台の前]
[威勢の良い村人達の声が聞こえて来る>>21]
御神輿だわ。
[お腹の子に教えるように言い、モミジは声のする方を見た。
神が乗るとされる輿。
目の前を過ぎるのを大きなお腹を擦りながら見遣る]
あなたが担ぐことになるのは、ずっとずっと先ねぇ。
[気の早いことを呟きながら、頭を過ぎるのは若干の不安。
もしかして神様が輿に乗って連れて行く人を見定めているのでは、なんて言う、作家らしい想像力が働いてしまったのだ]
また起きるのかしら、神隠し……。
[不安げな呟きが零れ落ちる]
(23) 2014/ 7/31(木) 22時10分位[櫓の見える場所]
いらっしゃいませ。
こちらで神様の声を聞いて見てはいかが?
クッキーの中には、ほら、あなたの恋の行方が。
(24) 2014/ 7/31(木) 22時20分位
[魔除けの鳴弦に時間を割いていたから、境内にたどり着いたのはやや遅め]
ああ、神輿、か……。
[響く威勢のいい声>>21に、目を細める。
連れて来た子供たちがわぁっ、と声を上げるのが耳に届いた]
あー、はしゃぐのはいいが、転ぶなよ!
小さい子とは手を離すな!
[そんな注意を飛ばしてから、は、と一つ、息を吐いた]
(25) 2014/ 7/31(木) 22時40分位[境内]
神隠し……か。
神様が『隠した』だけなら、いつか出てきたりもするのかね。
[本当に神が隠したのか、それだったら、いつか帰ってきたりするのだろうか。
ふ、と、ゆらいだ気がする、影に。
微かに苦笑しながら、小さく呟いた]
(26) 2014/ 7/31(木) 22時50分位[境内]
まじない?
…あの化粧が、そうだと?
一体どういう───え。
や、酒饅頭は好き、だけど。
(27) 2014/ 7/31(木) 22時50分位[境内]
[軽く、首を横に振る。直後に聞こえたのは、今さっき口にした単語、『神隠し』。>>23]
……起こらないでくれれば、いいんですけどね。
[ぽつり、と呟いたのは、本音]
あんまり続くと、祭り自体が中止になるかもしれませんし。
(28) 2014/ 7/31(木) 22時50分位[境内]
あ…もうこんな時間なのか。
…あれ、ダンケ兄さんに─あの人は誰だろう?
……所で化粧師さん。
神様の方は見ないのかい?**
(29) 2014/ 7/31(木) 22時50分位[境内]
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